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いよいよ念願の本の出版が目前となりました

田中角栄 – 1972年 街頭演説
このブログではこれまでも政治・宗教・スポーツでの好きな球団やチームなど、私が会社員時代にお客様のところに行ってあえて触れないことを徹底していた話題には触れてきませんでした。
しかしよく当たる占いなどでその人の人生を検証していったときに、星の巡りと実際に起きてきたことはどのように関連してくるかという実際の例として、今度出版する本の中では故 田中角栄氏のことを取り上げてみました。政治思想や信条などは別としても、戦後日本の総理大臣の中ではまず間違いなく傑出した人物の一人であったと思っています。
こういった人の人生の栄枯盛衰を通して色々な面を検証していくことは我々にとって得られるものもかなりあるはずです。今回はそういった四柱推命による観点から、本の中で田中角栄氏のことを取り上げました。
更にどういった雰囲気やしゃべり方だったのかというのを思い出す意味で今回は冒頭にこの動画を載せた次第です。
 
 
こんにちは、笹木です。
 
最近は秋らしさを満喫できる日が続いていますね。シルバーウィークもまさに秋日和といった感じで過ごしやすい日が続いています。
 
私も現在は人様がお休みの時に忙しいスタイルになっていましたのでシルバーウィークは鑑定でお客様とお会いさせて頂いたり、たまに仲の良いお客様と美味しいお料理を頂きながらさらに話を深めたり補足で別な角度からの説明を当意即妙にしたりという日を送っていました。
 
私の近況としましてもようやく本に関する作業は落ち着いてきて、あとは三校で細かい部分の確認を残すのみといったところでしたのでいわば最後の詰めに入った段階でした。内容的にも日程的にも、いよいよ念願の出版日が近づいてきています。
 
改めて自分で読んでいますと、正直、これは四柱推命と方位学の両方の業界にまたがった、相当大きく反響を呼び起こすであろう刺激的で斬新な内容にはなったと思っています。
 
内容に関しては読みやすさもさることながら、密度の方も全く手を抜いていませんので、相当読み応えのある本になっています。
 
今の占い業界はもう大体の分野で一通りのものは出そろって充実してきたかわりに、多少手詰まりになってきた感もあります。
 
そこをどうすればこの閉塞した状況を打開できるかということについては、誰かから教えられた事をそのまま伝えるのではなく、この現代の中で実際に検証し直し、新たに自分自身の中でそれを整理再構築したうえで、これまでにない新しい価値観として提供するしかないと思っています。
 
たぶん本が出版されたらその内容はこれまでにないものなので、本によって初めて私の名前や十干十二支気学を知った人からは少なくとも賛否両論などの意見や、もっと知りたい、あるいは鑑定をぜひ受けてみたいということで反響は一気に増えるはずですので、今よりも確実に爆発的に忙しくなるはずです。
 
本のページ数に関しても当初は150ページくらいの予定だったのが、テキスト原稿を書き上げた時点で192ページになっていて、それが再校の時には256ページに増え、三校の時には276ページ、今また読み返したりプロットを見直したりしているとまた新しい閃きや、もっとここをこうしたいという想いがどんどん出てきてページ数が増える一方なので、どこかで区切りは必要だと思いましたので「今回は」ここらへんで止めておこうと思い、280ページくらいで納めようと思っておりました・・・。
 
ちなみに私の四柱推命の師の浅野太志先生の「四柱推命完全マニュアル」はトータルで520ページなのでとてもそれには及びませんが、しかし私の「十干十二支気学」の方は巻末資料の暦のページは普通1年分は1ページで作るところ、今回は108年分を載せたのですが1ページ内に6年分が入るように記載の仕方を押さえて効率的に調べられるようにしたので、実質的な本文のページ数と内容の密度に関してはあまり引けを取らないというか、かなり迫る内容になっています。
 
この本の中では基礎的なことから応用的なところまで、十干十二支気学について書いてあるのですが、今月のブログではもういよいよ念願の本の出版まで間近に迫ってきたので、多少そのヴェールをこれまでより大きく脱ぐ形で、本に近い核心に迫ったところまで十干十二支気学の内容について書いていきたいと思います。
 
四柱推命に関してもベースはもともと浅野先生から教わった、古典的四柱推命ではない「現代風 浅野流四柱推命」に基づいていますが、教えられただけのままではなく一部、吉方位を出すことに特化した角度から、独自の意見も書いています。
 
