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真の吉方位効果は、心の成長と結びつくかどうかで強弱の差が出てくる

 メリークリスマス!

ところで12/25(月)発行のフリーペーパーの年末年始の占い特集に私が載ることになりました。名前は「Poco’ce(ポコチェ)」という雑誌で、毎月8万部が都営地下鉄や定期購読で配られている女性情報誌です。

基本的にはこういった媒体には出ないで来たのですがなぜ今回は出ようと思ったのか・・・?これは南への吉方位旅行が関係しています。

詳しくは本文にて。。。あとは今回は年末年始にゆっくり読んでいただくべく、特に盛りだくさんで書いています。

長すぎて読み疲れましたら一度で読まずに、数日掛けて読んでみてくださいね (*^▽^*)

 

 笹木龍一です。 

 

なんともう「アッ!」という間に2017年の年末となりました。 

 

早いもので、そして今年の途中から半ば恐れてもいましたがそれこそ過ぎてみれば光陰矢の如し、一瞬のようにも感じた1年の早さでもありましたが皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか? (^_^;) 

 

私の方はようやく今年の年末になり、この鑑定の集中期のペースにも慣れてきたというか、少しだけ落ち着いてきた感がありました。 

 

今でこそようやく今年のこのペースに慣れてきましたが、11月から12月の半ばにかけては今まで生きてきた人生の中で一番忙しくて、パソコン作業のやりすぎで肩もバキバキに凝ってしまったり、肩や腕の筋肉が限界にきているところでテニスをした翌日はしばらく首まわりが恐ろしいほど凝って動かなかったりなど、相当パソコン作業の増加による負荷を首や肩にかけてしまっていましたが、これもコツをつかんで一時期の最悪の時期よりはだいぶ楽になってきていました。。。 

 

今思うと、今年の秋以降の自分の引越しと、あとは講座の基礎編もこの繁忙期にかかっていて鑑定に集中しきれなかったのが忙しさに拍車をかけていました・・・。それが無ければもしかしてそこまで大変でなかったかもしれず、要は自分で自分の首を絞めていたかもしれないという事に最近気づき始めていました。。。(^O^;) 

 

さて、先月は京都に吉方位旅行に行ってきた際の見聞録をアップしましたがその後にも近場の吉方位旅行には行っており、京都の後は西北の草津と南の三浦半島の方に行ってきていて、日数はどちらも月盤の範囲内の2泊までという小旅行的なものでした。 

 

そしてその時に冒頭の雑誌への掲載の話も来ていまして、あれはちょうど三浦半島、私のいる池袋近辺から観れば南への吉方位旅行中に来ていた話でした。 

 

通常であれば、雑誌に掲載されたところからだと繋がるご縁としては広く浅くなってしまうので今までは避けてきたのですが、今回は南の吉方位旅行の効果かも、それを検証するために一回試してみようかと思ってやってみたのです。 

 

この南の吉方位旅行の方徳効果というのは十干・十二支・九星で言えばどんなものかというと、一言で言いますと南の「太陽のようにすべてのものを照らし、炎の明かりのように識別する知識や正しさを示す」という吉方位効果です。

 

ただその前に行っていた西北の草津の時も、実は吉方位効果としてはまた同様のものであり「輝ける太陽のもとで我が世の春を謳歌し大きく飛躍できる」というものでしたのでもしかしましたらその2つの吉方位旅行が合わさってこのような現象となって出てきたのかもしれません。 

 

たまたま偶然だったのですが非常に大まかに言いますと、その西北と南の吉方位効果に関しては両方ともキーワードとして「太陽」という言葉と「世の中に大いに出ていく」というものがありました。 

 

ちょっとだけ講座の基礎編の内容にも触れるのですが今月号は年末のプレゼント的にお伝えしていきますと、その時の西北の吉方位効果は易経の六十四卦では「火天大有(かてんたいゆう)」といいあたかも太陽が中天高くで大変活気に満ち溢れて強く輝いている状態を表し、六十四の卦の中でも最も良いものの一つです。

 

また三浦半島に行った時の南の方徳効果は「雷火豊(らいかほう)」と言い、これは今まさに太陽が昇る瞬間を表していてこれもまた非常に良い形で活気や豊かさが廻ってくる、という吉方位効果になります。 

 

この吉方位旅行中に来た話に乗るとどんな吉方位効果となるのか・・・? それを今後の2018年1月以降の流れを見て自分自身、検証していきたいと思います。 

 

