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やはり引越しは大事です

 
 こんにちは、笹木です。 
 
最近は占い鑑定以外の仕事もかなり忙しかったのですが、その中でも鑑定の方はどちらかと言いますと、引越しに関するご相談が重なっておりました。 
 
例えばご夫婦で相談にいらした方は、前に引越したのはご主人様にとって吉方位でしたが奥様にとっては凶方位というケースで、まず引越した直後に鑑定でお会いした時には「このままだと奥様の体調が悪くなって行き、このままここに居続けますと病気になる可能性もありますよ」、と言っていたのですが新居に引越したばかりだったのでそのままになり、ただ新婚旅行先だけはお二人の共通吉方位に行って頂いてとりあえずできうる限りのプラスエネルギーを補充してきてなんとかしのいで頂いた、ということがありました。 
 
しかし時がたつにつれてやはりその海外旅行のプラスエネルギーもだんだん引越しによる日々増えていく凶エネルギーで相殺され日々目減りしてきつつあり、特に最近になるに従って前にお伝えしていた通りになってきたので再度の鑑定依頼があり、その鑑定内容としましては、引っ越さないでいるとこのまま約11年間影響が出続けるのでこの凶意を断ち切るために、次回は最高のタイミングで吉方位への引越しを、とお勧めして早速物件も決めてきて頂いた、ということもありました。 
 
これでこの方の奥様もほっと一安心だなと安堵していたところでした。仮にあのままだと凶意が重なった時期の引越しだったので特にマイナスエネルギーが倍増していくスピードも速かったのですが、しかし手相を拝見したところ寿命が途中で切れて短いと言うことはなく、むしろ元々の生命エネルギーは強いものを持っていて寿命も長い傾向が出ていたので、いずれこのような鑑定で吉方位に導かれて命が救われるということも潜在意識は知っていたのかもしれません。 
 
あとは最近の芸能人の場合でも、引越しではないのですがそれに近いくらい重要な海外旅行に関して、今年の大凶方位である東と西に行って調子を下げている人も意外と目につきます。 
 
例えばロサンゼルスに行って、ミュージックステーションの本番に間に合うための飛行機に遅れて(遅れるというのは今年東に廻っている五黄殺の象意でもあります)日本に帰ってこれなくて大問題になった浜崎あゆみや、宮崎あおいの夫でニューヨークで行われた金閣寺の公演で長期間向こうに滞在していた高岡 蒼甫(たかおか そうすけ)。彼はツイッターで韓国のドラマを多く流すフジテレビに対してかみつく発言をしたらこれが大問題になって炎上、ついには所属事務所も辞めるという羽目になりました。 
 
または西の方位に当たるスペインに事務所を作ってそちらと行ったり来たりしている沢尻エリカも、まだ離婚問題がこじれたままで糸口が見えません。昨年も大凶方位である西南に引き寄せられるかのように行っていましたので、これはまだまだもめるのではないでしょうか。 
 
まりそれだけ凶方位のエネルギーと言うのは大きなものがあるのです。 
 
・・・とそういったように、どちらかと言うと引越しの相談にこられる方は凶方位に行って何らかのよくない現象を感じ取った方が多いのですが、仮にもしそれと同じだけプラスの運気を取ったならば、逆に驚くほど大きく素晴らしいエネルギーを手にすることもできるのです。 
 
引越しに関しては約11年前から取ってきた影響がじわじわと出続けてくるものなので、例えば南の九紫の方へ引越した人と言うのは、引越したあとから効果はもちろん出続けてきますがその時に得られた九紫のプラスの象意は、年代で言うと特に中年以降大きく出てくるとも言われています。 
 
このように引越しを少なくとも数年単位で見て方位と時期を設定し、しかも自分が今後何を目指していくのかまで考えて決めていきますと、人生に与える影響はとてつもなく大きいものになります。 
 
方位学にしても平安時代やさらにその前の平城京などの遷都の頃から活用されており(それがあれだけの頻繁な遷都の背景にもあったのですが)、平安、江戸、明治から現代に至るまで過去の先人たちが着々と現れ出てくる現象との整合性を検証しながらブラッシュアップしてきたものですので、まさにこの現代にその昇華された知識を活用しないというのは実にもったいないとも言えるのです。 
 
特に大きな例で言いますと、日本でもほとんど類を見ない江戸時代という300年の天下太平の世の基を築いた徳川家康は本命星七赤金星、月命星八白土星だったのですが、駿府から江戸城に入る時には八白大歳という特上の大吉方位の時にタイミングを定めて居を移しており、 
 
また破竹の勢いで諸外国に肩を並べて国力を増進し、日清日露戦争で世界に日本の名を一気に知らしめた時のリーダー的存在であった明治天皇は本命星四緑木星、月命星九紫火星ですが、京都から東京へはこれまた東の三碧木星という陛下にとっての最大吉方位にて居を移してこられました。 
 
お二人とも人間としての資質や考え方・人徳があったのはもちろんですが、もし仮に凶方位で移転していたならばまた結果も違っていたでしょう。 
 
そもそもの資質があったからということはもちろんなのですが、あとはお抱えの陰陽師や軍師のような人がその時期を進言して結果設定できたということもあったかもしれません。しかしそれによって結果的に巨大なプラスのエネルギーを呼び込んで運気面での路線を敷いた上で、あのような素晴らしい現実面を築き上げてきたということは見逃せないひとつの事実だと思います。 
 