つまり四柱推命に関しても、吉方位を出しやすくするために「新たに構築しなおした」笹木流の簡略化し図表化した命式の吉凶の出し方というところにまで踏み込んでいます。
 
ですのでもしこの本の四柱推命に関するところを読んで疑問点や質問点が出てきた場合は、ご意見は私の方にお寄せください。
 
そして浅野先生の著書「四柱推命完全マニュアル」も、私の本を読んでからお読みになるとより一層四柱推命に関して深い知識と細かなニュアンスが入ってくるでしょう。
 
何と言いましょうか。これは小学校の時に足し算・引き算・掛け算・割り算などの加減乗除を覚えてから中学校で連立方程式、高校ではsin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)などを学んでいくような流れにも似ています。
 
つまり四柱推命でも九星気学でも、命術と呼ばれる生年月日から暦に基づいて星を出してそれを基に運命を占っていく占術に関しては、パッと勘で分かるとか一足飛びの飛躍ということはあり得なくて、きちんと小学校から中学校、高校、大学、大学院に進むように基礎の基礎から踏み固めて積み上げていかないと、その上の知識だけ間を飛ばして急に教わっても足元が崩れて理解できないのと同じなのです。
 
正直浅野先生の「四柱推命完全マニュアル」はほとんど四柱推命に関する必要な知識は盛り込まれています。
 
ただしそれがどのような全体像で、どのように活用していけば鑑定に応用できるかと言った「マニュアルをどう活用していくか」という点についてはあまり書かれていません。どちらかというと中・上級者向けといえるかもしれません。もし理解できないところがあるとすれば、まだそれを理解するための基礎知識が欠けているのです。
 
私の本はいわばそういった「完全マニュアルの活用の仕方」を、主にこれまで気学や方位学を学んできたけれども四柱推命はやってこなかったり、あまりにも学ぶことが多過ぎて全体像が分からずどう鑑定していいかわからない、という人向けに書かれています。
 
もちろん世のなかにはいろいろな命術や方位学はありますが、最も今の日本人の生活に根ざしている干支や九星に基づいて気軽に活用していけて、しかもそれが四柱推命=太陽の運行に基づいた、主に社会運を高めていき現実面で幸せを呼びこむことに大きく効果を発揮する視点に根差しながら吉方位採りに活用していくことを主眼としている「十干十二支気学」はどのような考え方で、どう使っていけばいいのか?ということについて書かれています。
 
きっとこの本を読んで既存の知識を持たれている方は、いっぱい質問や疑問点が出て来ると思います。しかし基本的には鑑定をご依頼された方から順にその中でお一人様お一人様の状況に応じたきめ細やかな疑問点への回答をしていきますが、たまにお寄せいただいたご質問の中で多かった傾向の質問がもしあれば、このブログにそれをまとめて書いて回答していきます。
 
そして読んで頂いた方全員でその内容を共有して知識を深めて頂くスタイルにもしていきたいと思いますので、ここですべて回答していけるとは限りませんが全部読みますから、本を読んで思ったことやご意見などはどんどんこちらに送って頂ければと思いました。
 
そのように四柱推命は最も難解な占術であるかわりに、もしこれを使いこなせたら日本人の日常の中にもう深く浸透している干支、そして九星を吉に働きかけることで、人生上のイベントを大きく吉にして開運する方向に持って行くことが出来る可能性を秘めています。その後天的開運に、最も大きな効果のある方位の面から働きかけていくための十干十二支気学の使い方を本にした、ということなのです。
 
密度は相当濃くなりましたが、その分読み応えもたっぷり感じて頂けると思います。
 
では今月は本の出版も近いことですし、さらにより具体的に踏み込んでそれを述べていきます。
 
たとえば、ですが・・・
 
命式である五行、木火土金水のうちのこの気が欲しいという喜神の地支だけが豊かにあって、あと1点その気の天干が欲しい場合、この星が巡っている方位に吉方位旅行に行くと喜神の部分が発現してみるみる長所が発揮されて大きく開運するというケースがあります。
 
また逆に自分にとってよくない気、一番必要な五行の気を剋する働きの気が来た場合、それを別な五行へと吉方位採りによって変化させ、むしろプラスの気としていくこともできるのです。
 
これだけだとどういったことだか全然分からないと思うのですが、これは実際にあったことなのですが個人情報でもあるので、ここでは多少星の力量が変わらない程度に配置を変えた具体的例えにして分かりやすくお話しします。
 