という、本来はあまりこういった雑誌に取り上げられるような形で広く世の中にアプローチして行く方法は好きではなく、現状のまま行けば自分自身の鑑定のキャパシティではギリギリの状態に近づいてきたので2018年の3月31日からは鑑定料を値上げして、深い御縁のお客様とだけ密度濃くやり取りをしていける体制を作りたいと思っていたのとは逆行することになるかもしれないのですが、

 

しかし自分自身もこの十干十二支気学による吉方位の検証にはもうすでに人生を捧げる覚悟でいますし、常にこれまでもチャレンジ精神でやってきてその結果がいまの「十干十二支気学」に行きついているわけですから、たとえこの吉方位効果が最大限大きく出てきて今後の鑑定のペース的にはさらに厳しいことになったとしても、しかしこれからも十干十二支気学による吉方位効果を検証し続けて存分にその効果も享受していきその後のことはその時に考えていこうと思っていますので、少なくとも吉方位を採って悪いことにはなりませんからこれからも常に自分の殻を破るような行動をしていきたい、という想いとその一環での雑誌に掲載されるといった行動でもありました。 

 

発行部数8万部とは言っても別に全員が私のことに興味を持つわけではないでしょうし・・・(^^; )  意外と今より忙しくなって身が持たなくなる、などと心配することにはならないと思います。 

 

ちなみにこの12/25(月)発行の、2018年1月号の「Poco’ce(ポコチェ)」という雑誌は中谷美紀さんが表紙で、年末年始くらいまでは都内の都営地下鉄沿線の駅の構内か改札付近のラックにあるはずです。

 

Poco’ce(ポコチェ)設置場所 

 

他にも面白い記事が色々載っていましたので、皆さまももしお近くに都営地下鉄の駅があれば手に取って読んでみると良いかもしれません。もしお近くになかったら私の方で見本誌としていくばくかの量は持っていますので、鑑定か何かの折にお会いすることがあったらその時言って頂ければ差し上げます。数に限りはありますので早いもの順ではありますが・・・。 

 

内容としては「2018 恋と仕事の運勢」ということでパワーストーンから西洋占星術、スピリチュアルや錬金術、セラピスト、護符など様々な分野の占いや開運グッズに関して載っていましたが、東洋の命術と言いますか生年月日から見る占術に関しては私だけが載っていました。 

 

おそらく1分野1人ということでバッティングしない形で、2018年の年頭に当たっての運勢や来年の開運に興味がある人向けの特集が組まれているのだと思いました。 

 

もちろん世の中には生年月日から見る命術の大家の方はそれこそ星のようにたくさんいらっしゃると思いますが、今回はこの雑誌の特性に合わせて読者層のメインが30~40代女性が中心で、目新しい商品に関する情報感度が高い方向けということで占い師も30~40代ということで絞って出されたのかもしれず、そこで東洋の命術(めいじゅつ)に関しては今回は私が出たということかもしれません。 

 

スピリチュアルとかお守りとか開運グッズというのは結構扱う人の数は世の中では多いのですが、意外と生年月日から精密に人様の運勢を鑑定する命術(めいじゅつ)というのはしっかりとした知識がないと鑑定結果にも中身がないものとして反映されるのでその底の浅さ深さが分かりやすい分野ですから、そういった意味で本当にしっかり満足できる生年月日から観る命術(めいじゅつ)の鑑定師というのは世の中に意外と少ないのかもしれません。 

 

そして命術はそれこそ学びの年数と深さ、そして鑑定の経験がものを言いますので政治の世界と一緒で「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。」というまさに渋沢栄一氏の言葉通りで、他の業界の分野的には政治家、小説家、経営者などと同様に占い鑑定師もどちらかというと若さよりは経験や内面の研鑽の深さや知識の量、そしてトータル的にはそれらのどれかだけではなく総合的に人さまに幸せになってもらえる鑑定や講座、セミナー、著作などで世の中や皆様に対して貢献できるか否か、という中身が最も重視しして問われる業界だと思うのです。 

 

そういったこともふと思い出されるような今回の紙面の作りでなるほど、紙面づくりの構成としてもうまいなぁといったことも1冊を通して見て感じました。。。(=^_^=) 

 

さて私の話はこれくらいとしまして、今年も私自身は昨年にも増して駆け抜けた年となりましたが皆さまは2017年はどんな年だったでしょうか?

