厳密に見ていきますと、吉方位や凶方位をとりやすい傾向というものに影響を及ぼしているのは・・・
運不運の運気の盛衰であり、
その運不運の運気の盛衰の前には今まで積み重ねてきた徳と業の絶対量があり、
さらにその徳と業の絶対量の前には善行と悪行があり、
善行と悪行の前には良き心と悪しき心があり、
良き心と悪しき心の前には良き念や言霊と悪い念や言霊があり、
またその前には天地自然や神仏、周囲の人たちに対しての愛情や誠意、真摯な姿勢があるかないか、
つまり、人としての正しい在り方があるかないか、というところが最後には問われてくるわけです。
現在というのはそういった過去に積み重ねてきた様々な思いや行動、もうすでに行ってきた過去の影響、つまり善悪含めた因縁があるのでその影響下の流れの中ではいきなり大吉中の大吉に向かう吉方位に行って幸運を得る行動をとるというのは難しい、といったケースもあり得るのです。
ちなみに因縁というのは自分の持つものと家系から来るものと2種類あります。
その個人面の因縁を形成した自分自身の性格の傾向がどのように己の中に内在しているか、それを観て反省したり、改善していくために用いるのが人相や手相なのです。
人相や手相は見ただけでは意味はなく、正確な鏡としてまず自分が自覚した後にそれまでの行動とは違った、良い方面に変わる動きをとってこそ、初めて意味をなすものです。
気学もまた同じなのです。吉方位を知っただけでは意味はなく、実際に本来の自分ではありえないような開運をつかむためには、通常ならこれまたありえなかったような行動を起こしてみてこそ初めて過去行ってきたことからの影響を脱して変わり始める端緒が生まれますので、結局は本人に変化を望んだり、違った結果を求めようとする内面的な資質や資格がないと吉方位も使いこなせない、という言い方もできます。
しかし矛盾するようですが、だからと言って自分は事情があったのであのとき吉方位に行くことはできなかった、といって落ち込むことはありません。
そういったとき私がみなさんにお勧めしている幸運になるための大秘訣、これを知ったら運勢の大逆転、人生のサイクルがみるみる良い方に変わり始める、というポイントがあるのです。
それは何だと思いますか?
たとえ変わる意志はあっても、「本当の意味で変わる」ということほど実は今までの因縁が強い人ほど「わかっちゃいるけどやめられない」という法則も強く働くので難しいものはないのですが、この方法を使うと本当に変わることができ、実際に私も今までに何度も自分自身を良い方向へと導くことができたという経験があります。