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映画「鬼滅の刃 無限列車編」には、干支と九星の知識がしっかり盛り込まれていました

前書き1
【2020年12月節は2020年に起きてきたことを象徴し、2021年1月節は2021年に起きてくることを象徴している】

 今回は、アニメ映画 「鬼滅の刃 無限列車編」を見てきた感想をメインにお届けするのですが、鬼滅の刃の中でも「干支」と「気学」に関する知識はさりげなく盛り込まれていましたので、今月号のブログでは、そういった「占い鑑定」の角度も交えてこの映画を読み解いていきたいと思います。

こういった映画評はなかなか無いと思うのですが、そこに関連した資料も今回、まずは上記に添付した次第です。

この暦は「2020年と2021年の年盤と、2020年12月節と2021年1月節」をまとめた画像なのですが、ここを見て頂いてもお分かり頂ける通り、この暦にはまず干支と九星の情報が記載されています。

そしてこれを深く読み解いていくと、何かしらの共通項があるということにお気づき頂けますでしょうか?

そう、「2020年の年盤」と隣の「2020年12月節の月盤」では干支と九星の配置がそっくりで、同様に「2021年の年盤」と隣の「2021年1月節の月盤」でも干支と九星の配置がそっくりということがお判りいただけたと思います。

これは何を意味しているかと言いますと、私自身やお客様の運勢を読み解いて検証して観てもさらにそうだと思ったのですが、この2020年の12月節に起きていることは2020年全体の縮図、つまり2020年に起きてきた運勢全体の傾向が色濃くこの1か月間に凝縮して起こってきており、同様に来月の2021年1月節に起きてくることは、2021年全体に起きてくることの縮図になりうる、ということなのです。

そう考えてみますと皆さまにとりましてのこの2020年12月節(12月7日~1月4日)と、2020年全体で起きて来たことを振り返って比べてみて、いかがお感じになりましたでしょうか?

また鑑定やセミナーなどでお会いする機会があれば、私に実際の感想としてお聞かせいただけたら嬉しいです。

さらには、正月明けから入っていく2021年の1月節(1月5日~2月2日)には、2021年全体に起きてくることを象徴した出来事がやってくる可能性もあります。

来年に起きることに関しては、私のご提供しているこの「十干十二支氣学」による干支と九星の知識によって2021年全体に起きてくることを読み解くことも出来ますが、あとはご自身の体感としても、来月の2021年1月節がどういう月になるかを注意深く分析していくことで、来年の2021年全体のことを占うことも出来ると思いました。

あとこの表はまた別な方位的な活用の仕方も出来ますので、後ろの方で鬼滅の刃の映画のストーリーとも交えて、説明をしています。

こうした観点もぜひお役立ていただきながら、今月と来月をまずは元気で充実した時間としてお過ごしいただきたいと思います。

本題の前に、今月も定番のアメリカ大統領選の経緯について「ちょっと」だけ・・・

前書き2
【アメリカ大統領選について】

そしてここまで書いてきた「アメリカ大統領選」についてもちょっとだけ触れたいのですが、まだ現時点ではだれが大統領になるか、決着はしていませんよね~。まさかバイデン氏にもう決まったとは思っていませんよね・・・?

しかしもうすでに、私は11月のブログで「アメリカ大統領選は、トランプ氏が2020年12月節(12月7日~1月4日)中に勝つ可能性がある」と書いてきた通り、実際にアメリカの情勢を見ていると、まずはバイデン氏の運気が急落しているのに伴い、致命的なスキャンダル情報が出て来ました。

【速報!】バイデン詰みか?!ウクライナ政府、バイデンのウクライナでの汚職情報を公開し、関連する各国法務機関へ送付する/バイデン家の銀行口座、通話記録についてバイデン家の壊滅的な情報
http://totalnewsjp.com/2020/12/29/trump-413/

まだ民主党 左派寄りのマスコミはほとんどこれを報道していませんが、いずれ時間の問題としてこれはもう隠すことが出来ない情報として誰の目にも分かるように出てくるでしょう。

そしてトランプ氏の方も、ギリギリまで憲法を守って今回のあらゆる不正を米連邦最高裁など司法に提訴することで解決しようとしてきましたが、トランプ陣営が12月20日に提出した再審の申し立てについても、米連邦最高裁は12月23日に、被告側の回答期限を大統領就任式である1月20日の3日後にすると発表しました。

