こんにちは、笹木です。
 
いまさらですがもう今年も今日で10月末となり、残り2か月となってしまいました。2013年はこういうことをやっていこうという目標を立てていたのは1月でつい最近だったような気もしていたのですが、もう1年もあと2か月で終わってしまうところまできたとは・・・、な、なんという時の流れの早さでしょう!
 
もちろん無我夢中で激動の中やってきたので実りも多く後悔することはなにもないのですが、それでも今まで感じたどの年よりも、時の流れの早さをまたまた今年、今この瞬間にも感じてしまっておりました。
 
なのでどうせ過ぎていくときであれば、あとから自分が悔んだり、こうしておけばよかった・・・、といったことを思わないように自分が納得できるように過ごしていくことが結局一番なんだろうなぁ、と改めて思いました。
 
その意味では今年は本当に充実した日々を過ごせたのですが、その中でも来年に向けての新たな目標がまたいくつか出てきたので、本当に今後ますます楽しみな想いが膨らんでいくばかりですので、そのうちの一つ、来年以降の鑑定の切り口にこうご期待、というところです。
 
ところでこの10月は大きな台風が来て、自然災害ということについて改めて深く考える機会があったのですがそういったことを通して、天地自然の天候は宇宙全体の法則をも教えてくれているような気がしておりました。
 
たとえばなのですが、台風一過という言葉があります。これは嵐が過ぎたあとは、空を見ますといわゆる淀んだものやモヤモヤしたものなど、いわゆるあくも一緒に連れ去っていって、すがすがしい秋晴れの空が訪れる、ということなのですがこれは人間の運気や人生の盛衰にもそのまま当てはまることなのではないか、宇宙と自然・天候と人間の運勢には、同じ天地自然の運気も含めた大法則が働いているのではないか、とふと閃いた事がありました。
 
それが最近の人間世界の出来事であてはまるものとしては、今現在進行中の日本シリーズ、今年のセ・リーグの覇者 巨人対 パ・リーグの王者 楽天との戦い、特にその中でも田中将大投手の第2戦での活躍でした。 
 
そして田中将大投手といえば当然のようにもう一人出てくる投手として、高校時代に甲子園でライバルとして競り投げていた斎藤佑樹投手の名前が挙げられます。
 
 
以下、そのときのかいつまんだ概要です。
 
 
斎藤(早実)との名勝負、3連覇成らず
平成18年選手権大会の決勝戦。3回途中から登板した田中は早稲田実(西東京)・斎藤佑樹と投げ合ったが1-1のまま延長15回で決着がつかず、あの松山商×三沢以来37年ぶり2度目となる決勝戦・引き分け再試合へ突入。翌日の再試合も二番手に回った田中は、2日間で20イニングの激投も実らず惜敗。田中には黒星が付かず、無敗のまま甲子園を去ることになった。わずか1点及ばず準優勝に終わった駒大苫小牧は、中京商(愛知)以来となる史上2校目の夏の選手権3連覇を惜しくも逃した。
 
▼平成18年選手権大会・決勝 (駒苫)菊地翔太、田中将大 (早実)斎藤佑樹
=延長15回・大会規定により引分=
駒大苫小牧 . 000 000 010 000 000=1
早 稲 田 実 . 000 000 010 000 000=1
 
▼平成18年選手権大会・決勝=再試合 (駒苫)菊地翔太、田中将大 (早実)斎藤佑樹
駒大苫小牧 . 000 001 002=3
早 稲 田 実 . 110 001 10X=4
 
この時の再試合の最後の決着がついた瞬間を写したのが、冒頭のユーチューブの動画でした。
 
勝負の世界というのは本当に厳しいもので、白黒がつく、いわば勝てば天国負ければ地獄、嬉しさの極致か悩みのどん底か、に近いくらいの違いが勝負がついたあと生まれてしまいます。
 
