この画像は今回の「九星気学 入門セミナー」の資料ではなく、その前の2017年9月3日(日)に行った「十干十二支氣学 ダイジェストセミナー」の時に使用したセミナー資料からの抜粋です。まずは前提条件としてここが出発点でしたので、その資料を皆さまにもご覧いただいた上でこのセミナーの内容を振り返っていきたいと思いました。
こんにちは、笹木です。
最近はとても春らしい陽気となってきて、風がまだ強い時もありますが、それでも桜の開花発表で一気に春が感じられますね。
さて、この3月は前半からかかりっきりだった「九星気学 入門セミナー」もようやく終わりました。
これにかかりっきりだったのと、その前後に入っていた鑑定もあり、メールでご連絡を頂いた方には返信が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした・・・。
本当はなるべく早くこのセミナーがどんな内容だったのかについてブログでアップしたかったのですが、そのようにたまっていたことがあって、お伝えするのが本日まで遅れてしまったということでした。。。
疲れもようやく回復してきつつありましたので改めて振り返って見たのですが、今回は資料作成が最もきつかったセミナーでした。
最初はあっさりとした簡単なものにしよう、と思っていたのですがそれだけだと表面上の狭い九星気学の知識だけは追いかけられても、その奥にあるものも込められていないと九星気学だけでは人生は変わりませんので、そこに干支のことまで含めたかなりのボリュームのものを追加しようと思い、自分でも資料作成がものすごく大変になりましたし、受講される方もついてくるのが大変だったかもしれないのですが、しかし何とか無事に終了致しました。
そのことについては私の感想に加えて、あとの方では受講してくださった方のアンケートなども載せていますので、その出し手と受け手の感想を見ることで、よりいっそうこのセミナーの雰囲気も感じ取れるのではないかと思いました。
そのように、このセミナーの内容については練りに練った上で、そして考えるほどにどんどん盛り込みたい内容が増えてきて、作成する内容も増えてあたかも自分で自分の首を絞めるかのごときものだったのですが、しかしタイムリミット ギリギリまで資料を作成しつつ、何とか無事にセミナー当日を迎えることが出来ました。
セミナーには、昨年の2018年秋に行った「鑑定師養成講座=中級編修了者」の方も2名参加していただき、非常に引き締まった会となりました。
今回はせっかくですので最終版のセミナー内容をかいつまんで少しだけお伝えしたいと思いますが、当日に関しては作った資料のボリュームが多すぎて、説明できたのも7~8割くらいだった感じでした。
残りはもったいないので、4月からの基礎編や6月からの初級編、9月からの中級編などで本来のテキストに加えて少しずつ活用していこうと思いますし、それに先駆けてお伝えできるところについてはこのブログでも触れたいと思います。
あと、このセミナーで、余裕があればお伝えしようと思っていたのですが時間がなくて触れられなかった「気学による卜占」についてはせっかくですから、このブログでその内容を伝えたいと思います。資料だけは用意していましたので。。。
「気学による卜占」とは、昨年末に中級編の講座の当日に東京に台風がやってくるかもしれないことが予想された日があり、そのことに気づいた中級編参加者の方からご指摘を頂いた上で(その方も修了者)、講座を開催するか延期するかを前もって受講生の皆さまとセミナー会場の運営会社に連絡しなければ、という二者択一の難しい判断を迫られたときがありました。
その時に「気学による卜占」で占断した結果、当日の開催は避けて延期したほうが良いと出てすぐに関係各所に連絡をした結果、その通り台風が東京を直撃してJRも20時以降に運行中止となったので、やっぱり延期して良かった、その気学による卜占の結果は正しかったのだ、という風に気学による占断に感謝をしたことがありました。そのことについては昨年の9月のブログに書いてありますので、興味がある方はご覧ください。