こうした状況の中、いまアメリカはクリスマスから1月4日まで休暇期間ですが、あとはすべて2021年1月6日、連邦議会上・下両院の合同会議において行われる、各州から送られてきた選挙人投票結果の正式な集計と確認が行われる日に、かなりいま水面下で繰り広げられている物事が一気に動き出し、決着に向かうと観られています。

ですので2020年12月節(12月7日~1月4日)中には大統領は決まらなかったのですが、水面下の運気の動きとしてはすでに大勢は決していると考えていますし、トランプ氏が勝って大統領になるという私の当初の予測も変わっておりません。

ですので最終的に大統領が就任する1月20日までこのまま、まずは1月6日の動きを見守って参りましょう。

映画「鬼滅の刃 無限列車編」を観てきました。

 そして改めまして!
こんにちは、笹木です。

イヤー、今年もついに最後の日、大みそかの12月31日を迎えましたね~(^o^ ;

最近は本当に、寒くなってきました。年末年始は、「強烈な寒気」が流入してくるそうですので、急な積雪や暴風には警戒して過ごしていきましょう。

そういったときにはまず、あまり寒い時には外に出かけないことと、あとは心の中も暖かくなるような感動できる映画を見て過ごしたいですよね (*´▽`*)

そして私もようやく、12月28日(月)に映画「鬼滅の刃 無限列車編」を見てきました。

こういったときにはなるべくできる限り予習はしていくタイプなので、マンガも一通り全巻読んでいて、アニメもアマゾンプライムで全部見終わって、YouTubeでも関連動画は一通り見終わってから映画を見に行きました。

なるべく毎年最後のブログでは固いことは抜きにして、柔らかめのエンターテイメント系の話題を取り上げているのですが、今年は日本の映画史上、興行収入1位を上げていて現在も上映中の、映画「鬼滅の刃 無限列車編」を見た上での感想を書いてみたいと思います。どれくらいの大きな数字かというのは、以下のニュースをご覧ください。
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NHK 首都圏NEWS WEBより
映画「鬼滅の刃」興行収入1位に <12月28日 12時04分>
人気漫画が原作のアニメーション映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が、公開から73日間で324億円に達し、平成13年に公開された「千と千尋の神隠し」の316億円を抜いて、国内で上映された映画の歴代1位になりました。
人気漫画「鬼滅の刃」を原作にした「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、大正時代の日本を舞台に主人公の少年が敵の鬼たちと戦いを繰り広げる物語で、去年放送されたテレビアニメの続きが描かれています。
映画を配給する東宝などによりますと、ことし10月16日の公開から今月27日までの73日間の観客動員数は2404万人で、興行収入は324億7889万円に達したということです。
この結果、興行収入は、平成13年に公開された宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の316億8000万円を抜いて、国内で上映された映画の歴代1位になりました。
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とのことです。すごいですね~、しかもまだ現在も公開中で12月28日(月)にようやく私も行って見てきたのですが、まだ観客は9割がた入っていましたので、全然人気が衰えていないなーと感じました。

帰る時に話している人たちの中で、「俺は3回見た」という声も聞こえてきましたが、なるほど、こういう人たちも興行収入に寄与しているんだろうな~と思いました。私自身見てもやっぱり面白かったので。今度年明けにまだもしやっていれば、4DXという、座席が揺れ動いたり天井からミストが降ってきたり、音響効果が高かったりという劇場でも観てみたいなぁと思いました。

では今回のブログでは私の感想も述べていきたいと思いますが、この映画のネタもかなりふんだんに入っていますので、もしまだ見ていなくて中身を知りたくない方は、今回のブログは映画を見終わるまでご遠慮ください。でも映画を見る気が無くて、干支や九星の知識も知りたくて、何となくストーリーをこのブログで読むくらいでいいという方は、このままで大丈夫です。(^-^ )

音楽や絵がとても素晴らしかった

で、見終わった感想はと言いますと、ひとことで言えば「非常に良くできていた」という言葉に尽きます。

これなら確かに、1回だけではなく何回も見たくなる人も出てきて、興行収入が上がるというのもうなずけます。

ではどんなところが良くできていたかと言いますと、ひとえに絵と音楽のマッチングの度合いがとても優れていたところでした。

アニメ映画としてのクオリティが素晴らしく、それはもはや原作の漫画の絵やストーリーを「何倍にも」膨らませてくれていたという作用もあり、まずは声優陣の魂のこもった迫力ある演技も手伝って、ものすごい相乗効果が出ていました。