 

世の中的には昨年の熊本の大地震のような特に大きな転変地異もなく(日本ではですが・・・)、結果的には良い形で年末を迎えられそうな気がします(もちろんまだまだ最後の12/31まで分かりませんが・・・) 

 

あとは吉方位採りというものは、もちろん流派によっても違いはありますが大きく分けて短期間系か長期間系かで言いますと、奇門遁甲系で日帰りで数時間現地に滞在とか1泊のみでというものとは違い、気学の年盤を動かすサイクルで吉方位採りに行きますと大体その効果は2~3年はじわじわと出続けて来る、ということも改めて感じることができた年でもありました。 

 

と言いますのは、昨年鑑定をさせて頂いて同じように東に吉方位旅行に行かれた方ともよもやま話的に意見を交換した時にまたまた共通点があったのですが、昨年は東の吉方位を大いに採ってものすごく忙しくなりそれに伴って対外運や評価も高まったのですが今年は東は歳破の凶方位でしたので行かなかったのですがしかし今年も昨年と同じかそれ位に忙しく、さらにますます評価も高まったということはそのお客様にも私にも共通した現象として出てきていました。 

 

あとはこれは鑑定前に聞いただけの別な話でもあったり自分自身でもあったことなのですが、過去に行った旅行で凶方位だったものは年盤が動き始める3泊以上で行きますと大体そのよくない影響は2年くらいははっきり続いて、3年目からはじわじわと弱くなって収束していく、ような法則性もまた体感的影響として検証することが出来ましたので、要は年盤を動かしますと吉凶共に含めて特に約2年くらいはその効果は継続して出て来る、という風にも感じていました。(以上は旅行に関してで、また引っ越しに関しては違う法則性があります。念のため。) 

 

更にどちらかというと私の場合は干支を活用する場合 天干メインというよりは地支メインで活用しています。パッと出て線香花火のようにパッと散る、という吉方位効果の出方ではなく最初出てくるまでには時間が掛かるが、いったん出始めたらあとからじわじわと出続けてきて忘れた頃までもその吉方位効果が続いている、という出方になるように干支による真の吉方位の採り方はお伝えしていました。これももちろん地支が整っていればあとは最後の表面化させるためには天干が大事ですので、それはケースバイケースということではありました。 

 

この12月末には今までやってこなかった雑誌に載るということもやり始めましたが、しかしこれまではほとんどクチコミとホームページ、ブログのみでやってきた自分の活動だからこそより一層最近になるにつれて肌で感じていたのですが、世の中の気学・方位学のトレンドはいよいよ本物志向、九星のみではなく干支を活用したものが注目される風向きは現在も強くなってきていますが、来年はますます強くなるということは間違いないということでした。 

 

なぜなら今世の中にある気学・方位学で時盤や日盤単位のものはパッと出てパッと消えるタイプのものですので、もしこれを持続させようとしたならばのべつ幕なしに吉方位採りに行き続けなければならず、そうしていくと自分が主なのか方位に使われている人生なのかが分からなくなって術の世界に陥ってしまうので実際的な使い勝手としては極めて薄くまた危険なもので、 

 

かといって年盤まで動かせる方位学は九星気学しかなかったのでこれも九つの中からしか方位を選ぶ選択肢がない分精度が荒すぎて、凶方位に関してはよく当たるけれども吉方位採りで出てくる効果は極めて弱かった、というこれまでの気学・方位学の流れでした。 

 

そこにこの十干十二支気学による、まずは先天運を四柱推命で数十万通りの命式の中から分析し、そこに素質だけではなく大運と歳運といった今現在の運勢の風向きも加味した上での「今現在の」最も自分の運命を調律してくれる気は何か?を見極めた上で、十干・十二支・九星の3つの次元の気までを見た上で、その百八十通りの十干・十二支・九星での良い星が集まった時期と方位をピンポイントで見つけ出して最低でも2泊以上で吉方位採りに行くことで、月盤や年盤メインでの吉方位効果を大きく長く引き出すという吉方位採りの仕方を現在はお伝えしているわけです。 

 

最初は口コミやネットで本当にご縁が深い人だけが見つけてくださる中でやってきたこの気学が、最近になるにつれておそらく既存の時間的サイクルが短い方位学では物足りなかった方、あるいは九つだけの星の分類だけで吉方位の星を見定めるのはあまりにも荒過ぎて自分には吉方位効果を感じられなかった方などがこの「干支による気学」に着目しだして、それで加速度的にその分野を扱っている私に対して注目する機会が増えてきた、という流れなのではないかと感じていました。 

 

