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『運命の調律法 活用編』

人生に大きく開運と幸せをもたらす「運命の調律法」の正体とは?

「運命の調律法」~それは持って生まれた「宿命」を最高の「運命」へと持っていくための、「エル・ドラード – 黄金郷」を指し示す方位磁針とも言えます。

以下にまず、これを実践した方々からの、嬉しいご報告の一例を述べていきますと・・・

・自分に合う人と出会い、結婚ができた。
・向いている仕事や、生き方のスタイルが見つかった。
・好きな人が出来た。
・パートナーとの仲が良くなった。
・これから先の運勢が分かって、人生全体を見る目が出来たので生きることに不安が無くなった。
・ずっと売れなかった不動産の物件が売れた。
・新規の仕事が決まった。
・子宝に恵まれた。
・売り上げが大幅に上がった。
・それまで厳しかった事業が、顧客の広がりによって安定した。
・職場環境で、嫌だった人が自分から辞めていった。

などなど、です。

これらのことを呼び込んだのには、深い理由があります。

運命の調律法を実践すると、とにかく生きやすくなる

その根本的な理由は、人は生きていくうちに色々な活動をしていますが「運命の調律法」を知るほどに、最も自分に合った生き方が分かるので「やった努力が、格段に実りやすくなる」からです。

そして心の余裕も出来たところに、ますます引き寄せの波長が合って良いことが起きてきたり、この流れに沿っていくほどに生きやすさや安らぎも感じてきます。

自分や他人の性格、いつ追い風や向かい風が吹くかの運勢、そこからの変化のタイミングも「分かる」ので、最も輝く生き方も「観えて」きます。上記の方々に起きてきた良いことはいずれもそのきっかけ、ホンの入り口に過ぎません。

知ることがすべての出発点

私たちが人生を充実させて生きていくためには、古来から伝わっている深い叡智を活用していかない手はありません。

その私たちが本来持っている資質を最高に引き出して生きるための道しるべは、古来から伝わる「干支と九星」の中に秘め隠されています。

これを活用すると、目に見える現実面での幸せはもちろん、どうすればそれを引き寄せられるようになったり、よくないことも避けられるのかという人生の法則が分かるので、生きること自体に深い魂の喜びが感じられるようになるのです。

用神=運命の調律ポイント、を人生で活用していくことが幸せのカギ

上記の方たちになぜそういった開運が訪れて来たかというと、四柱推命で言うところの「用神(ようじん)」吉方位で活用したからです。

用神とはひとことで言うと「その人が幸せになるための星」のことで、これは「みな自分の持つ星廻りごと」に違うものです。

元々生まれながらに用神を持っている人はおおむね幸運な人生を歩んだり、運勢で用神の星が廻ってくると人生上で良いことや楽しいこと、幸せなことが起こり人生が開運する方に向かうと言われています。

その用神を多く持っているか、少なくしか持っていないか、まったく持っていないかで、昔の四柱推命ではその人の因縁が軽い、重いなどという見方もしていましたが、これについては疑問の方が大きいです。

最も大きな開運法である吉方位採りやそのほかの開運法をしっかり実践していくことで人生は変えていけますので、生まれ持った時点の星がどうだから、ということで悲観することは全くありません。

さらに言えば、人生では「素質」よりも、むしろどんな「運勢の風向き」が巡ってくるかの方が大きいのですから。それを味方につける方位的な動き方の方が重要とも言えます。

十干十二支氣学では、その用神を運命の調律ポイントと言って、吉方位でダイレクトに活用する方法をお伝えしています。

用神を活用して魂のバランスを整え、そこから人生のバランスも整えて開運と幸せを引き寄せる

さらにこれを四柱推命で専門用語的に見ていきますと、「用神」とは、偏った命式のバランスを整えて、自分の持って生まれた五行エネルギーを均衡が取れた状態に戻し、日主(にっしゅ=日干=自分自身の本質の心そのもの)が本来の役割を発揮できるように整えてくれる「十干(じっかん)」のことを指します。

そして魂の五行エネルギーバランスが整うと、私たちの身の周りにも幸せなことがやってきたり、継続して維持することが出来るようになります。魂のバランスが崩れた時、身の周りにもよくないことが起きてくると運命学では観ますし、実際にもほぼそうなっていることが多いです。

魂の五行エネルギーバランスを崩す忌神(いむがみ:よくない働きをする気)の無意識の働きや傾向性に気を付けて、自制を促しながら用神を知って用いることが出来れば、その方向性に努力していくことによって、未来永劫にまで考え方や行動に変化を生じさせることが出来ます。

