今回は鑑定のお客さまで、講座の受講生でもあり、現在は十干十二支氣学鑑定師としても活動されている旺鳴航市(おおなりこういち)鑑定師が羊文学というバンドのファンとのことで、教えて頂いた内容を調べてみたらものすごく深いことが見えてきましたので、今月号のブログではこのバンドを題材として取り上げさせて頂きました。
リニューアル版講座について – 現在の進捗状況
リニューアル版講座についての、現在の進捗状況です。
10月末発表予定としておりました講座ですが、発表時期を再度調整させていただきます。申し訳ございません。
現在、毎年恒例の鑑定の繁忙シーズンに入ってきており、来年の運勢や吉方位を見据えた鑑定のご依頼を多数いただいております。この時期ならではのペース配分を考慮しつつ、講座についても引き続き作業を進めております。
これまでもお伝えしてきましたように、私にとって締め切りよりも大切なのは、自分自身が納得できる品質でお届けすることです。これは毎月のブログ記事も、お一人様お一人様へのオーダーメイドの鑑定書でも、すべてにおいて共通する姿勢です。
現在は11月末から年末にかけての発表を目標として作業を進めておりますが、品質を最優先に考え、必要に応じて調整する場合もございますことをご了承ください。
完成した際には、これまでにない気学・方位学の知識を、濃縮した形でお届けできると確信しています。皆さまには引き続きお待ちいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
もう年末と、来年の姿もチラホラと見え始めてくる時期に入りました・・
こんにちは、笹木です。
今年も、もう年末が確実に近づいてきて、そうしますと来年の運勢も気になる時期になってきました。
私の方も、少し前からは、いよいよ翌年の運勢と吉方位を知りたい方からの鑑定ご依頼も、本格的になって参りました。
そうしますと、今の私にとって一番大事なのは、やはりお客様の開運と幸せに直結する鑑定作業となります。
お一人様ごとの鑑定を、この十干十二支氣学で最高精度で観ていくのは、やはり非常に時間とエネルギーを要します。
しかし大変ではあるのですが、例えば鑑定後にお客様からのお言葉で
「魂の鑑定書ありがとうございます。ココロに火が灯るような感覚で前向きな気持ちになれました。日々を丁寧に過ごしていきたいです。」
などというご感想を頂けると、疲れも吹き飛びます。
それに加えて、毎年着実に飛躍の手ごたえを感じている近況なども一緒にご連絡頂けているとなれば、なおさらです。
全ての理論は実践のためにある、というのが私のポリシーであり、私の星廻りからもそこが最も強いタイプということが示されていますので、まずこの時期は理屈抜きでお客様への鑑定をすべてにおいて第一優先とし、それ以外は第二優先的な方面へとまわす、ということでも良いかなぁと思っています。
とはいえ、自分としてのどうしてもやらなければならないことがあるのも、また事実。
この兼ね合いのはざまで日々を忙しく過ごしておりますが、しかし最近は体調も、そして喉も、お陰様でだいぶ余裕を持って過ごせていて、毎日感謝をしておりますので、ますます鑑定をご依頼頂いた方のために頑張っていかなければ、という想いでおりました。
そうして私の中での蓄積されてきたこれまでのすべての鑑定の経験から見ていきますと、ますますゆるぎなく見えてきた法則がありました。
それは、今までにもお伝えしてきたことなのですが、人は一人では生きられないということです。特に、この現代の文明社会の中では、一人では生きていけません。
もちろんこうした運命学、四柱推命や九星気学、また他の占術も同様ですが、個人の運勢に加えて、その人の周りの運勢も観ていきますと、さらにその核となる人の運命もまた精度高く見えてくるということが分かりました。
今月号ではそれを、今まで伝えてきた実例も振り返りつつ、新たな実例と共にお伝えしていきます。皆さまにもこの世の中を動かしている神秘的な法則をご覧頂きたいと思います。
ぜひそれを私も含めて、自分の人生に活かしていくことで、ますます大きく開運を呼び寄せていくための参考にして頂ければ幸いです。
2025年11月節の吉方位と凶方位

と、その前にいつものお役立ち情報から、お伝えして参ります。
翌年の運勢は、いきなり0から100へと、暦の上での年の切り替わりである2月4日から完全に切り替わるのではありません。
その前の年の約3か月前から徐々に切り替わっていきます。つまりは、2025年の11月節から、12月、1月と約3カ月の間に徐々に翌年の運勢が影響を及ぼし始めて行って、それが前面に出て大きく切り替わるのが2月4日から、ということです。
2026年がどんな年になるのか?と言えば、一言でいうと「色々な意味で、激しい年」ということが言えます。
この「いろいろ」というのはたくさんの要素があるので、それこそ一言では語り切れないのですが、それは運勢においてもそうですが、方位においても同様です。
2026年は凶方位と吉方位の差もまた激しい、ということが言えます。
その凶方位にはもう2026年2月4日以降は行かない方が良い、とも言えますから、それまでにこの2025年の残りの3か月間のうち、その方位が開けている間は、行ける方は心置きなく、行っておいた方が良いということも言えるでしょう。
具体的に言いますと、11月節には南が吉方位で開けている方は、行っておいた方が良い、ということです。
それも含めて11月節の動き方の参考として、ご覧ください。
2025年11月節の、物事をスタートするのに良い吉日

