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ストレスが地球をダメにする

 
 こんにちは、笹木です。
 
前回は、「嫉妬、ねたみ、そねみが自分と世界をダメにする」というタイトルでいくつか述べてきましたが、
 
「○○が世界や地球をダメにする」というシリーズでもうひとつ言いたいことがありましたので、今回はそれをタイトルとしてみました。
 
まず冒頭の写真は、今の若い人たちは見たことがなかったりピンと来ないかもしれませんが、私の世代の人間だったらきっと「オー!」と懐かしい写真だと思ってもらえることでしょう。
 
私は当時周りが騒いでいたときでも別にファンでもなんでもなかったのですが、あの当時は一世を風靡したと言いますか、かなり流行っていましたよね。 (’-’)(遠い目)
 
今回は、そもそも何がいまの世の中の危機的状況の根本を作ってしまったのかということを考えていたときに、またひとつ思い当たったのが今回のタイトル、という事でもありました。
 
結局厄や業の原因は何かと言うと、その人の日々出している想念のゆがみからくるのではないかと言うことです。想念→行動→結果→結果の評価=次の因果、という風に。
 
ではその想念のゆがみはどこから来るかといいますと、前に自分が出した怒りや憎しみなどの悪想念が循環してくるものもありますが、日々頑張ったり努力した分の裏返しのストレスと言うのも実はあるのではないかと思います。
 
その裏返しの部分から来るストレスもまたどこかでうまく日常生活の中で合理的に発散していかないと、いつしか無意識のうちにそれが形を変えて出てきて人を苦しめたり、周りに対して公害のように邪気をモワッと発散していく存在になってしまうかもしれません。
 
ストレスの発散方法としては、皆さま色々と自分なりの方法はあるかと思います。買い物、睡眠、食事、呑み、旅行、映画、入浴、生産的なものづくりの趣味、読書、などなど・・・。
 
いずれにしても自分の中でしっかりと意識してなるべく人に迷惑を掛けないはけ口を見つけたり発散していくことも考えていかないと、プラスとマイナス、陰と陽は裏返しと言いますが結局どこかでゆがんだ物の考え方や行動となって出てくる可能性がありますので、そこが目に見えなかったり表に出てきにくいところかもしれませんが、実は「健康的な心」という点が最も重要な点ではないかと感じていました。それが崩れた状態が「うつ病」ということなのかもしれません。
 
それと今回はもうひとつ、そういったなかなか変えられない自分についてしまったくせやマイナスな傾向を劇的に解消する働きを呼び込む吉方位についても、お話していきたいと思います。
 
もし気付かないうちにそういったストレスや悪想念などのゆがみや滞りがかなり長い年月、行動パターンの繰り返しと共に最初は小さなところからだんだんと大きく固まってきてしまった場合にどう変化・解消させていくか、といったときに活用すると良いエネルギーということでもあります。
 
いちおうこのブログを読み始めた方のために改めて述べていきますと、この九星気学とはもともと自分の星と相性のよい気を外界の大自然に自分の方から旅行や引越しをして取り込んできて、しかも「目的にあった」開運を呼び込んでいくという古来からの運命学、法学、または自然の気の流れやタイミングを読んだ統計学の一種ともいえるものです。
 
話は戻りますが、九星には色々な意味があり、その奥には木・火・土・金・水の陰陽五行があり、さらには大きな意味で言うところの陰と陽に包含されるものなのですが、今回のケースで効果的に開運のために活用すべき方位の一つとしては「改革・変化」を促す方位ということになります。
 
しかし一部俗説としては、この星は吉方位であっても年をとったら行かないほうがいいということも言われているようです。
 
それはなぜか?と言いますと・・・
 
火でも包丁でも車でもそうなのですが、便利なものほど使い方を誤るとマイナスも大きくなるからこそ、色々な俗説や玉石混交な意見も、意見を発する人の精神状態や考え方がポジティブかネガティブかによって変わって出てきますが、こういったことに関しても同じように出てくるようです。
 
また物事はなんでもそうなのですが、やるときには積極的に発展的に向かって行けば、早い遅いはあってもたいがい道は開けてくるものなのですが、最初からネガティブだったりマイナスなものの見方考え方をしていきますと、結果的にどんどん萎縮したりうまくいきにくくなったりしてしまうものです。
 
この星の働きに関してもそうなのですが、吉方位とか変化・改革といいましても、その言葉の意味や星や方位の象意をよくよく深く考えていかないと、浅い理解や行動だけでは時には、あまり効果を感じられなかったという風になってしまう場合もあります。
 
実は改革や変化とは何かと言いますと、イコール現状の創造的破壊とも言え、つまり今までうまく行っていたものがいったんストップしたり、だめになったりして変化の前の停滞で気が引き締まる。
 
そこから一転して違う形を取って動き出していくと、良い方へ改革・改善されるという働きが出てきます。
 
年をとってくるとその変化に対応するには考え方の固定化や体力の問題もあり相当のエネルギーが必要になってくるので、つらかったり億劫だったりすることもあり、それで年をとってからは八白の方位には行かないほうがいいという俗説が出てきたのかもしれません。
 
実は私も最近この方位を大きく活用してきたからこそ、その意味が頭ではなく体で、時には痛い目にあったりしながらも、深く納得できる形で更によりいっそう理解し把握することができました。
 