今回も同様に、目の前の二者択一の選択に悩むことがあったのでこの「気学による卜占」を活用した結果、その通りにして本当に良かった・・・、と感じたことがありましたので、これもセミナー当日には触れられないことだったのですがせっかくですので、このブログの最後の方で披露しようと思います。
そのように九星気学をいろいろな観点から知るための情報を深い部分まで作成したのですが、これを全部説明しきるにはもしかして6時間くらい必要だったかもしれません。。。
今回の4時間のセミナー時間では、途中から「アレっ!全然時間が足りずにまずいかも・・・」と感じたので、それからはいろいろとセミナーの進行と内容との兼ね合いを頭の中ではフル回転で計算しつつ、少なくとも話すことには事欠かずに常にしゃべりっぱなしの早口でしゃべってはいたのですが、結局全部は伝えられなかった、ということでした。。。
それでもポイントはお伝えできましたので、あとは講座後のメールでも最後の補足はさせていただきましたので、大体の皆さまにはそれが伝わって喜びのご連絡を頂いておりました。
今回制作した資料は、テキスト本体はA4で30ページで、付属資料は10ページという終わってみれば相当なものとなっていました。
なので大変だったわけですが、だからこそ今後に関してのより良い方向性もまた見えてきました。
今後はセミナーの時間内で説明できるだけのボリュームに絞り込み、急がず粛々と、また淡々と進めていくという視点も必要だなぁということでした。本来は私も目標が見えたら一直線、それこそ将棋の駒の香車のようにだったりイノシシのようにまっしぐらに進みたい、本来は相当に気の短い激しいタイプではあるのですが、さすがに今回は欲張りすぎた感もありました・・・。
しかしそれも、大変だったのですがテキストにはなるべく書くようにしていたので、あとは帰ってから読んでいただければ大丈夫にはしていました。
で、そのセミナーの内容は、まず自分にとって必要な「干支での木・火・土・金・水の五行の気」の中から最も必要な気を選別したうえで、吉方位では「十干・十二支・九星」を合わせてその気を採りに行ったり、他には日常生活でできる行動や、ラッキーカラー、食べ物などありとあらゆる次元でいま自分の求めている気を採って、魂のバランスを取ることで運命のバランスも取っていけるということをお伝えしました。
今回は説明したいことをテキストの中だけにすべて盛り込もうとは思わず、ネット上のページで良いものがあればそれは全然活用しても良いのではないか?という前提のもとにネット上での参照すべきページも記載していました。具体的には、
このページを観ながら、世の中のありとあらゆるものは、東洋の占術はどんな流派もここは共通しているのですが、「陰陽五行の思想」によって世界は木・火・土・金・水の五つの気で出来ているという風に分類されるので、開運するための気は区別しないでランダムに採るのではなく、その中でも自分にとって必要な気のみを厳選して採り入れ、逆に増やしてはいけない気はそれ以上増やさずに、出来れば減らしていくのが良いということもお伝えしました。
なぜなら長所と短所は表裏一体、いま多すぎる気は個性ではあるのですが、それ以上そこだけに頼り過ぎるくらいに頼ろうとするとバランスを崩してよくない方に向かう可能性もあるので(一般的な97%の場合に関しては)、減らすか最低限水平飛行でキープするようにしつつ、足りないところを伸ばして今多いところは引き締めていくという方向で「全体のバランスを取る」という前提のもとにいま自分が必要な気を考えたり、それを吉方位として採るには?ということを、本物の占術として活用する場合には考えていかなければならないということでした。
その自分にとって一番必要な気を出すということ、つまり「五行喜忌(ごぎょうきき)」を選別する、ということが実はこれまでは最も難しいとされてきた深い内容のものなので、その方法の数だけ流派の数も膨大になっているのです。