そしてこのアニメを作った制作会社はufotable(ユーフォーテーブル)というところなのですが、特徴としてはとにかく空とか雲、水の中や新緑の緑などの自然の絵が美しいのが特徴です。

ufotableが作った他のアニメとしては、SAO(ソードアートオンライン)とか、fate(フェイト)シリーズというものもあり、そういったジャンルが特に好きな自分としてはこの作画の画風を見慣れていたので、始まって5分間くらいでそれを感じられたので、その後も鉄板の安心感があったのですが、あとは音楽もなにより、映像と同じかそれ以上の主役と化していました。

音楽を作っていたのは、もちろん梶原由紀さんという方で、上記のSAO(ソードアートオンライン)とか、fate(フェイト)シリーズにも全面的に携わっていて、「天才か?」というくらいの溢れる才能の持ち主だなぁといつも感じていました。音楽のテイストとしてはなんか教会音楽的な、神秘的な雰囲気が感じられるのが特徴だと思っています。

SAO(ソードアートオンライン)の動画

fate(フェイト)の動画も

そして鬼滅の刃の今回の話としては、簡単に言えば鬼が出てきてそれを倒すというストーリーなのですが、途中までの鬼は倒したところ、最後に(この映画の中では)ラスボス的なものすごく強い鬼が急に出てきて、その鬼には煉獄さんというこちら側の(この映画の中では)一番強い人がやられてしまう、という展開です。

このマンガの中での「鬼」というのは人の血肉を喰らい、ものすごく強くて攻撃を受けても首を切られない限りはすごい回復力で傷が治癒してしまうというところは、西洋のバンパイア的な存在がもしかしてこの漫画の中での東洋の鬼、という位置付けなのかも、ということはマンガを見始めた当初から思っていました。

その最大の類似点は、太陽光を浴びると消えることでもあります。

この鬼たちは、始祖の鬼である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の血でしか増えていかないのですが、『鬼滅の刃』に多大な影響を与えたとされる 『ジョジョの奇妙な冒険』 においても、ディオは吸血鬼のエキスを血管に注入することで、ジョナサンを同類にしようと試みていますので、こういった点も似ています。

<ジョジョの奇妙な冒険>

ということで、今回の映画はさすが流行っているだけあって、中身も実にクリエイター陣が手を抜かない出来に仕上がっていて、これならこの人気も納得、という風に思ってみていました。

鬼滅の刃にも、干支と九星の知識が盛り込まれていた

ではここからが、鬼滅の刃を十干十二支氣学の、干支と九星の面から読み解いて感じたこと、に入っていきます。

干支の知識

この鬼滅の刃の主人公である、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼を退治するために入る鬼殺隊(きさつたい)には、鬼を倒す剣技の腕の熟練度によって、階級が湧けられています。

そしてこの階級は、癸から始まります。そこから甲に向かって、階級が上がっていき、ここをクリアしてさらに上る時、柱(はしら)となるという仕組みです。

これは四柱推命、というよりも干支(えと)の十干十二支(じっかんじゅうにし)のうちの十干(じっかん)の10個の星から来ています。

甲・乙・丙・丁・戊・己・康・辛・壬・癸
(こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き)
(きのえ・きのと・ひのえ・ひのと・つちのえ・つちのと・かのえ・かのと・みずのえ・みずのと)

となっており、それらがどういった意味で、木・火・土・金・水のどの五行か、それぞれどんな意味なのか?については私の本か、このホームページの「四柱推命」のページを見ればそれぞれの角度から意味が記載されています。

しかしここでは簡単に一つだけ言いたいのは、昔は甲(こう・きのえ)が一番偉いとか、癸(き・みずのと)が一番くらいが低いとかいう風に見られていたこともあったかもしれませんが、そんなことは決してありません。

その人がどんな十干かを見る時には、生まれた年ではなくて、「生まれた日」で見ていくのですが、いずれにしてもどの十干かでの優劣などはありませんから、そこだけはまず覚えておいてください。

まさか、鬼滅の刃を見ている方で「私は癸だから一番、順位が低いのかしら・・・」なーんて言うことは全然ありませんから。

昔の通信簿でも、甲が一番上で、その次が乙、その次が丙という時代もあったかもしれませんが、これは干支のことを知らない人たちが作ったか、たまたまそうした順位付けを作った人が、自分の日干(にっかん・生まれた日の十干)=日主(にっしゅ・四柱推命では特に生まれた日の天干)が甲だったのでそのように優先順位を付けたのか、いずれにしても生まれた日の天干が最も大事なので日主と呼ぶこともあります。