人間というものはある程度長く生きてきますと、どうしても自分なりのやり方と言うか勝ちパターンといいますか行動の傾向が無意識のうちに固まってきますので、そこに対して変化を起こそうということでこの方位を活用しますと、確かに変化や改革の動きは出てきますがその前にいったん今までのやり方がだめになったり次の動きを促すための現状の否定やうまくいかないシグナルが出てきますので、それをいやに思う人がいるのかもしれません。
 
こういったことを感じてまず最初に心が引き締まったり、もっと新しい動きをするためには新しい試みや勉強、苦手なところを意識して学び行動していかなければいけないということが思い浮かび、それを一所懸命行っていくところで初めて変化や改革といったものに結びついて形となって出てくるわけです。
 
と言葉では簡単に言いますけれども、それまでの自分を否定しての脱皮やステージアップと言ったものは人間にとってかなり大変だったり時には苦しいものでもあるので、人によってはこの方位に「鬼門」という言葉を使う人もいるようです。
 
しかしそこを乗り越えれば通常の流れでは行けないようなはるかな高みへと上ったり局面を大きくガラッと変えることもできますので、ぜひそれまでの自分を大きく変えようとするときには「吉方位で」活用すると良い方位と言うことがいえるでしょう。
 
多少厳しくても、大きな成果を得たいという人にはむしろもってこいの方位と言えるかもしれません。
 
自分も今年はその方位を取って来ていますので、日々の生活やこのブログに関してもまた変化を起こそうと思うようになり、今日は久しぶりにブログのデザインも変更してみました。
 
それともうひとつ、実際に過去の鑑定でこの方位の活用の仕方について多少考えさせられる思い出もありました。
 
数年前に鑑定でいらしたお客様の中で、ある外国に行くのががものすごく好きな方がいらっしゃいました。
 
運勢を見たり開運を促す方位取りについても鑑定のつど深く理解していただくようになりその通りに実践されてきたのですが、ただし行きたいその外国がたまたま凶方位というのが2年続いており、本当はそこに行きたいのに凶方位だからということでガマンにガマンを重ねて、ようやくついに吉方位が巡ってきて解禁の年になったことがありました。
 
しかしその年に吉方位の扉は2つ開いていたのですがちょうど対角線上に位置しており、どちらに行くか決めないと行けなかったのです。
 
というのもその年の内に相反する方位に同時に行ってしまうとまったく正反対のエネルギーなので相殺されてしまうので、どちらかに決めなければいけないと言う働きが方位にはあるからです。
 
私とお客様の2人とももう当然のこととして、それまでは2年越しでどうやってその国の方位へいつ行くか、と言うことしか考えてこなかったので「ようやくいけるようになりましたね」「そうですね、やっとです」ということで話は終わって、もう2つの相反する吉方位のうちどちらに行くかは言うまでもないという風に考えていたのですが、
 
しかし実は今思いますと、その方の置かれていた状況と言うのはそっちではないほうがふさわしかったのです。。。。
 
というのもその方は、それまでやっていた仕事から新しい内容のことへと変わっていく過渡期にありましたので、行きたい国の方位は意味合い的には変化を大胆に促すものではなく、現在までの路線をさらに地道に土台を固めていく方位だったのですが、
 
本当はそれまでの路線とは劇的に違ったことをやったり転進・転職して新しいことを切り開いていく方位を活用したほうがふさわしいという状況でしたので、実はそのときもその国をあきらめて、相反する方位に行ったほうが本当はよかったと言うことがありました。
 
しかしいくら本当はそのほうがいいとはいえ、あれだけ行きたい国をガマンしていたので、なかなかそれは難しいということもありました。
 
その時は結局行きたい国のある吉方位へ行かれて、もちろん旅行自体も楽しく吉方位なので悪いと言うことはなかったのですが、その後その方は色々とやりたいことは見つけて一生懸命活動して行っても、いまひとつ一番大事な大きな方針の転換に関してはうまくいきにくいといいますか、大胆な転進という意味では強い追い風は吹きにくかったのを覚えています。
 
つまり吉方位だからどこでもいいというわけではなく、その年のそのときの状況に合った方位を選択していかないと運命を本当の意味で変えていくのは難しいと言うことでもあったのです。
 
ですのでいくら吉方位とは言えども、そう本来選ぶべきところではなかったほうを選択せざるを得なかったところに人の持つ開運エネルギーに対しての限界と言いますか、悪いと言うことではなかったのですがベストよりはベターだったという意味で、考え方に出てくる人として超えにくい因果ということを感じた一件でした。
 
良薬口に苦し、大きな変化の前にはいったん停止があり、うまくいかなかったり現状を否定することが起きて自分の気が引き締まり、考え方のあくや問題点も出てきたり新しい事柄を模索する意識が出てきたところに運気の追い風が吹いてきて、物事が大胆に変革・改善されるという働きを起こすのが艮宮の方位と言うことでもありました。
 
それをまた実際に自分でも取ってみた上で改めて深い本も読み返してみますと、実に納得と言いますか前とは違った角度からの受け取り方もできて、より一層体に入ってきておりました。
 
そういった意味で大きな効果をもたらすものほど多少スリリングだったり刺激的な面もありますが、自分に関してもタイプ的には新しいことや変化や改革は嫌いなほうではありませんので、これからもどんどんその方位を活用していこうと考えたりしておりました。
 
その最初の一歩として、今回は久しぶりにブログのデザインも変えてみたのですがいかがだったでしょうか。
 
デザインや印象の問題も含めまして、たとえば今回の写真などは相当遊び心も盛り込んでみましたが、また感じたことがありましたら感想をお送りいただけたらと思います。
 
どうぞよろしくお願い申し上げます。


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