例えば日主が甲の木気の方で、ここを強めることが運命を良くしていくことにつながる方がいたとします。
 
2015年は乙未年で、まるで自分という大樹に絡まる雑草のように煩わしい人間関係がやってきて悩んでいるのですが、そこに2016年の丙申年の申が巡ってきたとします。
 
木気が日主の方の場合 丙は一見良い働きをしますが、同時に申も巡って来ますと大切な幹を傷つける働きとなります。
 
表面上は評価される働きになるのですが、内面的には非常に圧迫されたり、現実面で辛い日々や痛みを感じる環境がやって来ます。
 
ただし命式の中で他の地支には辰もあり、歳運の丙申の申が来た場合、ここに十二支で子の気が廻座している方位に吉方位旅行に行きますと申子辰の三合水局が成立するので、申の金気は木気を潤す水気の方が強くなるので、この申は水気が大きい比率で占められるように変化させることが出来るのです。
 
そしてその水気は甲の樹木を潤してくれて、比劫が強化され命式が整うことになります。この子が巡っている方位の定位は東南とか東とか、元々の木気の定位に廻座した子であればなおさら吉です。
 
その様に中身の十干十二支を吉にし、なおかつ九星でも良い象意が同会している月を選んでその方位に吉方位旅行に行くならば、その時はじめてこの旅行や引っ越しは良き方徳効果を顕現させる「真の吉方位採り」となるのです。
 
こういったことを今度の本ではもっとも基礎的な部分から説明しています。
 
本来はあまり、こういった方位の採り方をしたらこんな良いことが起きてきたよ!的な現世ご利益的な書き方は好きではないのですが、全く書かないというのも逆に分かってもらえず結果的に幸せになって頂く機会を逸してしまいよくありませんので、この機会にある程度のことは星の配置や並びが分からない形で世の中に出して伝えて行きたいと思います。
 
つまり生年月日を詳しく分析しその人の命式のツボとでもいうべき命式の中でいくつかある運命の調律ポイント、これを探し出してそこに巡りくる大運と歳運の影響も加味した中である時にはこの気をもってクッションとしたり、またある時には別な気を追い風として運勢を強めたり、という風にするときに十干十二支が廻座しているその年の8方位×12か月分の方位盤の中からいま最も求める気が巡っている方位を選び出してその方位に旅行や引っ越しに行って頂くこと。
 
これを私は「真の吉方位採り」と呼んでいます。
 
その年の吉方位を探す時には、1年間の各方位の中から廻座している星を吟味して吟味してその十干十二支九星の中から、本当に良い星が年盤と月盤と定位で重ね合わさっているところを見つけ出せた時は本当に嬉しいものですし、そこに行った後にまさに思い描いていた通りの象意が出てきたという連絡を頂いた時というのは、本当に嬉しいものです。
 
こういった鑑定書を作成する際は、通常は1~2時間、込み入ったケースの時には3時間~6時間くらいかけて頭を悩ませながら鑑定書を作成することもあります。
 
た別なケースもあります。
 
これもまた例えば、の話なのですが、もしかして身の周りでも九星の吉方位に行ったのにほとんど何の効果も出てこなかった、とかあるいは五黄殺とか暗剣殺の方位に行ったのにあまり悪いことも出てこなかった、ということはありませんでしたでしょうか?
 
これは私が凶方位への旅行を勧めた訳ではなく、前に鑑定をした時に気になる旅行の方位を調べてくださいということで移動履歴を調べた時に興味深いことが分かった時がありました。
 
たとえば、ある時に暗剣殺が年盤・月盤で同会していた時に海外旅行に行ったのに何にも出てこなかった年がありました。しかしまた数年後に今度は五黄殺が年盤・月盤で同会していた時に同じ海外に行ったら今度はものすごく凶意が出て来てボロボロになった、ということがありました。
 
これは九星だけしか見ていなかったら、前の凶意が表面には出てこなくて溜まっていたのが次にコップのフチから水があふれるように大きく出てきたという見方しかできないかもしれませんが、十干十二支から分析しますと明らかに理由が分かったのです。
 
この方は四柱推命で見ると木の従旺格、普通格局ではなく全体の10%と言われるある一つの五行の気で占められている外格 特殊格局の方でした。
 
最初の暗剣殺同会の時の中身の十干十二支は、むしろ木の方にとっては良い水や火、木の五行が入っていてどちらかというとプラスな内容でしたので暗剣殺とはいっても凶意は軽かったのだと思いました。
 