しかしそれが難しくて出来ない人はどうして来たかと言うと簡易的に、みんな世の中一律に「寅の日に財布を使い始めた方が良い」とか「一粒万倍日」はいい日なので宝くじを買った方が良い、とか「恵方が吉方位」と言ってその方位を向いて恵方巻を食べると開運が約束される、とか「みんな一緒」の開運日を作ってそれを崇め奉ってきたのだがそれは迷信なのですよ、ということでした。
なぜならみんな生年月日が違ったり、名前や生まれた後に採って来た方位も違うので、厳密に言えばもし生年月日が一緒だった人でもその後の運命は変わってくるから、そうなれば当然、必要な気もみんなそれぞれ違ってくるからです。
なのでみんな一人一人、厳密に深いところまで観た上でそれぞれに合った開運法を絞り込んで選んでいかなければならない、少なくともその木・火・土・金・水の五行の気に関しては、ということでした。さらに言えばそれぞれの十干・十二支レベルにまで絞り込んでみていけばさらに多様な開運法として活かせますが。
ただしその各人それぞれに必要な五行の気を出すという作業こそが最も難しいとされてきましたが、このセミナーの説明の中で五行喜忌を出すために四柱推命から九星気学を全部網羅して時間内に説明して自分で出してもらうということは100%不可能なので、あらかじめ私の方で調べておきました。
それはどんな風にかと言いますと、セミナーの参加者の方には申し込み時に生年月日も送って頂いていたので私の方でべておいて、今この時期に最も必要な開運のための気は何か?ということで必要な気を出した上で、それをセミナー資料を綴じるクリアファイルのカバーの色を各人みなそれぞれ必要な気に合った色にしてお渡ししたということでした。
それは例えば、木気が必要な方はブルーのフォルダ。火気が必要な方はピンク。金気が必要な方はクリア(透明)、という風にです。
中には男性の方から、「自分は男なのになぜピンクなんですか・・・?」と聞かれたのですが、それを説明したら「あー、なるほど!」と納得していただけました。
そして吉方位に関しては、今月号のブログの冒頭の画像のように、自分の求めている木・火・土・金・水のいずれかの五行の気が「十干・十二支・九星」の各次元で全部満ちている吉方位に行くと、魂のバランスが取れることによって開運の働きが得られるということでした。
さらにウィキペディアの「五行思想」のページにもありますように、「木・火・土・金・水」の五行の気は、十干、十二支、九星の各次元の気にわたってそれぞれありますので、実はあのページには大いなるヒントも隠されているのです。
たとえば木気は十干では「甲・乙」、十二支では「寅・卯・辰」(辰が木気に含まれるかどうかはケースバイケースですが「五行思想」の中にはそう分類されていましたので、ここではそれに合わせる意味でとりあえず木気の十二支のグループに入れておきます)、九星では「三碧木星・四緑木星」となりますので、もし木気が五行の中で開運の気と出た場合は、吉方位は別にしても日常生活でできる行動に関しては象意として活用できるのです。
食べ物なら「五味」のところを観ていただければわかるように「酸」となっていますので、「味覚でいえば酸っぱい物」を象徴するお酢を使ったもの、酢飯や、あとは野菜、果物、梅干し等が含まれることになります。
ラッキーカラーもそうで、「五色」のところを観ていただければ書いてあります。
ですのでもっと木気を多く増やす行動を知りたい方の場合には、九星とは具体的な目の前の現実面の気の次元ですので、「三碧木星と四緑木星」に関することが木気を象徴していますから、ネットで「三碧木星」や「四緑木星」という言葉で検索すると色々出てきますので、あとはそれを実行していけば良いということになります。
金気であれば、「九星の次元の行動面に関しては」六白金星と七赤金星ということになります。
しかしそもそもの五行喜忌の判別の仕方は、今世の中で言われている「本命星=生まれた年の九星」が例えば九紫火星だから「三碧木星」や「四緑木星」が良いのか?ということにはなりませんので、吉方位は判断できませんのでご注意ください。