そうして自ら招きよせやすい運命の落とし穴は回避し、世の中にも喜ばれることをしながら自分自身も喜びを感じていくように人生を変えていくことが、運命改善の本質です。

用神とは、けっして五行のバランスを「ただまんべんなく」取ることだけが働きなのではありません。その本質は、置かれた条件(命式や運勢)それぞれの中で、一定の法則に基づいて日主が最適な働きをするように「美しい形」に調整する道や意義を、その人の意識の根底に教えてくれることにこそあります。

なのでこの運命の調律法を知り、どのような道を歩んでいくのが良いのかを知ることには、今生(こんじょう)だけではなく、これからの輪廻(りんね)の旅路(たびじ)、御魂(みたま)の旅路(たびじ)を今後ずっと変えていくほどの、とてつもなく大きな価値があるのです。

つまり用神とは、もともと持つ魂の忌神(いむがみ)としての偏りや毒性・癖・歪みを中和し、あく抜きしたうえで開運の気を大きく呼び込んでくれる機能ですので、まさに四柱推命ではそれを「神」とでも呼ぶべき最も貴いもの、という意味でこのように名付けられています。

用神を出せない、あるいは扱わない四柱推命はそもそもが初歩的な流派とも言えます。こうした目に見えない占いの世界は様々な流派が多数ありますので、まさに玉石混交の状態とも言えます。

ですので九星気学でも四柱推命でもそうですが、もし新たに学ぶ際には、少なくともしっかりとした中身を伝えているところで学ぶ方が、今後の時間を有効に活かせるでしょう。

その用神を、十干十二支氣学では「運命の調律ポイント」と言って、個人のエネルギーをはるかに超えた大自然のエネルギーとして採り入れるために、良いタイミングで、各方位に廻った「十干・十二支・九星」と共に、「吉方位で」採る時に以下のような方徳効果が、極めて大きく現れてくると観ます。

55種の運命の調律法

全ての人の星廻りを、【55種】=「11種」の運命の調律法×日主の「五」行(木・火・土・金・水)に当てはめ、そこから人生を大きく開運させるカギを探し出していきます。

以下には運命改善のレシピそのものとも言える「55種の運命の調律法」を開示していきます。

55種の内訳は、身旺3種+身弱8種=計11種 ×日主五行(木・火・土・金・水)となっています。さらにそれぞれの中にある細かい内訳まで観れば110種類となりますが、分かりづらくなるのでここでは55種類で分けています。

本来、四柱推命で分類できる星廻りは561,600通りです。これは占術の中でも最も細かく観られる分け方でもありますので、四柱推命は「東洋の占いの王様」と言われています。

しかし確かに細かく分類できるほど精密な鑑定が出来るのですが、それに応じて鑑定もまた難しくなってくるので、これをうまくまとめれば数百パターンに出来ますが、十干十二支氣学では55種類の型にまとめました。

まず基本の【身旺3種+身弱8種=計11種の運命の調律法】

たとえば「身弱8パターン ②財星突出型」で日主金気の方の場合、下の運命の調律法のパターンを見ると、上段の「印星+比劫」、中段の「比劫+食傷」、下段の「官星+印星+比劫」のいずれかの調律法となっています。

このうちどれを選ぶかは、ご自分の日主(日干)が何か、生き方はどうか?(自営業か勤めているか、など)、そして他の十干との関係性(書籍:十干十二支気学のP171 十干対十干の相性)も参照しながら自分に最も合った方法で足りない部分を補っていくと、開運をもたらす生き方が出来ると観ます。

五箇所の通変(つうへん)の意味

3つある生き方のうち中段が合っている方は、「金・水」が運命の調律ポイントに当てはまるので、金気と水気が採るべき気となり、五行の気で言えば、金気と水気、色で言えば白と黒。九星で言えば、六白金星と七赤金星、一白水星が採るべき星、ということになります。

そして、もう自分が星廻りとして持っている部分があれば差し引いて、足りないところのみを採ります。例えば上記の方で水気の食傷の要素が足りているとすれば、金気の比劫の要素のみが必要なので上記の五行配当表で見ると、色で言えば「白」(その他には・金・銀・メタリックも含む)。味覚で言えば「辛」いものや秋野菜なので麻婆豆腐やカレー、ニンニク、生姜、キノコなど。九星で言えば六白金星と七赤金星の要素を集中的に採るのが良いということです。

こういった象意の面でのみ(生まれた年の九星=本命星ということで性格や吉方位や相性を見るのではなく)九星を活用するのは間違っておらず、むしろ開運のために非常に役に立ちます。

つまり今までの九星気学は、半分が迷信、半分は真実が含まれていたということです。本命星で性格や吉方位や相性を判別してしまいますと、時にはとんでもない凶方位に行ってしまったり的外れの鑑定になってしまうこともあります。