しかし次の五黄殺同会の時には、年盤・月盤とも土の五行が強く重なって廻座していました。
 
木が喜神の方にとっては土は小凶、金は大凶の関係となります。本来は木剋土と言って木が土の養分を吸い取る側なので有利な関係である分、エネルギーの消耗は大凶ではなく小凶的な形で弱いのですが、しかしこれだけ年盤では戊戌、月盤では丁未が廻座していてしかも遠いハワイに1週間くらい行ったならば・・・、
 
強烈な荒れ果てて乾いた土には木は根を張ることが出来ず、逆にものすごく強く反剋されてしまって木がなぎ倒されてしまうのです。この場合の土は金と同じかそれ以上に強い凶作用を引き起こすのです。
 
実際にもそのあと一気にガクッと仕事面、プライベート面でかつてないほどに調子を崩されてしまった、ということがありました。
 
元々自身が一つの気で占められている外格の方というのはそれだけ運勢の浮き沈みも激しい傾向があります。
 
調子が良くなる星が来た時はものすごく調子よく、逆に悪い時には一気に落ち込むということが気の純度が高く占める気が単一な分だけ当然あるのですが、この方の場合はまさに現実面でもこの海外旅行によって天から地へとまっさかさまに落ちるような現象が起きたのです。
 
そのように一概に五黄殺や暗剣殺とはいっても、中身の十干十二支によって明らかに強弱や吉凶の程度に差が出て来るのです。本命殺や本命的殺などは五黄殺や暗剣殺より凶意が軽い分、そういった傾向がより一層顕著です。
 
逆のケースもあります。いかに九星が吉とは言っても、それ以外に奥の十干十二支が自分で命式の欲しい喜神とそろっていなかったら良い現象としては出てきにくいのです。
 
ですので九星の本命星だけ見て吉方位に行って良いことが起きてくる確率は、中身の十干十二支を見なかった場合には、恐らく10%か5%の確率だと思っています。
 
逆に五黄殺や暗剣殺の方位に行っても悪いこととして起きてくる確率は、中身の十干十二支まで四柱推命で見た命式の忌神とそろっていなければ、それほど大きくは出てこないのです。
 
ここから導き出されてきた今の私の結論、それは九星とはいわば易で言う象意、乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤を一白水星、二黒土星などというネーミングに変換したものですのでもちろんそれらに違いは明らかにありますが、本来は「象意同士の」吉凶はなく、これをどう自分の目的に対して合うように活かしていくかが大事、というのが現在の私の考え方です。
 
それぞれの象意自体の働きというのはもちろん明らかにあると思っていますので。要は象意はあるし凶作用が働く象意というのももちろんありますが、「象意同士」には吉凶は働かず別な要素が吉凶を決定している、ということなのです。さらに言えばそれは生まれた年だけではなく月や日や時間まで見た「総合的な五行バランス」から見て喜神、良い気を判断していかないと精度にブレが生じるのです。
 
最後に冒頭で載せた今月の動画、田中角栄についての説明をします。
 
実は今回の本では故 田中角栄氏のことを取り上げて四柱推命で命式を分析し、それに基づいて吉方位のアドバイスをするならばこのように考えてアドバイスします、ということで氏の人生を参考として取り上げさせて頂きました。その方が四柱推命をどのように活用して命式を分析するかが分かり、実際の人生と比較してみても分かりやすいし、納得もいくからです。
 
ではなぜ田中角栄のことを本で書いたのか?
 
ある程度若い世代、田中氏が総理大臣になった頃の熱狂を知っているのはおそらく50代より上の人たちで、この世代より下の人たちは今までテレビや新聞などでは金権政治とか闇将軍などといったことしか目に触れたり、耳に入ったりしてきてはいないのではないかと思います。
 
しかし何の魅力もない、悪逆非道な金権政治の権化のような人(これまでの歪んだマスコミ像)が、そもそも小学校卒の何の学閥も人脈もないところからスタートして総理大臣にまで上り詰められるものでしょうか?世のなかそんなに甘いものではありません。
 
少しでも社会で働いて、自分がお客様や上司から叩かれたり上下の間や会社と家庭の間で揉まれたりして苦労する中で生きて来た人であれば、それだけ周りに味方がいないところから、嫉妬の大海である世間の中から政界の頂点まで上り詰めるということがどれだけ大変なことなのかというのは想像に難くないはずです。
 