それを判別するには四柱推命で、生まれた年月日と時間まで、そしてそれらの十干と十二支まで観てまずは「総合的に」観ないと正確な五行喜忌(ごぎょうきき)は出せません。
それを十干・十二支の各次元、さらには年・月・日・時間のすべての観点で出せたならば、これを気の次元が下りてきた九星の象意に関しては活用できるのです。
なぜなら中身は干支で、それがあってこその表面の形である九星だからで、それが正しい九星の活用の仕方なのです。
今世の中に出回っているネット上や一般の書店で観られる九星気学の知識では、生まれた年の相生・相剋だけ見てそこから吉方位や良い気を導き出そうしていますがそれでは圧倒的に情報が不足しているので間違うのです。
が、中身の干支で必要な気を導き出したならば、それが九星の次元に降りた場合の象意として観るのであれば非常に細やかに活用できるのです。
つまり九星気学も全く間違っていたらこれまで世の中には、いくら浅くて表面的とはいえここまで広まらなかったと思うのです。
ここまで広まったのは一つには分かりやすさ、もう一つは100%ではなくても偶然中身の干支が合っていた場合に関しては、確かに絵にかいたように大きな吉方位効果が確かに出てきたので、それでここまで広まったのではないかというのが今の私の考えです。
なので中身の干支さえ正しく見極めれば、九星気学はものすごく大きな効果を引き出せて、しかもより精度が高い形で活用できるのです。それがこの十干十二支氣学ということです。
あともう一つ大事な点があります。
今ある気が来ている場合は、全体のバランスを取る観点からすれば、基本的にはそれと同じ気を採ってはいけないのです。今年は亥年だから亥に関するものが良い、とか八白土星の年だから八白土星に関する行動を取れば良い、ということではないということです。
廻りくる気がそれぞれ各人に与える影響というのは、千差万別ということは先ほどもお話ししました。
人は皆持っている気が千差万別、様々なのでこの己亥 八白土星中宮年が良い働きになる人もいれば、逆によくない働きになる人もいるのです。
ですのでそれはもともと各人が持っている様々な気を分析しておき、この己亥 八白土星中宮年の気がどういった影響を与えるのか?まで全体のバランスを観て正確に分析してそのあと、それらも含めた合計のバランス上の中で、ワンポイント運命の薬のように必要な気は何か?を導き出してこそ、開運のための行動や吉方位として活かせるのです。
それを知るために、今回のセミナーではいろいろと内容を頭を悩ませて練り込んだ上で、最終的な目次を作成しました。
セミナーの中でこれら全部を説明しきることはできませんでしたし、だからと言ってその内容すべてをこのブログでお伝えすることもできませんが、少なくともこの目次を観るだけでもある程度の内容は伝わるのではないかと思いますので、参考までに記載しておきます。
3月16日(土)開催 「九星気学 入門セミナー」 最終版 目次
1 これからのあなたにとっての幸せって何ですか?
2 幸せを呼び込むために使える十干十二支氣学
3 幸せを呼び込むために大事なのは焦らないこと!むしろ現状の分析からじっくり始めるのが実は最短距離
4 運勢と方位採りの影響、どちらが大きい?
5 気学の原典 易(えき)経(きょう)での方位についての解釈(易経 説卦伝より)
6 九星気学の原典である易経の八卦からさかのぼっての「一白水星~九紫火星」の意味
7 吉方位効果の概要(西の具体例)
8 いま世の中に出回っているのは「間違いだらけの九星気学」
9 大きく開運を呼び込むための理想的な一日。2時間単位、日盤吉方位採り、仮吉方位採りはやらない方が良い理由
10 四柱推命と九星気学の鑑定法についてのちがいを例題で観てみる(ヤフー知恵袋より)
11 天赦日、一粒万倍日、寅の日、巳の日の効果は?
12 酉の日、恵方、大安、不成就日、三隣亡の影響は?