そして次に、11月の中でそれぞれのタイプの方たちの運気が最も強まる開運日=ラッキーデーもお伝えします。
これは私の鑑定を受けた方か、よほどしっかりと四柱推命を深く学んで、ご自分の開運中の開運の気である「用神(ようじん)」が分かっている人でなければ実質的に使えない情報です。
しかし、もし使える場合にはとても効果が大きいもの、それがこの干支で観た吉日になります。
何かこの日に大事なものをネットで買ったり、大事な約束をしたり、大事な人との記念日にしたりなどすると、とても開運効果が高い日になっています。
さらに、私の鑑定を近年に受けた方は、鑑定書の4ページ目左上の忌神(いむがみ)のところの気はよくない働きをしますので、その気が強まる日はアンラッキーデーということで、注意して過ごしたり、そもそも大事な要件は入れないなどという風にして使うことも出来ます。
吉凶両方の日が分かるという意味では、ダブルで活用しがいがありますので、11月の予定を立てる際の参考情報としてお使いください。
買い物に関して言えば、これはネットで欲しい物を「ポチッ」と押して買う日に使うことも出来ます。
しかしネットでの買い物ではなく、もし自宅から見てどこかのお店に買い物に「行く」場合には「方位」が大事になってきます。
少なくとも日盤で「五黄殺」「暗剣殺」「破れ」などの三大凶方位が廻っていなければ、干支が良い場合もあるので大丈夫です。
相性の持つ驚くべき力
それではここからは、今月号のブログの本題に入って行きたいと思います。
これはもしかしたら、今までの方法よりも一足飛びに、皆さまの人生を大きく開運に向けさせる方法の参考になる情報かもしれません。
それを実際にやっている人たちのことを手掛かりとしてお伝えしながら、そこから導き出される結論をお伝えしていきます。
焦らずじっくりやって行けば、後になるほどに人生が、その人たちのように大きく開運させられるかもしれない、という「開運ルートの近道」をお伝えするからです。
こういったことは市販の本などにはどこにも書いておらず、私が鑑定の実際の体験の中から導き出された法則性をダイレクトにお伝えしているものですので、いわばこのブログをご覧になられている方にだけのプレゼントのようなものです。
それではここからは、いきなり新しい情報をお伝えせずに、まずは今までお伝えしてきた内容も振り返りながら、丁寧に述べて行きたいと思います。
人と人とは相性次第で、1+1が3にもなったり、1+1が1にもなったりする
今までは一人一人の運命学から見た2025年の運勢と出てきた現象や、その背景の陰陽五行の叡智などを見てくることもありましたが、今月号ではそれらも含めて改めて「個人の運勢を超える相性の力」ということについてお伝えして参りたいと思います。
自分一人の運勢だけでは限界がある、というのは当然のことです。
しかし、最高の相性の人と組むと、個人の運命を軽々と越えて、大きくスパークするということがあります。
時代の変化と「眼力」の重要性
最近、スポーツ選手や音楽アーティストを見ていますと、自然と最高の相性の人を身近に選んでいる成功者が散見されてきました。
最近は特に、西洋占星術で、2021年以降は「風の時代」などという風にも言われて来ましたが、時代の進化と共に、内面がバージョンアップされている人が特に多くなってきているのか、真に眼力のある人が大きく開運してきています。
私が、こうした東洋古来の陰陽五行の占術、四柱推命などで見ていったところ、これは偶然ではないようです。
今回のテーマ
今回は、2つの実例を通して「相性の力」を見ていきます。
1つ目は改めて、最近の活躍も著しい、大谷翔平選手と、
2つ目は、羊文学という若手世代に人気のある、音楽バンドです。
この2組について、改めて四柱推命という東洋の叡智から見えてくる真実をお伝えしていきます。
実例① 大谷翔平選手 – 最高の相性を身近に
大谷選手を取り巻く2人
大谷選手の周りには、このことを示唆してくれる(くれた)、重要な2人の人物がいます。
真美子夫人と、水原一平氏(元通訳)です。
まず、大谷選手の命式から見ていきましょう。


