もちろん最悪の方位をとってもピンピンしていたというのはご本人のパワーだけが理由ではなくて、部下や後輩たちの面倒を自分の身銭を切ってまでもよく見なければ気がすまないという面倒見の良さ、人の喜ぶ顔を見るのが好きという内面性からくる、今まで地道に積んできた徳がめぐりめぐって自分に跳ね返ってきているから、そういった凶方位の中からも救いの手段が自然と生まれてきてそのように身を処していくことができた、ということが生月盤の傾向や手相で生まれる前とその後の線の変化から照らし合わせてみても、現れていたという次第です。
なおかつ、精神世界・内的世界の方面にも興味があって、人を通じて私のことを知り鑑定を依頼されてこられたのでした。
そしてこの間、その方から近況についての連絡のメールが来ました。
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こんばんは。ご無沙汰してます。
以前品川にて占っていただきまして、その節はまことにありがとうございました。さて、近況をご報告させていただきます。
あれから、というか占っていただいた時期に同時並行で行っていた転職活動。無事に身を結びまして、この秋より錦糸町にて別の会社で働くことになりそうです。以前より時間的にお芝居の世界に関わりやすくなると思っており楽しみです。
今年は東北の方位が1番いいと言われていたこともあり、これも何かの縁と感じています。
現在は静岡にて、自分の欠点を随時修正しており、しっかり克服してから東京に帰りたいと思っております。
ただ、あれですね。弱点の修正ってホントに自分は直っているのか不安になります。
はっきりとした尺度がないですから。ただ、以前よりも仕事がやりやすくなっているのは事実です。
また、何かあれは近況もかねましてご報告させていただきます。
長くなりましたが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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ということでした。
この方はあまりに強運なため、ご自分の欠点を正面から面と向かって修正する機会が今まで無かったのでそういった凶方位に移動する事によって、一時的に運気が下がったり物事がうまく行かないというリズムの中で、それまでだったら何の問題も無くうまく行っていたことや得意な力が生きないという環境の中で悩みながら、自分が眼を背けてきたところに対して向き合って成長を促される、という働きが出ていたのでした。
しかしそれもあまり長期間になると今度は凶作用が強くなりすぎるので適度なころあいでまた方位的に見ても変化があると思っていたのですが、鑑定の時にもその方から仕事が変わるとすればいつ頃がよいか?
ということで聞かれたときに静岡から東京の方位が吉になる時期を見ていったのですが、今年(2008年)と来年(2009年)を除けば、あとは2029年以降まで吉報にはなりませんね、ということをお伝えしてありました。ですのでこのことも今回の転職先の決定要因の一つになっていたのではないかと思っております。
しかもこの方の場合は、東北の方位は9月と10月が吉に当たっています、ともお伝えしていたのですが見事にその時期をとらえた形で転職をして東京に戻ってこられるということですので、改めてその方の強運ぶりと、私がお伝えした方位に関する情報が一つになって今回の一連の流れになったのではないかということで、ちょうど鑑定をさせていただいた時期も含めて不思議なご縁を感じていた次第です。
前にも書いたことなのですが、鑑定というのは自分がしているようで実は天からの導きというか、させていただいているものなのだなぁ、ということが回を重ねるごとに身にしみて実感してきていることですので、今回もただならぬご縁を感じた次第です。
そうこうしているうちにもうすぐ2008年の最も方位のパワーが高まる時期が9月にやってきますので、この時期を逃すのはもったいないことですから、もし日ごろの悩みや疑問・質問点がありました時には、どうぞ早めにご相談くださいね。