そうやって表に出てくる吉方位効果の現象面の違いはどこからくるのか？
ということに対しての私の現時点での考えは、先にも述べたように今まで取ってきた方位のエネルギーの蓄積された量がプラスの方が多かったか、それともマイナスの方が大きかったのか？ということになります。
またある別な方の例として、他の気学鑑定師に見てもらったのですがその結果がどうしても納得がいかず、私のところに来られたという方がいました。
その方は前に旅行に行ったのですがそれを見てもらったら、「大凶方位です」と言われて他にも死ぬかと言わんばかりにぼろくそに言われたのですが、その旅行のあとにもそれほど悪いことは起こらず、しかし納得がいかなかったので私のところに鑑定を申し込んでこられたのですが、私がお伝えした結論を簡単にかいつまんで申し上げますと、
・確かにその時の旅行は良くなかった。
・しかしその前にも色々旅行に行かれていて、それを見ると今回の旅行よりももっと良くない方位で行った時もあった。
・しかしそのあと、気分が晴れない時はあったが特に目立った不幸な出来事は起こっていない。
それはなぜか？
・私の場合、最初の鑑定のときには性格鑑定や年運の傾向、あとは特に気になっている質問事項に加えて、過去３年間で２泊以上行った旅行先およびその時期、あとは１０年以内で引越した場所と時期についても一緒にお聞きしており、その時１回の旅行や引越しだけではなく、過去の蓄積された方位のエネルギーまで含めて、鑑定時期の年運と合わせて運勢のアドバイスをしているので分かったことがあった点があったのですが、
・それは、その方の引越しが抜群によかった、ということです。
旅行は確かに良くなかったのですが、それを抑える大吉方位での引越しがあって、結果的には心は晴れなくてそれほど幸運なことも起こらないが、かといって不幸なことも起こっていない。
・ちょうど天秤で、引越しの吉方エネルギーと旅行の凶意が釣り合って微妙にぐらついている状態。
なので前回の凶方位への旅行は気にすることはなく、ただし７月の吉方位への旅行にしっかりと行けば、結果的に天秤の皿を幸運の方へ大きく傾けることになります、とお伝えしたことがあり、
そして方位の大切さもさらにわかっていただけてその後も吉方位取りをしっかりとしていきます、という風に言っていただけたことがありました。
その方が私のところに来られるきっかけとなった、最初に見てもらった気学鑑定をされる方もかなり知識的には通じていらっしゃる方ではあったと思うのですが、その１回の旅行しか見ないと、方位鑑定の場合は時に非常に偏った見方をしてしまうことにもなりかねないのです。
しかし数多くの方を見ていれば、普通はそこまでお一人お一人様に対しては深く時間をかけてみるということはできにくいのも当然と思いますので、そこは役割というもので、私のように深くじっくり観るタイプの気学鑑定師に鑑定の機会が廻ってきたのだと感じておりました。
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ただし先ほどのプラスなエネルギーも良いことやラッキーなことがあれば現象面に変化して消えていきますし、逆にマイナスなことも苦労や精進努力などで旅行に行って凶エネルギーを取った時点からは徐々に時がたつほどに消えていく、ということもありますので一概にその取ってきた方位のエネルギーのまま比べることは難しいのですが、基本の考え方としては上記のようになります。