大谷選手の命式を見ますと、火気の財星突出型ということが分かります。
この命式が求めている気、つまり開運のために必要な気は「金水用神」です。金気と水気を補うことで、運気が整い、さらに開運していくタイプということです。
次に、真美子夫人の命式を見てみましょう。


真美子夫人は、水気の比劫大過タイプで、木火用神です。
命式の中に水気が非常に強く、そして木気もこの時には運勢で微弱にですが、持っていました。
おそらく知り合った時期と、結婚した時期には運勢で巡ってきていたので、スムーズに引き合えました。
しかし2025年の現在ではお子様も出産されて、恋愛・結婚・家庭面で言えば新たな段階に入ったのと、木気も運勢で去ってしまったので、少し大谷選手と家庭生活でギクシャクするところも出てきているかもしれませんが。。。
でも大谷選手が一番求めている水気を、真美子夫人はしっかりと持っているということです。
そして、水原一平氏の命式も見てみましょう。


水原氏は、水気の財星大過タイプで、火土用神です。
命式の中に水気が非常に強く存在しています。
命式分析から見えること
ここで注目すべきは、大谷選手が求めている気が「金気と水気」であり、
真美子夫人は「水気」を豊富に持ち、
水原氏もまた「水気」を豊富に持っているということです。
つまり、大谷選手は自然と、自分に必要な気を持つ人を身近に選んでいたということになります。
これは偶然でしょうか?いいえ、大谷選手の生き方を見ると、そうではありません。
大谷選手は自分を限界まで鍛える努力をし、その眼力で、本能的に自分に必要な気を持つ人を見抜き、引き寄せているのです。
相性の力が生み出した成功
大谷選手の才能は確かに素晴らしいものです。
しかし、個人の才能だけで、ここまでの世界最高の舞台での活躍が実現できたでしょうか?少なくとも個人の運勢だけではここまでの運勢は示されておらず、現在はそれを大きく凌駕するくらいの活躍をされています。
周囲との相性がさらに運気を高め、個人の運勢を大きく超えた成功を生み出している、ということが四柱推命から見えてくるのです。
実例② 羊文学 – ネット募集で引き寄せた奇跡
羊文学とは
羊文学は、独特の世界観を持つロックバンドです。
アニメ『呪術廻戦』のエンディングテーマがYouTubeで6000万回再生を突破し、一躍人気となりました。
このバンドの特徴は、ボーカル(作詞・作曲・ギター)が核となり、ベースとドラムはネットで募集して選んだという点です。
つまり、偶然の出会いから生まれたバンドということです。
3人の命式分析
まず、ボーカルの塩塚モエカさんの命式を見てみましょう。
塩塚さんは、土気の印星大過型で、金木水用神です。
命式の中に土気と火気が非常に強く、金気、木気、水気を必要としています。
特に金気が最も重要な開運の気となっています。
次に、ベースの河西ゆりかさんの命式です。

