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車は急に止まれない、船も急には曲がれない。吉方位もまた人生も・・・(2)

 

 ちょっと話は変わりますが、現代の文明にとって火や車、包丁や刃物、これらは一見身近で当たり前のものになってきていますがその反面、なんでもそうですが特に便利なものほど使い方を誤るととんでもないことになったり、却って身を滅ぼすことにもなります。

 

道具が優れているのと、使う人が優れているのとはまた別の問題ということです。

 

上記の例は卑近な例ではありましたが、たとえば火事で大切な物が焼けたりあるいは火薬に火が付いたら爆発して自分も大やけどを負ったり、あるいはよく切れる刃物は使い方に気をつけないと自分をも傷つけてしまいます。

 

それくらいなら、むしろ知らなかったり使わない方がましというものかもしれません。

 

ここ最近の経済情勢で言っても、いまだ回復していない世界経済の落ち込みを招いた金融市場のバブル崩壊後の暴落は、米国市場の住宅価格の高騰を招いたとされる金融工学、高度な計算によりリスクを管理して市場の動きを計算式で出すことができ、人間が経済の動きを数式で管理できるといったニューエコノミー理論により

 

結局は人間の善悪の観念を無視した傲慢さから生まれた欲望の暴走が、あのような100年に1度といわれる世界的金融恐慌を引き起こし、その傷跡は少なくとも2~3年は回復しないだろうと言われているまま今現在に至っているわけです。

 

我々は今まで何回にもわたる経済のバブルと崩壊の現象を見てきて、我利我欲や欲望の暴走がもたらすものとその結果の姿、あるいはそうならないためには何が大切なのかを、ようやくわかるための「経験」を与えられてきたのではないでしょうか。

 

本当に大切なものは目に見えるお金という形あるものではなく、そこに込められた感謝の想いやありがとうという温かいおもいやりなのかもしれません。それが込められたお金と、くしゃくしゃにして投げ捨てるように出されたお金とでは、おのずと中にこもるものもまた違ってくるはずです。

 

またその時は同じお金でも、あとになって出した人のところに増えた形で帰ってくるか、それとも出て行ったきり帰ってこないか、さらにはほかの仲間も道づれにして出ていってしまうか、それはその人が出した瞬間にお金に込めた「想い」や元々持つ「内面性」が決めるのではないでしょうか。

 

人の運勢や人生もまた同じような仕組みではないかと最近の私は感じています。

 

吉方位をお勧めしてそのように環境を整えて実践された方というのは、効果の早い遅いはありますが必ず周りの環境面で何らかの変化が出てきており、逆に凶方位に行かれた方というのもまた同じく何らかの影響が出てきています。

 

運気が良くなると主に「対人関係」や「環境面」で変化が出てきます。逆に悪くなった場合もまた対人関係や環境に出てくるもので、これは経験した人でなければ分かりませんが不思議なくらい方位の象意がそういった現象面に出てきます。

 

ではなぜ人は吉方位を勧められてもなかなかすぐに行ける人と行けない人がいて、たとえば凶方位に行くときは自然とその時以降も悪い方悪い方へ引きずられるように行ってしまうことがあるのか?

 

私の中に用意してあるそのひとつの答えというのは、昔から言われている「因縁」とか「因果応報」というものが存在し、人の人生や考え方に影響を及ぼしているから、だと思っています。

 

吉方位と凶方位に行けば、それなりにその結果も出てきますがではなぜ吉方位に行きやすかったり逆に凶方位に引きずられるような傾向があるのかといえば、それは過去に行ってきた物事や、移動して取ってきた方位が現在に対して過去のその時点から働きかけをしているからなのです。

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