これは2015年よりは2016年、そして2017年になるにつれてますます世の中の占い業界、特に気学・方位学の占術界の大きなトレンド自体がこの干支を活用した気学に向かって流れ込んできているのを感じられているのですが恐らくこの流れは2018年になるといよいよ、ますますさらに加速していくと感じています。 

 

「えっ、干支を気学に使うの?」 と、そもそも全く知らなかった方は驚くとともにその分類の仕方、吉方位の採り方などもこれまでとは大いに違った形でやっていますので、元々方位に興味のある方は今世の中でもある一定数以上はいると思いますから、そういった方で干支による方位採りをやってみたいと思う方は今後ますます増えてこないはずはないと思っています。

 

ただし九星気学のように占術としては初心者級でだいたい1~2日あれば活用の仕方が分かる今までの簡便な方位学とは違い、四柱推命はそれこそコツがわからず幹を見ずして枝葉末節のみを見てばかりいたら、たとえ20~30年やっても永遠に本質にたどり着きにくいという非常に難解な占術であることは確かに間違いありませんから、広がりにくいということも事実だったかもしれません・・・。 

 

もちろんある一定以上の学びにかける時間と労力が必要なこともまた間違いありませんが、これをいかに可能な限り分かりやすくして人生の分析から真の吉方位採りに活かしていくにはどうすれば良いか?ということを解決するために私自身の活動としては2015年の本の出版から、2016年・2017年の講座の基礎編と初級編というコンテンツもある程度完成してきましたので、これを今現在のお一人様お一人様ごとの鑑定にも精いっぱい反映させていますので、要はお客様からのそれぞれのスタンスに応じたお求めに対してのお応えするこちら自身の体制も、じっくりと時間をかけてこの3年間で整えてくることが出来たという事でした。 

 

干支による気学がこれからの世の中のトレンドになるという流れはこれまでの日々の中で私自身 肌身でひしひしと感じていますが、ということは逆にもう九星気学のこれまでの過渡期における役割は済んだのではないか、とも感じています。 

 

要は本当にその方に合った吉方位を探し出すのはそう簡単ではない、ということでそれは決して九パターンとか数十パターンだけで分けられるような単純なものでもなく、九通りに分ければその九通りのカテゴリの中からの吉方位、数十万通りの中から自分の星を分類すれば、その中から自分に合った吉方位が分かるというもので、十干十二支気学の場合は自分の命式=星廻りは数十万通りの中から分析するものですが、具体的吉方位は百八十通りの十干・十二支・九星の星の組み合わせの中から選び出してそこに行く事で吉方位効果を引き出すことが出来るというコンセプトです。 

 

さらには本当の吉方位とは、単にそこに行けばラッキーなことが出てくると言うものでもないと感じています。深く生年月日と生まれた時間まで見た占術によって導き出された、自分を本当に幸せにしてくれる心の考え方と吉方位採りが内面と外面での良い気を採る行動で組み合わさってこそ大きく真の吉方位効果と心の成長が合わさった形での開運に結びつくのが真の方位学、真の吉方位採りだということです。 

 

そういった意味で2018年はいよいよ気学といえば九星だけだったのが、干支を見てこその気学でそこに九星の象意を合わせて行ってこそ初めて、ご利益信仰の危険性のない内面の成長も伴った真の吉方位効果が顕れる、ということが世の中に出てくる年になるということです。 

 

生まれた年だけ見て命式を判断するのではなく、出来れば生まれた時間まで見て自分の星廻りを詳細に出す、どんなに少なくとも生まれた日までは細かく見た上で自分自身のいま必要な吉方位を出さなければならず、本命星=生まれた年の九星だけで吉方位を出す気学はもう古い、といった時代遅れ的な風潮にどんどんなっていくのではないか、とも見ています。 

 

しかし真の吉方位を出すのはそう簡単ではなく、心の成長と結びついた不即不離、一体のものでそういった意味では真の吉方位とは運命上のお薬のようなものとも言えるかもしれません。 

 

その人の人生、あるいは運命上での開運のポイントは生まれた時間まで見る深い精密な占術であれば導き出すことが出来ますが、これを吉方位に当てはめているので十干十二支気学による吉方位はそのまま心の成長に結びついているのですが、本来は生まれた時間まで出して観る真の占術でそれが分かって日常生活でも日々自分に本当に必要な開運のための行動を実行していれば、吉方位に行かなくても開運するものなのです。 

 

なので私は、心の成長は切り離してただ単にそこに行けば良いことが起きると謳っている方位学あるいは今まで九星気学で言われていた吉方位は偽物だと思っており、真の吉方位とは「心の成長と不即不離、一体のもの」で、この心の成長の方向性さえ自分で分かって実行しておりさえすれば実は「吉方位に行かずして吉方位効果や開運効果を引き出すことができる」とさえ思っています。 