歪んだマスコミ像からだけではなく、田中角栄氏の側からの見方としてはどういったことがあるのだろうか、自分自身が社会で大いに活躍していくために学べる要素はないか、ということで調べていきその人間性に触れるにつれて、個人的には田中角栄のファンになりました。
 
はこのブログで今まで一貫して貫いてきたことがありました。それはこのブログではあくまで占いのことをメインテーマにして書き、政治、宗教、スポーツ(ある球団やチーム)での度を越えたひいきや応援や後押しはしない、ということです。
 
なぜかと言いますと、私も会社員 とくに営業マンとしての勤めが長く、全く初めてのお客様のところに行って一から商品の説明をしたり人間関係を構築してお仕事を頂いてくるという新規開拓の仕事を長年得意としてやってきていた中で、それらの政治や宗教、スポーツに関しての事柄というのはそれぞれの人の深い思い入れがあり絶対に譲れないところもあるので、そういったことを話すのはご法度だと感じていたことがあったからです。
 
ですので今回も、その人間性や努力の方向性、情熱などの面を見て行き政治的なことに関しては述べていませんが、ただし昭和という時代や戦後の総理大臣を歴任した人たちを見てみても、ある意味バイタリティーや存在感、インパクトの大きさという点では相当傑出した人だったなぁと思っています。
 
最近本屋でも田中角栄特集、で出されているMOOK本のようなものが複数目につきますし、テレビ番組や雑誌でも「なぜ今田中角栄ブーム再来?」というような感じで取り上げられていたりもします。
 
恐らく東日本大震災で復興に関して政府や自治体がもたもたしているのが目について(実際はそうでないところもありましたが)、いま強力な指導力があるリーダーがいたなら、とかもし今田中角栄が生きていたらコンピューター付きブルドーザーの馬力で一気に胸のすくような形で解決してくれたんじゃないか?
 
多少晩年はお金に関しては・・・だったけど、そこに上り詰めるに至るまでの情熱は冒頭の動画にもあったように本物だったと思うし、なにより頭の良さと行動力に関しては抜群で、情に厚くて頼まれた時には助けずにはいられない「原日本人」的な熱い人だったなぁ・・・。と思っている人も多いと思います。
 
我々も歪んだマスコミ像にはとらわれずに、自分自身のプラスになるのであればその人の人間性で学べるところがあるのであれば、大いに取り入れていくと良いと思います。それはいずれ「結果」として自分の人生上に否応なしに顕れて来るのですから。
 
あとはこれは個々人お一人様ごとの思いや感想に任せるしかないので、今回は冒頭と末尾に田中角栄氏に関しての動画を載せることにしました。
 
私などは、この動画を観た時にはスティーブジョブズの演説を聞いた時と同じくらいに胸が熱くなりました。
 
恐らく田中角栄が話しているところを観たのは初めて、という人もいるかと思います。
 
このバイタリティーを我々は学んだ上で、どうやって自分の人生により良きプラスなものとしていくか、ということを考える題材となってもらえれば嬉しいです。
 
最後に今回の本についてまとめますと、四柱推命を後天運的な開運を基に活用することをメインに考えた結果、出来たのが十干十二支氣学です。
 
こういった占いの勉強をするのは、大自然の運行の流れ、そして人生の勉強にも通じると思っています。なぜならこの地球、大自然、そして人間もすべて世の中で作られ、大自然の法則の中で生かされていることに変わりはないからです。
 
この自然界の法則を表した深い占い、四柱推命とか九星気学などのいわば「自然哲学」を学び、世のなかの流れや人生に対して働きかける気の盛衰の法則性を学び自分の成長と人生の幸福へと活かしていくことは、最も我々が自然の中で自分らしさを発揮して輝いて生きる方法を学ぶことにもなります。
 
それを具体的に命式のタイプを分析したりすると、どういった時にはどういった風にすればいいのか、ということも見えてくるのです。
 
つまり魂の成長に通じる学びでもあり行動の指針にもなり得る自然哲学、これが「十干十二支気学」ということで世のなかに出したかったことであり、その中でもまず最も基本的で重要な部分を本にまとめられたということでした。
 
あと少し、おそらく来月のブログを書くか書かないかという頃には出版されていると思います。
 
数えきれないくらいの反響や問い合わせの数々は、賛否両論 全て受け止めるつもりでいます。
 
あと一息、このまま駆け抜けて参ります!
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