方位の効果の出方は先にも書きましたように、
移動した距離の長さ(距離)×時間の長さ(宿泊数)×想い(いかに意識して気にかけたか)
で自分の中に入ってくる「気」の量がどれくらいかという点にもよりますし、
またそれが出てくる周期は月盤で言うと1・4・7・11ヶ月後、年の周期でいえば1・4・7・11年後、とも言われています。ただしこの1・4・7・11というのは行った月を1ヶ月目や1年目と数えます。
あとは行った時の方位に巡っていた星が中宮に戻ってきたときに効果が顕れ出てくる、ということもあります。
この辺はかなり専門的になりますので、知りたい方には鑑定の時に時間を取ってお教え致します。
しかしそういった周期は確かにあるのですが、それでも吉方位旅行に行ってすぐに効果が出る人もいれば、行った後むしろ最初のころには若干大変なことが起きたりする人もいたりと、顕れ方にはかなり個人差があったりもします。
それはなぜなのか?一概に周期の問題だけでは片づけられないと私も前々から感じて研究しておりました。
結論から言えば吉方位効果の現れ方の差は、その人が今までに取ってきたプラスとマイナスの方位のエネルギーが「資産超過」か「債務超過」か、ということが最も大きく関わってきます。
例えば私が鑑定をして吉方位旅行をお勧めした方で、今回の7月の旅行ですぐに吉方位効果が出てきたのはかなり地球の裏側に近い遠方の海外に行かれた方でした。
行く時も私に海外への吉方位旅行を勧められてから申し込みをしたのはわずか出発2週間前だったのにも関わらず、キャンセル待ちも出ていたそのツアーはいったん締め切られていたあとちょうど偶然ぴったりの空きが出ていて、飛行機の席やホテルに関してもいったん旅行会社が返却していたのに手配できたということでした。
飛行機の移動の時も、なぜだかわからないのですが席がエコノミーからエコノミーエキストラになって(乗務員も判らないといっていたそうです)食事が出てきてドリンクも飲み放題。
それ以外にも座席の位置や旅行中にも同様の「ありえない」ラッキーなことが目白押し。帰ってきてからもまた別な、通常ではありえないラッキーなことが数々起こっているとのことでした。
これは私にしても同様で、ただし私の場合は行った先は国内の近距離の房総半島だったのですが、気の取り入れ方や年月日のそろえ方などいくつかの吉方位旅行の効果を倍増させる秘伝を組み合わせたので、現在は運気の高まりに肉体面が付いていくのがしんどくてかなり体が悲鳴を上げていますがある意味顔はニンマリしている状況(!)です・・・。
以上はプラスがすぐに出てきた例でしたが逆にマイナスの効果と思われる作用が出てきた方や、効果がすぐに出てこない、という方もいらっしゃいました。
大変なことが起こってきたという方に関しては、これはたとえばリンパマッサージなどでもあるのですが、「もみかえし」または「めんげん現象」「好転現象」といって、良くなる前に一時的に今までの悪いものや老廃物、淀んでいた流れが正常にもどるときにいったんだるくなったり調子が悪くなるという形で、結果的に良くなる働きが出てくることがあります。
組織でいえば今までうまく行っていたものが一旦ごたごたし始めて、それに対して今までのやり方ではうまくいかないということが分かり新しいやり方を智恵を絞って考えたり、行動面でも実践し始めたりすると今度は吉方位効果が追い風として働いて、それまでよりも改善・改革された分新風が吹き込まれて結果的に良くなる、ということもあります。
人もまた同じです。もし一時的に悪いことが出てきたとすればそれは他ならない今までの自分自身のうちに潜んでいた運を悪くするやり方が新しく良くなるためには変えざるを得なくなり、大変になったり苦しくなるように感じるわけです。
対応策としては
・今までの自分のやり方を捨てて謙虚に反省したり、
・具体的なスタイルややり方を変えてみたり、
ということを早くやればやるほどよいということになります。