 

そのようにまずは常日頃の考え方や行動で天の道に沿っていて開運を呼び込む日々を送っているところにさらに、それの意味する「干支による真の吉方位」も実際に採ることで大きな開運効果が出てくるのです。 

 

「まれに」ですが十干十二支気学による吉方位に行っても開運効果が出てきにくい方がいますが、それは心の成長の方向性が分かっておらずまったく真逆な考え方と行動を取っている場合で、そういった時にはせっかく良い吉方位を採っても効果が極めて出て来にくいのです。当然と言えば当然なのですが。。。 

 

たとえばの話ですが、もともと計算高くクールに状況を分析することは出来てもそれを冷たい利己主義の計算高さではなくて暖かい利他の想いの愛情を出すことがカギなのに、そういった開運のための考え方や行動をもともとしていないケースです。 

 

言い換えますとギブアンドテイク、まずはこちらから率先して自ら与えた後にそれが返ってくる形で自然に得るのならば良いのですが、自分が損をしないようにまずはしっかり得てから人に与えよう、的な冷たい考え方をしているケースです。 

 

その場合はせっかく命式を暖める開運の気を採っても自分の心が冷たい固定観念で縛り付けられていたとすれば、暖かい開運の気を吉方位で採っても自分でその効果を阻害しているので開運しないのです。 

 

もちろん全く効果がないことはなく、即物的な一過性の効果は出て来ますがしかしそれは表面的なもので終わってしまうということです。 

 

なぜなら十干十二支九星で採る吉方位とは、天干=天の道に沿った開運のための行動が分かり、それを実際に自覚して日々少しずつでも実践し、地支=その星が意味する大地の方位が分かってそこに行き、九星=象意や現象面でも自分の望む形でその自分に合った良い干支の気が現実に出てくるような開運の気を採るのが十干十二支気学のしくみであり心の成長を伴った上での深い部分からの開運ですので、もし天の指し示す開運の道をまずは心で分かったうえで実践していないと受け取りにくいからです。

 

ということも鑑定をさせて頂いてまれに感じることがあり、そういった時には「その手 放せば楽なのに しがみつくのはなぜだろう」と思うこともあります。 

 

これを説明している昔からの有名なたとえ話があります。地獄界と天国界の例えにも通じますが、天国界の住人も地獄界の住人もみな手に長いフォークがあって自分では食べられない状況なのは一緒なのに、天国界の住人が丸々と肥え太っていて、地獄界の住人はやせ衰えているのはなぜか?というものです。 

 

【童話】天国と地獄 

 

天国界ではその長いフォークで食べ物を刺してお互いに与え合っているのに、地獄界ではそれぞれフォークに食べ物を刺して自分で食べようと思って必死に頑張っているんだけども、そのフォークが長すぎて自分の口には届かない、それでやせ衰えたり食べ物を食べられない苦しみを味わっている、ということなのです。 

 

別な言葉で言えば、私自身の最近色々な物事を感じてきた上での最終的な結論とも合致しており、それは「因果応報」または「引き寄せの法則」によって世の中は出来ているのではないか?ということです。 

 

自分が出した分だけ出したものが返ってくるのが世の中の法則なのではないか? 

 

たとえば暖かい心を出せば暖かい心が返って来て、冷たい心で周りに接すれば冷たいことが返ってくる。そして自分が暖かい心でいれば暖かい環境に周りも自然となってきたり導かれたり、冷たい心でいれば冷たい環境に周りがなっていく。死んだとすれば単に今の自分のその心の状態に応じたところに引き寄せの法則で行くだけ。決して世の中が悪いわけでもないし、世の中の人が見る目がないわけでもない。すべては自分次第。自分の心次第ということです。 

 

もしその内面を変えることなしに、ただ単にお手軽に吉方位に行って今自らの心が引き寄せている苦しい状況を吉方位採りのみで幸せに改善しようと思ってもそれはしょせん世の中の因果の法則からすればムリな話で、たとえ一時的に出来たとしても揺り戻しの法則により結局は元の木阿弥になる。 

 

だから九星の現象面だけを見た、ただ単に行けばラッキーなことが起こるといった方位学はそもそもの出発点からして間違っているし、むしろ危険なものなのでその弊害はいよいよ除去されて、良い部分のみが残るべき時代が来たのではないか?ということです。 

 