13 具体的占術の説明 九星気学 運勢編
14 具体的占術の説明 九星気学 相性編
15 具体的占術の説明 九星気学 方位編
16 方位のエリア分けは、30度/60度と、45度/45度 どちらが正しいのか? そのどちらでもないという笹木理論による新解釈
17 具体的な開運法の数々 恋愛・結婚編
18 実践鑑定実例:大谷翔平投手のアメリカへ渡った後に起きた出来事を四柱推命と九星気学で分析し、その運勢と方位についての占術的説明
19 四柱推命の鑑定の仕方のまとめ
20 カルロス・ゴーンと、ペ・ヨンジュン(ヨン様)の命式を通して実際の鑑定法を観る
21 過去の引っ越しで凶方位を犯した人たち、これから犯しそうな人たちの分析
<結論>このセミナーのまとめとして
です。
内容について触れるのは私からはここまでにしておき、あとはセミナーに参加していただいた方からのアンケートをいくつか載せることで、その雰囲気がどんなものだったかを感じ取って頂けたらと思います。
参加した方からのアンケートの一部
<受講生 男性>
久しぶりに セミナーに参加できたことに感謝します。
時間内に全部の講義を聴けなくて残念でしたが 帰宅してから渾身のテキストを読み返したいと思います。
一粒万倍日、寅の日など講座でも習いましたが、物事をはじめたり金運UPが万人に当てはまらないのは今は分かりますが、初めて知った頃は 意識していました。
最近の時事ネタのなぜそうなったのかを四柱推命・方位の観点から検証でき、改めて運勢通りなんだなと確認できました。
また日程が合えばセミナーに参加したいと思います。他流派のやり方についての考察も聞けて良かったです。
<受講生 女性>
「十干十二支気学」九星気学 入門セミナーお疲れ様でした。4時間あっという間でした。
特に天赦日、一粒万倍日、寅の日、巳の日の効果、詳しい説明ありがとうございます。
吉方位で買った財布、寅の日に使い始めます。(笹木注:この方は木気が喜神だったため、寅の日はたまたま開運に当てはまったため)
破れ、暗剣殺、五黄、詳しく出し方の説明、西への方位効果など、他にも興味あることばかり。
復習になることもあり、盛りだくさんの有難い時間でした。
改めて身に付くよう繰り返し勉強して、覚えようと思いました。
<ヴィジター 女性>
先日はセミナーに参加できて、本当によかったです。ありがとうございました!
以前より、せっかく頂いていた鑑定書をもっと深く理解したいと思っておりましたので、まさにぴったりでした。
セミナーを受けたあとの鑑定書は、更なる輝きを放っておりました。
当日のセミナーのファイルは、私は金気が必要だから白なんだなぁと、笹木さんの細やかなお気遣いに感心しておりました。また、受講されている皆様の気構えの高さと理解のすごさに、私は何にも知らなくて恥ずかしかったです。
セミナーを受けて奥の深さを知りましたが、もう少し学びたいと思うようになりました。
改めて、笹木さんの本を読んでみるつもりです。
笹木さんの盛りだくさんのお話を通して、お客様に対してもやりすぎぐらいがちょうどよく、満足してもらえるものなのだと改めて感じました。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
<受講生 女性>
いつもお世話になっています。
お心遣いありがとうございます。そして土曜はありがとうございました。
懇親会があまりに濃かったので、なんだかセミナーの内容が少し頭から飛んでいったかもしれません(笑)
今回は中級編修了者の方とお話でき、連絡先を交換できたことが嬉しかったです。
人前での話をするということ。誤解されないような言い方。個人情報のやりとり。様々な理解度の方への分かりやすい話し方。。。などなど様々な事が勉強になりました。
皆さん笹木先生が大好きで尊敬されて、絶大な信頼と人気に改めて講座を受講でき笹木先生に出会えた事に感謝しました。また近況やなにかありましたら連絡させて下さい。
今回セミナーと懇親会に参加できてとてもいい刺激を頂けました。まだまだ至らない私ですが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