斎藤投手はあのあと本当に嬉しかったり周りから評価されたと思うのですが、時には実力以上に評価されたりしたのかもしれません。
 
そして片や田中投手は、あとあとになるまであの最後の三振の場面をテレビで使われたりして、その都度ものすごく悔しい気持ちを味わってきたのだと思います。きっと布団の中で声にならない悔し涙で思いっきり泣いたこともあったのではないかと思います。
 
しかしそれから時がたち、今二人はどういう状況か、というのを見てみますと、今年の10月の時点で田中将大 99勝35敗 、 斎藤佑樹 11勝15敗 となっているわけです。
 
もちろんプロに入った時期からして違うので、トータルで出ている試合数自体が違うのですが、少なくとも片方は上り調子でプロ野球投手として最も名誉といわれている沢村賞を2度受賞したり、1年間無敗で最多勝という史上初の大記録を打ち立てたか、あるいは怪我やスランプで2軍落ちしたり調子がさえないなという印象を与えたりしていて、そういったことでどちらが今どんな状況かというのはわれわれの目にも一目瞭然なわけです。
 
そこから思い浮かんできたのが今回のブログの冒頭のタイトル、嵐の後には秋晴れの青空が、臥薪嘗胆の後には栄光が、という言葉だったのです。
 
なぜ田中投手はこのことがずっと引っかかっていたのではないか、と思ったかというと、今回のブログの最後の方にもまたユーチューブの動画を載せていますが、今年のパ・リーグの勝者を決める試合の時に、相手もまたすごい打者だったのですがその打者に対して全部ストレート、そして決め球にはアウトコースのストレート、という甲子園の時に自分が斎藤投手にやられてものすごく悔しい思いをしたときの、トラウマになっていたことをリベンジする、いわゆるやられたらやり返す、ものすごく悔しい思いをしたことを倍返しにする、ということをそのままあの場面でやったわけです。
 
人はなぜ落ち込んだりうつ病になったりするのかというと、物事がうまくいかなかったり、人から度を過ぎたストレスや圧迫を受けて心がマイナスなものを受け続けていきますと、当然精神的にも回復しづらくなってしまい、それが心の傷となって外からもわかる心の病となって発症していく、という流れなのですが
 
それを避けるためには、いったん自分が受けた心の傷、あるいは悔しいと思ったことは、それを同じ形でやり返すか、その時に失ったのと同じものを今度は自分が何らかの形を変えて得るか、どちらかにしないとやられてやられっぱなしだと心にもよくないのが症状としても出てくるのです。
 
しかし外側から来た圧力を、それ以上の自分の内面の力で跳ね返す事ができれば、むしろそれをばねとして何倍も自分の力を爆発的に増幅させて結果を出したり才能を発揮する事ができるのです。
 
臥薪嘗胆という言葉もそれと似ています。
 
→ 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)とは復讐のために耐え忍ぶこと、また成功するために苦労に耐えるという意味を持つ中国の故事成語である。紀元前6-5世紀の呉と越の国家間の戦争に由来する。この成語の現在確認できる初出は、「嘗胆」のみならば『史記』巻41越王句践世家であるが、「臥薪嘗胆」と揃った形では蘇軾(1037年 – 1101年)の詩『擬孫権答曹操書』中の句「僕受遺以來 臥薪嚐膽」以降である。
 
 
つまり田中投手の場合は過去のハングリーさがバネとなって、今の栄光に至ったのですが、それをバネにして前に自分がやられた球種やコースで今年リベンジしていたわけです。
 
その圧迫感がものすごく大きかった分だけ、跳ね返したときそれが報われたのです。見ていますと田中投手はピンチの時ほど力を発揮するように見えますが、それと同じように大きな試練や困難を乗り越えるだけの魂の力を持っているのでしょうね。
 
しかし別な言い方をしますと、過去の悔しい思いやバネはこれで評価という形になった分、内面からは消えたわけです。それは言いかえれば今がピーク、つまり最高の時で今後は落ちていくかもしれないということでもあるのですが、それはそれでいいと思います。
 