これまで私に鑑定をご依頼されている方々は、皆こういった深いところを分かっていただいたうえで鑑定をご依頼いただき、そのほとんどの方は十干十二支気学による開運効果を感じて頂いているということです。まれにそうでない方もいらっしゃいますが。。。 

 

干十二支気学とは、たびたび触れてきましたが「十干・十二支・九星」、つまり「天・地・人」のそれぞれの次元の気がすべて自分にとっての吉になるようにセッティングするから天の道には叶っているというか、少なくとも現象面だけに目を奪われて道を踏み外す危険性はないのです。 

 

まず天干で「天が今自分に求める魂の成長の方向性が分かり」、それを地支の「大地に力強く巡る気で強化して天地自然の気として採り入れ」、それが九星の「どのような現象面=象意として出てくるか、出来ればより良い暖かさや華やかさや明るさの幸せを感じる象意」と合わせて採ることで少なくとも悩みや冷たさ、道に迷うといった冷たく不安定な九星と定位との相性による象意とは合わせない、という3つの次元の気を総合して調律した上での吉方位採りが出来るのが十干十二支気学で、これを年盤や月盤のサイクルで採れる法則性を発見したというのは気学・方位学史上初のものになります。 

 

そういったことも生まれた年・月・日・時間までを含めて詳細に命式を分析して、運命の調律ポイントを出せば明確に見えてきます。 

 

実はさっきの「その手 放せば楽なのに しがみつくのはなぜだろう」、というのは秋元康さんが作詞した乃木坂46というグループの「命は美しい」という曲が何かの折に聴こえてきた時に深く印象に残ったフレーズでした。 

 

まさしく、その手放せば楽なのに・・・、と人様の鑑定をさせて頂いた時に思うことがありますがそれが出来ないのが人間であり、これまで培ってきた魂の傾向がもたらす物なのでしょう。心が変わらないから運命も変わらないという道理で、もし心を激変させることが出来たら運命も当然大きく変わるのですが、それが出来ないから運命もあらかじめ予定されたように運ぶことが多いのです。 

 

それだけ鑑定していて時には「人生、難しい!」と思うこともあることも事実です。なぜなら短所は長所の裏返し。個性ということでもあるので活かし方によってそれが長所にも短所にもなり得るからです。 

 

一概に短所をなくそうと思って無くすことはその個性があって今の自分がいるのだから難しく、もし短所をなくそうと思えばいったん長所を忘れたりなきがごとくにふるまわなければ短所もなくならない。なので人生は簡単とみれば簡単であり、難しいと観れば難しくもある。確かにそのように難しくもあるのですが、しかし自分を変えられなければ運命も変わらず、周りの人をも変えられないということでもあります。 

 

という風に大体はそうなのですが、しかしたまにこの心の壁を破って運命を大きく変えることの出来る人もいることも事実です。 

 

なので運命学というのは大体は恐ろしく精密に当たるものなのですが、たまにその運勢のワクを逸脱するくらい良い方や悪い方に人生が変わって出てくる人も出てくるので100%当たるというものでもなく、また当たるか当たらないかが大事というわけでもなく、本来ならこうなるところをいかにしてより良い方向に持っていくか?というまさに運命の調律であったり上方修正するための道筋や方針を指し示す部分が本当に価値のあるところなのです。 

 

あくまで生年月日から見えてくる星廻りや運勢の風向きは「もともと通常で行けば」という素質、または畑の土壌や水はけ、太陽の当たり具合による作物の実り具合や収穫の量が「ある程度そのままで行けば」ということで示されているものであり、そこを一生懸命に耕して水も適量で撒き、雑草は取り除き天候に合わせて畑を常に良い状態にキープすることが出来ればその実りの量も本来の予想をはるかに超えたものになるでしょう。 

 

むしろ素質がものすごく良いだけにあまり若いうちから努力しなかったり、もともとある程度作物が実っているから自分が耕す前にそれを食べて楽をしてしのいでいたり、将来のための種もみも蒔く前から食べてしまったら、アリとキリギリスの例え通りに人生の後半に行くほどに苦しくなっていってしまうでしょう。しかしそれは自業自得だったり、自分次第ということでもあるのです。 

 

そういった時にどうすれば良いかと言いますと、結論としては先ほどの例で言えば、得ようとするならばいったん棄てた方が近道の場合もあるということです。 

 

ギブ&テイクか、テイク&ギブか?どちらが自分に合っていてどちらが幸せになれる道なのか?ということまで分かるという意味で十干十二支気学は心の成長と吉方位も連動して示す方位学なのです。 