ですからこれまで九星気学で鑑定をしていたところでは、鑑定を止めてしまう流派や鑑定師も出て来ていたのですが、この「基本的には」とても素晴らしい叡智である「九星気学」の弊害のみを除外して真実は活かしていく、ということを伝えていくのが私の人生をかけたライフワーク、テーマとも思って現在も鑑定活動をしています。

繰り返しますと、九星の選び方も決して、生まれた年の九星=本命星がどうだからその九星の相生の関係で自分に良い九星を決める、というわけではありません。

上記のように干支の気の次元からさかのぼって見ていって、年だけではなく、「年・月・日・時間」まで観て全体のバランスを見極めた上で、そこで足りない「干支の五行の気」を「九星の次元」で採っていくということです。

加えて、必要な気は増やすと同時に、他のいま最も多い箇所の気はこれ以上増やさないようにして行くというのもポイントです。

五つの通変の気は、時計回り・右回りに廻っていく

その運命の調律法で、五箇所の通変(つうへん:五角形それぞれの位置)のうち増やすべき、いま足りない箇所が分かったら、次に日主(にっしゅ:生まれた日の天干)が木気か火気かなどで、一番上のところから順に五行を当てはめていきます。

「日主が庚か辛の金気」の場合は、一番上から順に「金・水・木・火・土」という位置に当てはめていくと、自分にとっての運命の調律ポイントの五行の気は何か?と逆に増やしてはいけない気も分かります。

通変星レベルで見た、日主(にっしゅ=日干)5タイプの木火土金水の気の流れを、11種の運命の調律法に掛ける

各分野における、五行配当表

中段の調律法が当てはまった場合は、これらが「開運をもたらすための気」ということになります。

開運を司る「運命の調律法」の出し方

持って生まれた四柱八字(年・月・日・時間の、天干・地支)の各々の星を一定の法則性に基づき数値化すると、最も大事な自分の魂の型とも言える「干支の五行エネルギーバランス」と、そこからの開運の方向性が導き出されてきます。

ご自分の星廻りを出す手順については、詳しくは書籍「十干十二支気学」でも書いておりましたが、ここではもっと簡易に観られるインターネット上のサイトをご紹介します。

・四柱推命 精密命式作成(外部サイトに飛びます)

これが、地方時差や均時差も含めて出せるので最も正確です。

・マニアック四柱推命(外部サイトに飛びます)

マニアック四柱推命は、生まれた日までしかわからない三柱で観る場合は見やすくて良いです。ただし時柱まで見る時に必要な地方時差や均時差は入力できず、そこに書いてある自動診断も正直当てにならないので、命式の情報だけ調べたい場合には重宝します。

そして導き出された四柱八字を、この表で五行バランスで計算します。五行換算数値表は以下の「最新の」表を参考にしてください。

四柱推命の鑑定でも九星気学による吉方位採りでも、肝心かなめな部分は十二支=地支ですが十二支の中身の蔵干、特に月支蔵干は固定的なものではありません。

何種類もある月支蔵干表のどれが正しいとか、どこの流派が正しいというものではないのです。すなわち「どれか!」ともう形作られた時点でその表に答えはなく、

ポイントは「推命気温(すいめいきおん)=全体の運勢の温度」によって、「四柱全体の地支蔵干の発現具合が縦横無尽・融通無碍に変化する」ということであり、ここに気づかない限りは永遠に、実態に即した正確な鑑定にはたどり着けません(^u^)

これは我が四柱推命の師、浅野太先生が「現代風四柱推命」として、その著作本「四柱推命完全マニュアル」やその他の御本で打ち出された考え方です。

ただし、以下の十干や十二支を数値化したものは、その現代風四柱推命の流れを受けて笹木が「十干十二支氣学」として編み出した、固有の五行エネルギーバランス計算のデータとなります。

ですので、もしご質問がある場合は笹木宛までお願いします。お答えするのにも時間が発生しますので有料となりますが、鑑定か、質疑応答の中でお答えさせて頂きます。

実例として、「書籍:十干十二支気学」P180以降に、田中角栄の命式も題材にして書いてあるのと、ホームページの「③運命の調律法~九星気学の視点から~」には大谷翔平投手のことも書いてありますので、ご自分の星を出す際の参考としてください。

四柱推命について、鑑定できるくらいに詳しくなりたい方には、毎年初夏に「講座 十干十二支編(初級編)」を開講しており、2024年6月23日(日)から全5回で開催します。

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大谷翔平投手の命式表の運勢的な説明と、方位の採り方とも絡めた見方は以下のサイトに記載していますのでこちらもご参照ください。

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今後YouTubeで芸能人や著名人の命式分析をしていくこともありますが、すべてはこの「55種の運命の調律法」に当てはめた上で、十干十二支氣学として性格や運勢、変化のタイミングや、開運のための行動などについても触れて行きます。