<ヴィジター 女性>
笹木先生
16日は大変有意義で貴重な時間を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。
当日は体調が万全でなく、集中力が続かなかったところもあったのですが、暦から五黄殺や暗剣殺、日破などの出しかたを知ることができたので、今まではネットで確認していたのですがネットが繋がらない状況のときでもこれからは確認することができるので大変有り難く、また安心致しました。
これからも引き続き、少しずつ前進していきたいと思います。
今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
ということでした。
では最後に「気学による卜占」について、これもセミナーの中では説明しきれなかったのですが、面白い占断結果が出ましたので皆さまと共有して「気学による卜占」の内容がどんなものかを知って頂きたいと思います。
今回のセミナーでは色々と悩むことがありましたが、それはテキストに盛り込む内容をどれくらいにしようか?ということだっだのですが、もう一つは「懇親会の時間について」でした。
「最初は」懇親会は18時~21時まで、という風にしたいと考えていました。それはせっかくこうして日本各地から皆さまが集まってくださるので、なるべく長い時間お話しできるように「呑み放題 3時間」のコースをやっているところで懇親会を開催したかったのです。
昨年の講座の後の懇親会では、その「呑み放題 3時間」のコースをやっているお店は水道橋で、数は少ないのですがあったので今回もそのつもりでいたのです。
しかし今回前にやっていたお店や、ほかのところも懇親会の前に調べてみたら、去年は「呑み放題 3時間」で5,000円だったのが、今年は「呑み放題 2時間」で5,000円、という風になっており、前にやっていたそのお店も、ほかのところで前にやっていたお店でも3時間飲み放題のコースはなくなっており、2時間で5,000円しかなくなっていました。。。もしかして3時間飲んで騒いでいるようなお客が多すぎると、店の方でもコストパフォーマンスが合わない、と感じたのかもしれません・・・。
もっと探せばあったかもしれないのですが、私も量にこだわると同時に質にもこだわりたかったので、選択肢としては昨年探した良いお店のどこかに行くしかなかったのです・・・。
それでも「3時間呑み放題」のコースはないかなぁ・・・。と思ってそのお店のコースを見て行ったら下の方に「3時間呑み放題 8,500円」というコースがありました!
「あ、あった!」
「でも5,000円ではなくて8,500円というのはえらい高いなぁ・・・」
「1時間延長になるだけで、金額としては1.7倍になるのかぁ・・・」
「コストパフォーマンスからすればえらく落ちるぁ・・・」
「しかしやはり高くても3時間にして、もっと皆さんと長い時間話したい。よし、ここは差額の3,500円分×今回の懇親会 参加者分の8名分、それを自分で自腹を切ってでも3時間のコースにしようか。。。」
「でも地方からお越しいただいている方や、ご家庭の主婦の方は3時間の場合は途中で失礼させて頂くかもしれません、と申し込み時の備考欄にあったし、3時間のコースにしてメインディッシュが出てくる時間が遅くなると、途中で帰られる方は肝心なところが食べられなくなるしデザートも食べられない。それは非常に申し訳ないしなぁ・・・」
ということで、いろいろと考えていくほどに、「2時間呑み放題 5,000円」のコースと、「3時間呑み放題 8,500円」のコースの、それぞれの一長一短が出てきて、金額が増えることに関してはこちらが負担しようと考えていたのですが、それ以外の皆さまのご事情まで考えると一概に時間を延ばした方が良いとも言えず、考えれば考えるほどどちらにしようかということを迷ってしまいまるで思考の迷路の中をさまようがごとき堂々巡りの様相になってきました・・・。