私の四柱推命の師 浅野太志先生の流派では、この日干=四柱推命でその人の運命を見る際には起点となる星が最も大事なので、日干を日主(にっしゅ)と呼んでいますので、私もそのように言わせて頂いております。

浅野太志先生のホームページはこちら

「サロン ド シルフィーユ」

さらには、鬼殺隊の中でもトップクラスの強さを持つ人たちを柱、と呼びますがこれも何か「四柱推命(しちゅうすいめい)」の柱から来ている気も致します。

ちなみにマンガの中での柱とは「鬼殺隊」の中でも最高位の階級の人たちのことです。柱のメンバー数は合計9名で、この理由は「柱という漢字の画数が9画」だからだそうです。まさに鬼殺隊という組織を支える「柱の役割」を担うツワモノ揃いの剣士たちが柱であり、それがもしかしたら四「柱」推命から来ているのでは?と私はこのマンガを見て最初のころからそう感じていました。

が、この考えが当たっているかどうか、それは皆さまのご判断にもお任せします (^^;)

九星の知識

そして、この鬼滅の刃、特に今回の映画の「無限列車編」には気学の知識も出てきていました。

(この映画の中での)ラスボスの猗窩座(あかざ)、これは鬼側のトップクラスの実力を持つ十二鬼月(じゅうにきづき)の中で、上弦の参という位にいて、実質的にはトップの始祖の鬼である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の部下たちの中では3位の実力を持っているということを表しています。

その上弦の鬼 猗窩座(あかざ)の使う技が「破壊殺(はかいさつ)」というモノで、この言葉は気学用語でもあります。

ちなみに猗窩座(あかざ)の使う技である血気術(けっきじゅつ)は、この映画の中では4つ、またコミックスの18巻で出てくる時にはさらに6つ増えていますが、今回出てきた技は以下の4つです。

破壊殺・羅針 : 武の構えを取った後に足元に雪の結晶に似た術式を展開する技。猗窩座が決定的な打撃を与える時に使用し、この術式展開を使うと猗窩座のステータスが大幅に上昇する。

破壊殺・空式 : 空中で空気を殴ることで生じる衝撃波によって攻撃を与える。近距離だけでなく遠距離の敵にも対応する技。

破壊殺・乱式 : 無数に空気を殴ることで前方に衝撃派(拳圧)を生み出す技。超スピードの拳によって衝撃波を生み出すため、煉獄さんと戦った際は「炎の呼吸 炎虎」をねじ伏せつつ大ダメージを与えるといった圧倒的な威力を持っていた。
衝撃波が飛んでくるまでの時間がかなり短いため、柱か柱に近い実力者でなければほぼ対処不可能。

破壊殺・滅式 : 特に猗窩座(あかざ)の使う技の中では強力なもの。破壊力はもちろんのことスピードにも長けており、煉獄さんが最大の奥義「炎の呼吸 玖ノ型 煉獄」を使っていますが、それを真正面から受け止め、左腕が斬られたものの煉獄さんの腹部を腕で貫いていた。

そのように破壊殺という技は、この映画の中では超強力な破壊力を示していましたが、それは気学の中で使われている用語でもありました。

破壊殺(はかいさつ)・・・それは気学・方位学では、破れのこと。気学・方位学では吉方位(きっぽうい)、凶方位(きょうほうい)などがあって、行くと良いことや、悪いことが起きてくる大地のエネルギーがあると考えられているが、最もよくない凶方位が破れ=破壊殺です。

流派によって呼び方が違いますが、本来のメインの呼び方としては「破れ」と言われています。

破れ・・・文字通りあらゆる事が「破られる」災いのこと。たとえば契約や約束事が破られたり、縁談が破談になる、などとして出てきます。ですから結果的には「信用」に関わる災いが起こる傾向があります。

歳破(さいは)・・・その年の破れの方位。
月破(げっぱ)・・・その月の破れの方位。
日破(にっぱ)・・・その日の破れの方位。
時破(じは)・・・その2時間の中の破れの方位。

そういった気学上の知識も、この鬼滅の刃には込められていました。

気学には、他の凶方位も含めて「三大凶殺(さんだいきょうさつ)」というモノがありますが、私は一番恐ろしいのはこの「破れ」だと思っています。なぜなら何をやっても泥沼に引きずられるがごとくに、失敗や衰退に向かっていってしまうからです。

他には

暗剣殺(あんけんさつ)・・・外から剣で切りつけられるように、突発的なトラブルが強くやってくる。この凶方位も犯してしまうと、実際に命を落とす方もいたりするので、破れに近いくらいに危険な凶方位。