河西さんは、水気の食傷大過型で、金木火用神です。
命式の中に水気が非常に強く、そして木気も持っています。
そして、ドラムのフクダヒロアさんの命式です。

フクダさんは、金気の食傷大過型で、火土用神です。
命式の中に金気が非常に強く、そして火気も持っています。
驚くべき相性の一致
ここで注目すべきは、
ボーカルの塩塚さんが求めている気は「金気、木気、水気」であり、
その中で最も重要な金気は、ドラムのフクダさんが豊富に持っている。
木気は、ベースの河西さんが現在の運勢で持っている。
水気もまた、ベースの河西さんが豊富に持っている。
つまり、核となるボーカルが最も必要としている気を、ベースとドラムの二人が見事に補っているという、偶然ではありえないほどの開運をもたらす「ほぼ」理想的な組み合わせなのです。
もしボーカル一人だったら?
塩塚さんのボーカルとしての才能は確かにあります。
作詞・作曲の能力も素晴らしいものがあります。
しかし、ここまでのメジャーな成功、動画の6000万回再生という数字は、果たして一人で達成できたでしょうか?
相性の力が、個人の運勢を大きく超えたからこそ、ここまでの成功があったと言えるのではないでしょうか。
羊文学の現在
この前、羊文学のインタビュー記事がありましたが、現在ドラムのフクダさんは体調を崩して休養中とのことです。
ボーカルの塩塚さんとベースの河西さんも、なんだかとても軽いノリというか、あっさりしているというか、そこまでガツガツとした根性や気合系の人ではなく、まさに「いまどきの人」というノリでした。
参考文献として今月号のブログの最後にURLを載せますので、「このブログを最後まで読んでから」ご覧くださいね (=^_^=)
羊文学 – more than words (Official Music Video) [TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」エンディングテーマ]
こちらの動画では、ボーカルの塩塚さんの命式が持っている「水火激冲(すいかげきちゅう)」という星廻りの特徴が、踊り方で見て取れます。
水火激冲は、美男美女が多かったり、閃きが豊かで頭の回転が速いという特徴がある一方で、水と火が激しくぶつかり合うため、心の葛藤を常に感じやすいという性質を持っています。
言葉にならない内面の想いを、規則正しいリズムや形にもならないような踊りで吐き出すかのように表現しています。
「more than words=言葉以上のもの」という、内面の感情そのものを身体で伝えているかのようです。
この星廻りの場合、生きづらさと才能の豊かさは表裏一体というタイプなので、まさに天性の芸術家という命式だと拝見しました。
四柱推命で相性が分かる仕組み
ここまで、大谷選手と羊文学という2つの実例を見てきました。
では、なぜ四柱推命で相性が分かるのでしょうか?
初めての方にも分かるように、その仕組みを簡単にお伝えします。
五行エネルギーバランスとは
木・火・土・金・水の「干支(えと)=十干・十二支(じっかん・じゅうにし)」で観た、5つのエネルギーがあります。
誰もがこの5つの気を持っています。
バランスが偏ると、運勢も偏るので、自分に必要な特定の気を求めることで開運を呼び込むことができます。
ポイントは、木・火・土・金・水の気の「パワーバランス」と「温度」を整える観点です。
この2つの見方が出来れば、人生を見通せて、自分オリジナルの開運法も見つかり、人様も開運に導けるのです。
相性の基本原理
自分に足りない気を持つ人=良い相性、というのが基本的な見方です。
それはお互いを補い合う関係ということです。
命式を見れば、誰と相性が良いか分かります。
しかしそれだけではありません。
自分と同じ気を持っている人は、同じグループであり、気の波長がものすごく合います。
ですから、同じ方向性の開運の努力をすれば良い、ということもあります。
それぞれのタイプ別での、合わせ方があるので、相性は一言では言えず、難しいものでもあるのです。
なぜ自然と良い相性の人を選べるのか?
その人のもともとの個人としての生き方がまずはあって、それがベースにあった上で、身の周りで出会った人で、波長が合う人に無意識に惹かれます。
「波長が合う」という感覚の正体は、その人の生き方で、どの気を求めているか?をもうすでに自然に決めてしまっているからです。
眼力のある人は、本能的に良い相性を見抜いています。
それが大谷翔平選手であり、羊文学の特にボーカルの塩塚さんなのです。
まとめ – まず自分を整えることの重要性
相性の前提条件
ここまで、相性の力についてお伝えしてきました。
しかし、良い相性を結ぶ前に、大前提があります。
それは、まず自分自身が全力で頑張ること、そして自分の五行バランスを整えることです。
等身大で生きる
その整え方とは、自分らしく等身大で生きるということです。
言い方を変えれば、無理をせず、自分の本質を知り、そこを活かす生き方をする、つまり運命の調律法に基づき、必要な五行エネルギーを採り入れるということです。
その方向性は、もうすでに私たちの先人から与えられていて、こうした四柱推命などの、東洋古来の歴史に基づいた、森羅万象の叡智が教えてくれています。
そうすることで、自然と自分の五行が整い、開運と幸福がもたらされる生き方が出来るのです。
美しい命式が良縁を引き寄せる
自分が輝けば、その波長に合った人が引き寄せられます。
自分がやることをやって輝いていくと、さらに自分を高めてくれる人とのご縁が生まれます。
相性の力は、自分を整えた先にあるのです。
運命学の確信
大谷選手、羊文学の実例を見てきました。
四柱推命は、ある種の見方で言えば「神の領域から人生全体・運命全体を見通せるもの」です。
そのままで行くとどうなるかという運勢を。
さらには、どう生きるのが良いかという開運法まで、見通すことができます。
これを活用することで、自分の人生も大きく変えられます。
私は毎年、様々な方の鑑定をお取次ぎさせて頂いていることで、ますますこの確信は強くなっています。
では最後に、ここまでブログをお読みくださったあなたのために、現在作成中の講座の資料から一部を抜粋して、先行してご覧頂ければと思います。
これは私の鑑定書のスタイルを、大谷翔平選手の2026年の鑑定書を作ることで、ご覧頂くものです。
このようにして自分の持つ星から、運命や、開運法、そして最も大きな運気を高める方法である、干支の吉方位採りもすべて網羅して分かるようなフォーマットになっています。
これをご覧になられて、運命を精密に分析した後、どのように自分の開運に結びつけるか?の参考の一助として頂けたらと思いました。
結び
もっと深く知りたい方は、鑑定や講座でお伝えしております。
来年の2026年には、あなたが自分を輝かせたうえで、さらに最高の相性との出会いに恵まれますように。
参考文献:
羊文学インタビュー記事: https://natalie.mu/music/pp/jasrac_hitsujibungaku