ではその時にどうしようと思ったかと言いますと、「よし、ここは昨年の講座当日に台風が来た時に、開催か延期か、それぞれ一長一短があった中で気学による卜占を活用してはっきりとした結果が出て、その通りにしたらうまくいったので今回もこの方法で調べてみよう」ということが脳裏にピカっ!と閃いたのでした。
・・・人様からすれば、迷うほどのことではないかもしれませんが、私に関してはこれはものすごく重要な、迷いに迷うようなものだったのです。。。なぜならセミナーでも懇親会でも、出来るだけ満足していただきたい。100を求めてこられる方には130とか140のものを受け取って頂きたい、というのがいつも考えていることでしたので。。。
そう思ってここまでも鑑定や講座やセミナーに関してやってきた中で、おかげさまで皆さまから反響と評価もいただいて今の自分がありますので、今回のこの懇親会の時間をどうするかということについても、ギリギリまで突き詰めた上での最善の方法を採りたいと思い、少なくとも妥協だけはしたくなかったのです。
で、ここからが占術の話になってくるのですが、この件が迷いに迷って堂々巡りになった後、すぐにこの「気学による卜占」で鑑定してみました。
その結果が下の図になります。前回に引き続いて多少守秘義務で守る箇所がありますのでそこは隠しつつ、結論のみ簡潔に記載しておきます。
・・・という結論でした。いかがだったでしょうか?この内容は、中級編の修了者の方はその占断の仕方まで分かると思うのですが、笑ってしまうくらいに、そして今回もまた怖いくらいにどんぴしゃりの内容となりました。
そしてその結果を観て、私はぐうの音も出ない形ですぐに「2時間呑み放題 5,000円のコース」で申し込んだ次第です。。。
当日懇親会が終わった後を振り返って見ましても、皆さま歩調を合わせて2時間という時間をちょうど良いものとして楽しんでいただいたと感じました。
もし3時間のコースでしたら途中で帰る方もいたらその方には申し訳ないこととなっていたでしょうし、残った人たちもただいたずらに冗長な時間を過ごしていたことでしょう。まさに楽しい時間が、ちょうどピッタリの長さだったということでした。
ということで、今回もまた「気学による卜占」に助けられたと感じておりました。本当に気学というのは奥が深いなぁ、という感謝と共に。。。
皆さまからすればどうってことはない、迷うことではないと感じる人もいるかもしれませんが、みな生きていれば人それぞれ迷うポイントは違うものです。
そうした時にこの気学を卜占に使って占断するということを知っていますと、目の前の二者択一、右に行くか左に行くかといったときにはものすごく役に立つのです。
そういったことも本当は時間があれば最後に笑い話的に触れて気学の奥深さをお伝えしたかったのですが、やり方まではセミナーで教えるには深すぎるのでそれは講座でのみお伝えしていましたが、少なくとも気学ではこういったこともできるくらいに運勢鑑定から相性鑑定、日常的な簡易な方位鑑定であれば九星気学でも出来るのだということについての「説明」はできたと思います。
本当に深い部分を学びとして受け取ったうえで活用していくにはそれ相応の時間は必要なのですが、少なくとも今回のセミナーでは最低限の役割は果たすことが出来たと感じております。
ということで、今回は九星気学で出来るいろいろなことに関してお伝えすることが出来るセミナーになりました。
そこから奥には十干十二支があり、これらを総合的に絡めて活用していくことにより十干十二支氣学の全体像となり、そうなるとものすごく深くて広く、融通無碍な活用ができるということも。
この4月から11月までの約7か月間は今度は<講座>を通じて、この十干十二支氣学を深く学びたい方に関しては充分に惜しみなくその内容を伝えていける期間にしていきます。
私も鑑定のシーズンは一区切りの感がありホッとしていますが、これからはまた別な意味での気の置けない、もしかしてさらに油断できない緊迫した期間となるかもしれませんから、引き続き全力でこの「十干十二支氣学」を通して皆さまのお役に立つよう頑張っていきたいと考えています。
4月からは新しい年度を迎えたり、新しい環境、体制が始まり忙しいシーズンに入る方もいらっしゃるかもしれません。