五黄殺(ごおうさつ)・・・ものがジワジワと腐っていくかのように、内面のエネルギーが腐敗していく凶方位。しかし時間をかけて出てくるので、その間に対処すれば大丈夫なので、また多少の救いはある。が、だからと言って取って良いものではない。そのあとに吉方位に移動しても、良いエネルギーを注ぎ込むとまずは前にため込んだ凶エネルギーがあく出しとして出てくるので、とにかくまずは凶方位のエネルギーは採らないことが一番。

といった破れ以外の凶方位ものがありますが、それらはまだ抵抗しようとする自分の力は失われておらず、外からやってくる凶作用ですので、やり方によっては跳ね返せもするからです。

詳しくは鑑定や講座でお伝えしていますが、しかしそれとても、何度も言いますが気安く採って良いものではありませんので、やはりいつもお伝えしております通りに、人は吉方位に行く以前に、まずは凶方位に行かないことが大事ということに変わりはありません。

※ちなみに上記の「破れ」の解釈は、自らがその方位に動く時の観方でしたが、今度は方位だけでなく、運勢面でも同様のことが言えます。

運勢的に、自分の星が歳破・月破・日破などに廻座(かいざ)した時も運気が低下して「破壊」的な災いに遭いやすくなります。

ここでまたこの図がそれを読み解く際には非常に重要になりますので持ってきましたが、

たとえば2020年であれば、庚子(かのえね)年で方位的には「子(ね)」の定位である北が強まっていましたので、反対側の南の方位が歳破となっており、そこに廻座していた二黒土星は破れの影響を受けていました。

ただし昔の古い九星気学では、生まれた年が二黒土星生まれの人はだから2020年には運が悪いんだ、と決めつけていましたがそんなことはありません。かくいう私も本命星が二黒土星の生まれですが、今年は破壊殺的なことが起きてきたかと言うと、全然そんなことはありませんから ( ̄▽ ̄)ノ

もはや戸籍がしっかりしていなかった昔の時代の名残だったり、生まれた日が正月の1月1日だったら正月は大変だから1月3日に届け出よう、ということで生まれた日が1月3日になることもあった時代であれば確かに、最も確実な要素であったのは年だから、それを本命星(ほんめいせい)=一番大事な星として見ていたのですが、もうそういった時代ではないのです。

本当に起点となるのは生まれた日ですので、私も運勢を観る際には日命星(にちめいせい)を起点として気学は使っています。

ここまで見ている気学の流派はごく少数でしょう。しかし時代はどんどん進んできており、四柱推命や紫微斗数、西洋占星術やインド占星術などの精密に運勢を観られる占術では生まれた日だけではなく、生まれた時間まで分からないと、最高度に精密には分からないところまで来ていますので、そういった時代に生まれた年のみで見ている昔の九星気学がどれだけ時代に取り残されているのかはお判りでしょう。

恐らく私以外にも、心ある人たちは生まれた日まで使って、気学で鑑定していることと思います。

ただし日だけでもなく、私は「年・月・日」それらをすべてバランスよく見るのが大事だと思っており、年だけではないので本命星がその年の破れと同会しているだけではそこまで気にする必要はないのですが、しかし「年・月・日」の九星である、本命星(ほんめいせい)・月命星(げつめいせい)・日命星(にちめいせい)の3つのうち2つ、あるいは心の内面を表す傾斜宮(これにも年・月・日がある)にも破れがもし同会していて、それらが大勢を占めていれば、その時に初めてその年はかなり気を付けなければならない、という風にも判断します。

要は一部分だけではなく、常に全体を把握すること。それは最初の時ほど難しいのですが、しかし難しいからと言って一部分だけを見るのに逃げてしまっては永遠に目的の山頂に向かっては近づけませんから、千里の道も一歩から。

正しい方向に正しい努力を、積み重ねていくことを忘れてはなりません。

少なくとも猗窩座(あかざ)のようになりたくなかったら、破壊殺(はかいさつ)=歳破(さいは)や月破(げっぱ)には行かないこと

そういった、破れ=破壊殺(はかいさつ)は致命的なんだということを、この鬼滅の刃の猗窩座(あかざ)のストーリーの中では、教えてくれました。

猗窩座(あかざ)はマンガ本編の中では、全24巻のうち7巻と18巻に登場するのですが、猗窩座(あかざ)自身の人間の時の人生も破滅的でしたし、鬼となった後の最後でもそうでした。

