影響度からすれば一番大事なのは引越しで、その次が遠方や長期間の旅行になります。ただしここで申し上げたいのは、いろいろ見ていく前の大元の運勢の法則で忘れてならないのは「吉方位必ずしも吉ならず、凶方位必ずしも凶ならず」ということです。
方位というのは運勢の中でもどちらかというと表面に出てきた働きで、だからこそはっきりと吉や凶が分かりやすいのですが決してそれが全てではありません。人の内的要素と外的現象の吉凶というのは「鏡の法則」のようなもので、その奥には自分自身が人生の節々で成長するための糧として与えられる試練や、頑張った分のいわばご褒美的働きかけを顕現させる、という意味もまたあります。
たとえば若い時に物事がうまく行った、あるいは行き過ぎたときについてしまった心の壁や物事の捉え方のクセ、自分はこのままでいいという無意識の前提のまま、周りはなぜ分からないんだ、なぜこうなんだ?という自己中心な物事の見方がもしあったりとか、またはなぜ自分は(このまま変わらないままで)幸せになれないんだ!という考え方があるならばおそらくいつまで経っても幸せをつかむことはできないかもしれません。
もし自分の中に直していかなければいけないもの、変えていかなければいけないところがあるとすればそれを集中して見詰めて向き合って直していくための働き掛けを促進してくれるもの、それが凶方位への移動というケースもかなりあるのです。
私の知っている方で、若いうちに大凶方位を連続して取り続けてようやく最近になって大吉方位に引越しをされて、今では大企業で実質的な権限をむしろ役員クラスよりも大きく持って大活躍されている方もいらっしゃいます。
もちろん過去に取った凶方位の残影というのは心にも映ってきて、物事の考え方がネガティブになったり少し暗い見方をしたりという風になることもありますが、ただし凶方位に呼ばれる原因はほかならぬ自分自身の身の内にあると心得て、それと真摯に向き合い直す努力もした上で吉方位のエネルギーを集中的に多く取る努力もする。その「自力」と「他力」の融合を念頭に置いた上で両方から現状を変える努力をしていきますと身の周りの環境も目に見えて大きく変わってくるでしょう。
ご自分のなすべきテーマ、つまり今まで申し上げてきた「心を開いて謙虚になって周りや環境が教えてくれようとしていることを素直に実行する」このことさえできるようになれば、幸せはご自分が思っているよりもかなり早くやってくるはずです。
決して頑張りすぎないこと、そして心を素直に謙虚にして弱みを見せるのもいいですし、格好をつけ過ぎたりしないで、その上でご自分が今なすべきと考えているテーマに向かって自然に努力を傾けていけばよろしいかと思います。
ぜひ今後とも正しい吉方位旅行や引越しを実践してそのパワーを体感し、最初に実践したらそのあとも繰り返し実践し続けていけば、人によって差はありますが運気のエネルギーがマイナスからゼロを上回ってさらにプラスに大きく超過していくほどに必ず本来の自分ではあり得なかったような幸運がやってきますので、
そうなるまでは最初は近いところからで良いですので謙虚に他力の応援を仰ぐこと、つまり吉方位旅行を実践していただきたいと、わたくしはこのブログを読んでくださった皆様に今後とも申し上げていきたいと思っている所存です。