吉も凶も過福はあざなえる縄のごとし、と言いますが、ならば幸運はできるだけ大きく残る形で、災いは小さくなるべくその時だけで終わって残らない形で、ということで出来たら人生はますます幸せになっていくしかないわけです。
 
なので私が吉方位を取る時には年盤月盤メインで、日盤はよっぽど重要な時以外は凶を取っても気にしない、という考え方をお勧めしています。しかし大事な仕事の契約や勝負の時、あるいは入籍日などは別ですが。
 
あとはたまに車で事故を起こしてしまったときの方位を見てみますと、その方位に日破プラス本命殺、という風に凶方位がダブルで重なっているときなどは、対人ではないのですが対物関係の車の事故を起こしてたとえば後ろをぶつけて扉を壊してしまったりとか、そういったことも起きてしまいますのでさすがに日盤でも凶方位がダブルで重なるとやばいんだなぁと、やっぱり日盤の方位も大事なんだなーとそういうときに改めて思ったりするわけです。 (´▽`;)
 
それはそうとしまして、先ほどの田中選手の話に戻りますと、少なくとも今年流行ったドラマ、半沢直樹ではないですが、「やられたらやり返す、倍返しだ!」という気概を保ち続け、それを内にぐっと秘めたまま努力をしたり力を養う日々を送っていくと、それが特に若い時ほど種に水をまき太陽の日を浴びせるがごとくに己を育てていきますので、いずれ大樹となり、または大輪の花を咲かせることになるわけですから。
 
いたずらに目の前の吉凶に一喜一憂することなく、大きなスパンでの計画の中で、いわゆる長期トレンドを左右する年盤月盤に焦点を合わせた形で運勢を考え、あとのことは日盤で吉を摂りすぎることなく自然な流れにも任せ、精進努力を第一とする旨で明るく前向きで発展的な日々を送っていく、ということが理想的な生き方なのではないかと思い自分では実践しようと心がけていたところでした。
 
私もよく芸能やスポーツの世界は勝負の世界で白黒がつく分、運気もはっきりと出やすいので結構注目してみていたのですが、まさに今夏の田中投手の大記録、そして日本シリーズ第2戦での気迫あふれるピッチング、高校時代のライバルだった斎藤祐樹投手といまの田中マー君の二人の浮き沈み具合、栄枯盛衰などの出来事は、その象徴のような出来事だったので、今回のブログのテーマとさせて頂きました。
 
しかしまだ2013年10月31日現在、日本シリーズは終わっていません!
 
現在まで第4戦が終わっていまのところ2対2の五分のタイ、あと3戦のうち2勝したほうの勝ちというところですが、いずれにしてもまた仙台に戻って地元での戦いもありますし、もう一度田中投手も出てきますから、引き続き注目して見守っていきましょう!
 
やはり気迫あふれる魂と魂の勝負というのはこちらもハラハラドキドキしますし、結果にも感動できてそこから学び取れることもあるはずですから、しかしここは出来ればぜひ東日本大震災で傷ついたわれわれ東北人を元気付けてくれる意味でも、個人的にはぜひ楽天イーグルスに勝ってもらいたいなぁと思いながら第5戦も見ていくつもりです!
 
と、、、ここまで書いた後で第5戦を見たら結果が出ていました。。

 

やったぁ、延長戦の末、楽天の勝利でした~!!
これで日本シリーズのトータルでは3勝2敗。
敵地巨人の本拠地に乗り込んでの2勝1敗はホント上出来です。

 
次は地元仙台に戻っての11/2(土)から第6戦、おそらく田中投手が出てきてこの試合で決めにかかってくるはずです。
 
僕も含めて仙台の人や東北の人たち、アンチ巨人の人や東日本大震災で東北の復興を応援してくれている幅広い方々も含めて、次の試合は相当な人たちが注目するはずです。
 
ぜひかたずをのんで見守りながら、ハラハラドキドキ 一喜一憂して楽しみながら感動して見ていきましょうね!!!
笹木
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