・・・いや、しかし鬼としての最後の時には、人間の時に恋人だった女性が想念の世界に出てきて助けてくれて、まだ救いがあるラストだったと思いますが・・・

それは今回の映画の話を逸脱しますので、ここでは述べませんが、破壊殺(はかいさつ)とは大凶方位のことであり、すべてを壊す、破れさせるものですので、皆さまも決して採らないようにしてください。

この破れは、年・月・日・時間とそれぞれの時間の盤でありますが、まず覚えておいていただきたいのは、2020年の年盤での破れは南。2021年の年盤での破れは西南ということです。

西南が破れというのは、2021年と2022年、丑年と寅年の2年間にまたがっていますので、1年間だけではありませんので注意してください。

1月31日に、Zoom版『時読みセミナー 2021年 辛丑 六白金星中宮年』を開催します

だんだん書いているうちに筆が乗ってきたので、本当は書こうと思えばまだこれからもどんどん書けるのですが、そうしますと楽しい年末号のブログという趣旨に合わなくなってきそうですので、今宵はここまでに致しとうございます ~~~~旦o(^-^ )

こういったことの続きは、「時読みセミナー2021」でお伝えしたいと思っています。

「えっ?なにそれ?」と思われた方にはお伝え致しますが、わたくしの2021年 第一弾のセミナーは、こちらのタイトルで行って参ります。

Zoom版『時読みセミナー 2021年 辛丑 六白金星中宮年』~干支と九星から、2021年という時代(とき)を読む~

と題しまして、基礎的な干支と九星の知識も交えて、2021年がどんな年になっていくかを読み解いたうえで、皆さまの持つ星にどう影響を与えていくのかという年運を占うセミナーで、さらに干支と九星の知識をお伝えしていきたいと思います。

基本的に2021年は、セミナーも講座もすべて、Zoomのオンラインで行おうと思っています。

私もここまで約5年間、2016年から始めた講座やセミナーはすべて水道橋のリアルの会場で行ってきましたが、今年はコロナの影響も鑑みたり、いやコロナが恐ろしいからということではないのですが、しかしこの時代の流れにもいったん乗ってみて、もうリアルの場でのセミナーの経験は充分積みましたので、今度は一回新しい方法で1年間やってみるのは自分にとっても良い経験になるのではないか?と思ってそう決めました。

告知ページは上記のリンクからになっていますので、興味のある方は後でご覧ください。

・・・ということで、今年最後のブログはあまり占い鑑定には関係のないアニメ映画の鬼滅の刃について、かなり触れることのできたブログになったのではないかと思います。

もちろんその過程では、まだアメリカ大統領選のことを述べていたりもして、100%純粋に楽しい話題のみということではなかったのですが、でも私としましては大満足です。

気学の知識についても、ブログではそこまで深く述べることも紙面上、文字数的にも難しいですが、でも概略としてはお分かりいただけたはずです。

そのように、この世の中には吉方位や凶方位といったエネルギーは着実に廻っていますので、こうしたマイナスなエネルギーには行かないようにしつつ、吉方位の良い気には着実に触れていくことで、運を良くしていくのも最後は仕事などと同じように努力によるものですから、それを支えてくれる正しい知識をもとに、お互いに2021年も楽しく過ごして行きましょう。

もうじき2020年も終わりです。

今年もお世話になりました、このブログを毎月「長いなぁ・・・」と思いながらも読んでくださり、最後の2つのポチも、毎回2個とも押して頂き本当にありがとうございました (^‐^ ;

私の次のブログは、アメリカ大統領選でいよいよいま水面下にある動きが、1月6日の上・下両院の合同会議における、各州の選挙人からの票をどうペンス副大統領が取り扱うか、その後のトランプ大統領がどう動くか、でよりはっきりしてくると思いますので、その後の動きを見てまたブログを書いてきたいと思いますので、引き続きアメリカ大統領選からは目が離せません。

そういった意味でも、私としては書くことが新型コロナウィルス騒動が始まった4月頃からたくさんあったので、熱く筆を運ぶという意味では非常に充実していたのですが、またこういったことにつきましても、2021年には総括した見解などが世の中に出てくると思いますので、それらをもとに皆さまとお話しできたらと考えています。

2020年も私自身、吉方位をかなり採ってきましたので運気はますます充実して来たと思っていますが、2021年もこのままの勢いプラス、さらに良きエネルギーを吸収して頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

皆さまも、2020年の最後の日、良い年末をお過ごしください。

そして2021年も、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

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