 

つまりまとめますと、運命の調律をしてくれる吉方位を実際に採っても大きく出てくることもあれば、それが意味する心の内面性の成長とは真逆な考え方をするのであれば吉方位効果は極めて出てきにくいということでもあります。 

 

なので何回も言いますと本当の方位学とはただ単に行けば良いことが起きてくるといった単純なものではなく、今世の中に九星気学として伝わっているものは人生や運命学の本義からは外れている、ということです。 

 

開運効果が出にくいケースとは別に、今度は逆に開運効果を高くするために非常に参考になるモデルとしては私の四柱推命の師である浅野太志先生が挙げられます。 

 

若手占術家の中でも四柱推命の第一人者でいらっしゃる浅野先生の場合には、十干十二支気学で導き出した吉方位の干支の真意を四柱推命の深い専門家でいらっしゃるだけあって誰よりも詳しく理解していますから、吉方位効果の出方も非常に大きいのです。詳しくは浅野先生のブログをご覧ください。 

 

浅野先生ブログ・・・「サロン・ド・シルフィーユ 占い暦 ~うれしいことも嫌なことも、全て幸せの種」 

 

今月号はもう今年最後のブログなので、ここまででもかなり長くなってしまったのですが、今回はせっかくですので最後に大事なことを書かせて頂きますのであと少しだけお付き合いください。(^.^; 

 

既存の九星気学に関して言いますと、自分の10月節の京都行きも含めて本命星のみの相生相剋で見るのは底が浅く、時に非常に危険でもあるということです。 

 

つまり本命星でたとえば一白水星の方が六白金星が廻った方位が吉方位として観るのは極めて危険ということですが、しかし五黄殺、暗剣殺、破れなどのように悪い象意の星は悪い、ということは共通しています(ただし同じ暗剣殺でもめぐる方位によってはマイナスの度合いの大小はあるとも感じていますが)。 

 

ので既存の九星気学は悪いことに関しては当たる確率が高く、吉方位に関しては当たる確率が低かったということでした。 

 

特に九星しか見ないで海外旅行や引っ越しなどに行ってしまいますと非常に危険で、もし鑑定師が九星しか見ないでそういった良くも悪くも影響が大きい海外旅行や引っ越しの鑑定をしてしまってもしそれが実質よくない方位へ移動することを勧めてしまった場合には、人を不幸にしてしまった分は結局世の中の因果応報の法則により鑑定師自らにその人を不幸にしてしまった劫が戻ってきてしまうのではないか、とも感じています。 

 

だから九星だけで観た方位鑑定などをしている人や流派は、特に引っ越しや3泊以上の旅行を進めているところほど運気を崩したり、病気になったりして急に鑑定を止めてしまうケースも散見されます。 

 

九星気学でも鑑定師として長持ちしている人は、日帰りや1泊といった良くも悪くも効果が弱い方法で勧めている人は逆にマイナスの劫を積む確率も低いので(!?)長くやれている気はしますが、しかし吉方位効果も小さくしか感じにくいのではないかと見ています。 

 

ですので改めてお伝えしますと本当の気学は、少なくとも易経の六十四卦による八つの卦が八方位へ廻った時のそれぞれの方位の出方 八×八=六十四卦の象意と、四柱推命による干支=十干十二支が分からなければ本当の気学とは言えず、真の吉方位も出せません。 

 

この膨大な内容を限りある紙面である1冊の本にまとめるのはとても無理というか至難の業なので、現在は膨大な紙面と時間をある程度使えて自分の想いをそのままの形で出せる「講座」という形で希望者の方々にはお伝えしていた、ということでした。 

 

それを2016年~2017年にかけて、講座の「基礎編」では気学の概論(同会法・傾斜法・易経概論なども含む)の方を、四柱推命に関しては「初級編」の方で、ということでそれぞれまとめ上げることが出来たというこの2017年の年末までの流れでした。 

 

2015年に出版した書籍のあとがきでも講座に関しては触れていましたが、2017年の年末に振り返ってみますとほぼそのことについてはおおむね成し遂げることが出来、十干十二支気学の基礎的な部分に関しての全貌は、講座の「基礎編」と「初級編」にまとめ上げることが出来まして、これを両方受けますとそれが車の両輪のごとく詳しく見えてくると言うことになります。 

 

このブログを読んでくださっている方へのクリスマスプレゼント、あるいは年末のプレゼントとして少しだけその内容をお伝えしますと、たとえば六白金星が西北に廻った時と西南に廻った時、これらはそれぞれ同じ吉方位効果として出てくるのでしょうか・・・? 