但し明治天皇の場合の東京遷都は本命星、月命星から見てもまごうことなき共通の大吉方位だったのですが、徳川家康の場合は本命星から見れば大吉方位ではあったのですが月命星から見れば月命殺と言う凶方位に当たっていましたので、八白土星と艮宮の表す家庭面において、自分の娘の千姫やその婿の豊臣秀頼に対して凶意を向けるような、いわゆる自刃に追い込むような大阪冬の陣、夏の陣を仕掛けることになってしまったのです。 
 
しかし本命星から見ればただでさえ吉方位のところ、そこには大歳が巡っていたので天の時としてはもう二度と廻ってこないだけの大きなチャンスでもありましたので、それに比べれば小さく出てくる月命星の方まで良い時期が重なるのを待つというのは厳しかったかもしれず、そういった運気面のアドバイスをしていた天海僧正にとっても苦渋の選択、あえて分かっていた上でやったことだったのかもしれません。 
 
言い換えますとこれは大事の前の小事、避けられない運命だったのかもしれず、そこまで見抜いた上できっと天海僧正は江戸への移転を進言したのでしょう。そうでなければもともと家康のように幼少のころからの大きな移動はほとんど吉方位を取ってきていて、色々な大名のところを渡り鳥のように世話になったりしながらでもしぶとく生き抜いてきたり、また特に危なかった武田軍と戦って敗れた末 命からがら逃げかえってきた時には城の門を開けたままにしておいて敵がいぶかしがって退却すると言ったようなひらめきが出てきて「運よく」助かったりするようなことは、運気的な応援がよほど吉でない限りうまくいくはずがありません。 
 
ということで引越しに関しては、小さな傾向も長期間じわじわと続くので自分の身にも大きく出てくる分 月命星から見た運気も大事になってくるのですが、これは大きくグワンと短期間で出てくる海外旅行にもいえるのです。 
 
つまり自分の人生に大きく影響を与える引越しや海外旅行は、もし良いほうに活用するのであればしっかりと調べた上で納得の上決めることが、本当は人生でも大きなポイントになってくるのです。 
 
ではそういう私はどんな調べ方でどんなアドバイスをしているのか、と思った方もいっしゃったと思うので、ここで改めて私がいつも精密鑑定でじっくりとご相談に乗る場合はどのような流れで、またどのような内容を調べた上でお伝えしているのかを述べていきますと、 
 
鑑定書の内容としては、 
 
・今年と来年の年運 
・今年の吉方位一覧表(年盤だけでなく月盤も) 
・その年の吉方位の象意(効果の出方)と、自分の星との相性から見た優先順位および効果が出やすい取っていきかた 
・今年の凶方位とその注意点 
・過去の吉凶の移動履歴の総合的指標(たとえば凶方位に小さく行ったのと、吉方位に大きく行った場合は同じではないように、パワーバランスまで見ていきます) 
 ・追加オプション(ご希望の方のみ):吉方位の効果をさらに高める吉日と時間。これはお水とりや精度を増した引越しのために活用できます。 
・吉方位の効果が半減したりお水取りには適さない土用の時期。 
 
そのほかに、たとえばある方との相性を見たいとか、家庭運、子供運、仕事運など特に気になる特定の分野が知りたい場合にはそういった質問にお答えしていく、と言う流れになります。 
 
以上のように、吉日・吉の時間に加えて先ほどの徳川家康の例ではありませんが、追加オプションになりますとその方の本命星プラス月命星まで加味した上でオーダーメイドで吉凶一覧表を作っていきますので、本当の意味でその方独自の年間の運気を強めることのできるエッセンスが詰まった吉方位一覧表になります。たまに笹木先生の鑑定書は我が家の家宝です、と言ってくださる方もいます。それはどう見ても褒めすぎでしかないのですが・・・。 
 
結論としましては、年運のバイオリズム(先天運)と、過去の方位の吉凶の移動履歴(後天運)、そこに手相(潜在意識)も組み合わせて観ていくと、一つの占いの見地からだけではなくそれぞれの角度からより詳しく立体的に見れますので、もちろん完璧とか絶対と言うものは世の中にありませんが、しかしそれぞれの角度からライトを照らして見た分本質が詳しく浮き彫りになって、鑑定の最後にはご本人様も深く納得した上で今後の行動を起こしていけるアドバイスになっているのではないかと思っております。 
 
・・・という以上のような内容でやっておりました。 
 
こういった精密鑑定を行うときには、今言ってきた内容のことを順を追ってお話していきますので決して20分とか30分で終わる内容ではありませんので通常は1時間から2時間、時には3時間から4時間という方もいらっしゃるのですが、まずは最初に鑑定時間を決めて予約していただいた上で、時には延長ということもありますが、深くじっくりと色々な角度からお話をさせて頂いております。 
 
世の中の現実面というのは、本当に運気と表裏一体ですので、こういった使い方を間違えると怖くもありますが上手く活用すればものすごく人生が豊かになる方法でもありますので、ぜひ少しでも多くの方にそういった古来からのエッセンスに興味を持った上で活用していただきたいと願っている次第です。 
 
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