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大凶方位 五黄殺へ引越してしまった凶運を、夫婦で背負うことによって乗り越えられた女性(1)

 

 最近はセミナーとか神社参拝とか、しばらく占い鑑定とは少し離れた間接的な話題が多く続きましたので、ここでいったん原点に立ち戻って、いつも私が行っている立体的な鑑定とはどのようなものなのかを改めて濃いーい(!)エッセンスを抜き出してお届けしたいと思います。 

 

先日、ある女性から鑑定依頼のメールが届きました。 

 

ご相談の内容はどんなものかといいますと「結婚するまでは幸せな人生だったのですが結婚してからはそれまで経験したことのないようなことが多く起こるようになりました。しかもそれはあまり嬉しくないことばかりで、結婚前よりは笑うことが減り泣くことが増えるようになったような気がします。 

 

例をあげると 怪我をしたりひったくりにあったり、金銭トラブルなどです。生活の変化とか気の持ちようと言ったらそれまでなんですが、もしかして結婚が間違っていたのかとか、苗字が変わったからとかそういった悩みが頭にあるので、子供が欲しいけど・・・あとは将来のこととか、実はずっと5年間悩み続けています。ですのでぜひ笹木先生に見て頂いて、解決策やアドバイスをお願いしたいです」という内容でした。 

 

こういった結婚に関してのお悩みの時は、まず夫婦お二人の生年月日から相性を見て、入籍日で夫婦としてのその後の結婚生活の傾向をつかみ、新居への引越し前と引越し後の住所や、新婚旅行先の方位から後天運を割り出し、あとは手相も拝見して心の状況がどのように推移したか?いつ頃が調子がよくていつ頃がスランプだったのか、原因となるその前後にはどんな出来事があったのかなどもよく見て、立体的に判断していきます。 

 

なのでまずはそれらを調べるために情報として足りないところを再度送って頂くとともに、お互い都合の良い日を打ち合わせしてそれまでに入念に命式を調べ上げて鑑定書を作成しておいて、お会いしてからじっくりと1時間~2時間かけて対面で鑑定させて頂く、という日程の段取りを取っておりました。 

 

これはいつも思うのですが生身の人間、特に男女二人の相性というのは非常に色々な要素が複雑に絡み合っているので一つの見方からだけではこうと決めつけるのは非常に危険なことですので、そういった時は様々な角度から見ていくと面白いように立体的にその実像が見えてきますので、その分お客様にも喜んでもらいまた感動していただくのも感じられますから、いつも鑑定の時はこういった風に手間はかかりますが複数の占いを組み合わせて鑑定していることの効果を改めて実感している次第です。 

 

まずはいつも通り、四柱推命でその方の干支から性格を分析していきました。鑑定をご依頼された女性は、一言でいえば可憐な少女のようなおとなしさの中にも表面には見せない内面の粘りや押しの強さがあり、また頑固なところもある方として出ており、旦那様は冷静沈着でビジネス的な能力もあるが、駆け引きやお世辞はなく誰に対してもはっきりとものをいう大器晩成タイプ。日干や通変星、十二運星で相性を見ていったところ、近づけば近づくほど摩擦が起こりあまり良い相性とは言えない関係でした。 

 

今度はホロスコープで各惑星の角度から二人の相性を見ていったところ、金星の恋人同士としての相性を見ると角度はぴったりなのですが、その他の月や火星、太陽といった家庭面や肉体面、総合的な人生の方向性を見ていったところいずれも良くなく、結婚前はかなりラブラブで新婚時代の頃までは幸せだったのが、結婚して家庭生活を営むようになってからはだんだんと合わない面が出てきて、特に太陽のアスペクトで見ると距離は遠くないのだが人間としては水と油で溶け合うことは難しく、深い部分での気持ちの一致を見るのは難しい、という相性が見えてきました。 

 

今度はそれらを総合した心と心の相性・関係性はどうなのか?ということを宿曜経を使ってみていきました。宿曜経はインドで発祥した心の状況を見るのに特に適した占いで、月の運行からその精神の深いところの内面性を見ていくのですが、なんとこれが意外なことに「業・胎の関係」でした。宿曜経の中でも相性のタイプは何種類もあるのですが、特に「業・胎の関係」というのはめったにあるものではなく、前世でも出会っていて今世でも重要な相手として巡り合い、また来世でも出会う宿命がある関係、という縁の深い相性という意味合いがあります。 

 

ですのでこれらで出て来た結果を総合して言うと、お二人の相性は決して良いわけではないが結婚する前には愛情運が良いのでかなり盛り上がってラブラブのうちに結婚はしたが、お互い近づくほど摩擦も起こってきてその分人間的に磨かなければいけないところを半分砥石のようにして磨き合う、がそれでも二人は前世から結ばれている深いご縁なので今世でも協力して助け合いながら生きていく宿運がある、という相性が見えてきました 

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