 

また例えば二黒土星の人は、六白金星が西北や西南にそれぞれ廻った時にそこに行った際には全部吉方位として出てくるのでしょうか・・・? 

 

それは既存の九星気学で言えば「YES」ですが、十干十二支気学ではその答えは「NO」なのです。 

 

私が2017年の10月節に行った京都は西で、月盤では二黒土星が廻っていたので本命星が二黒土星の私にとっては九星気学では凶方位として観ます。 

 

さらには11月節に行きました南は、三碧木星が廻っていたので本命星が二黒土星の私にとりましては吉方位ではありません。 

 

かしそれぞれ九星の奥にある干支に関しては五行喜忌で言えば私にとっては喜神(きしん=命式にとって良い働きをする気)ということで働くとみて行っており、実際にも吉方位効果の現象として現れてきています。

 

なので要は生まれた年だけの九星で、行き先の星がその九星と相生(そうしょう=五行で隣り合っている気)だったり比和(ひわ=同じ五行のグループ、ただし五黄土星を除く)だった場合は吉として観る吉方位の出し方は、正直言いまして恐ろしく荒すぎる、悪く言えば本当は深い占術を扱っている占い業界の人から見ればお話にならない程の底の浅い見方でもあるのです。 

 

なので2018年に関しては、西南に六白金星が廻っているのは「年盤では」大凶方位ですので2018年は西南には3泊以上は行かない方がよろしいです。 

 

もし行くと仕事運や社会運、あとは現在順調に行っている物事がまるで足元の基盤が崩れるかのごとくにガラガラと崩れていき、とたんにギクシャクしてきますので2016年の西南には暗剣殺が太歳で巡っていたように、2018年の西南にも3泊以上の気学の年盤が動くサイクルでは極力行かないことをお勧めします。

 

もちろん行く行かないは個人の自由ですしそれを検証しようとされるのもその方のご自由ではありますが、十干十二支気学的にはたとえ九星気学をやっていらっしゃる方が年盤で廻座している六白金星がご自分の生まれた年の九星=本命星でみて相生や比和の関係で吉方位だったとしても来年の西南には年盤が動く3泊以上では行かれない方がよろしいということも、今年最後のこのブログに込めたプレゼントとしてお伝えさせて頂ければと思いました。 

 

いうことで、今現在世の中に広く流布されている九星気学の合っている点、間違っている点を選り分けた上でその間違っているところは今後しっかり是正していく事が九星気学に対しての私の恩返しだということで、決して攻撃するつもりではなく世の中により良い弊害のない気学・方位学を広めていきたいという愛念からの行動を来年の2018年も大いに推し進めて参りたいと思います。 

 

いつもは毎年その年最後のブログにはその年の苦労や憂さを忘れるためにあまり難しいことは書かずエンターテイメント的な砕けた話題を書くことにしていたのですが、今年はさすがにその余裕がなかったものですからせめて最後に先ほど秋元康氏の歌詞で近年特に響いた内容が書かれていた曲を載せようと思います。このワンフレーズは実に深く、近年の自分の中でも非常に深く内面に刺さってきたワンフレーズでした。 

 

AKB48グループと言いますと今でこそCDの売り上げなども毎回ミリオンセールスでの連続記録なども作られていてそればかりが大きく取り上げられていますが、ここまでのそのヒットの要因はもちろん初期の立ち上げのメンバーなどの頑張りもあったかもしれないのですが、私みたいな門外漢から観ますとやはりプロデューサーとして、そしてすべての曲の歌詞を書く、ないしはプロデュースするという風に強くこだわってきた秋元康氏のこの歌詞の深さがあったからこそではないか?と思っていました。 

 

特にこの乃木坂46の「命は美しい」のように正統派の人生や内面を見つめる歌詞も書いていたり、他には別グループには「以外にマンゴー」的な砕けすぎるくらいの歌詞も書いていたり、あるいは他の人に提供した歌詞でもこれまで感動したものもいくつかありますので今騒がれている売上的な表面的な部分だけではなく、精進努力の姿勢からして本当に秋元康氏はすごいなぁと前から思っていました。(ただしここではこう書いていますが私はAKBグループなどについては全くと言っていいほど素人ですのでもしその方面に関して深いご質問をいただいたらお答えできません。ですのでこのAKBグループに関しての意見はあくまで個人的見解ですのでその点はお断りしておきます (^u^;)  ) 

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