他にも「伊勢神宮」「仙台」などのキーワードを白い検索窓に入れますと、その言葉を含んだ記事がピックアップされます

刹那

 

 まさに今年も今が桜の季節です。

 

東京では先週にだいぶ咲き始めて、一気に満開になったので散るのも早いかと思っていたのですが、何とか今週いっぱいまで持ってくれましたが、東京ではもう散り始めているところも出てきています。

 

この前通った道路の横に満開の桜が咲いていたので撮影してみました。

 

sakura1

sakura2

sakura3

それにしても、なぜ日本人はこれだけ桜が好きなんでしょう?

 

禅の用語では「只今に生きる」「瞬間に生きる」という言葉があり、私の好きな言葉でも「時間を忘れている時が、一番時間を大切にしている時だと思う」というのがあるのですが、これはまさに「只今に生きる」ということを表している言葉だと思うのです。

 

歌でも、桜という言葉をタイトルに持ってきたものはかなり売れるので、芸能人でも芸名や、自分たちの曲名に、はたまたバンド名にさくらという言葉を使うグループも出てきました。ちょっとあざといなと思うのですが今までの確率から見ても、全部ではないにしろ、やはりそういったように「桜」をキーワードに盛り込むと、ヒットする確率が多いような気がします。

 

「武士道とは死ぬことと見つけたり」という言葉にも近いものがあると思うのですが、これは決して太平洋戦争のときに若者たちを特攻に送り出すために死を美化するために使われた言葉ではなく、

 

「悟りを開き、いつ死んでも悔いることのないよう立派に生きる」

または

「武士たるもの、いつ死んでも恥ずかしくないように後悔が残らないように、日々精一杯 生きなければならない。」

 

というように「日々どのように生きなければならないのか」ということを死という角度から

 

勇気、ストイシズム、狂気、潔白、自己責任」

 

という面も踏まえて模索しているものだと思います

 

日本人が桜を好きなのは、桜を見るとそういった深い精神性が思い出されるからなのかもしれません。

 

その日本人の深い部分に脈々と流れる精神性に、ぴったりフィットしたりマッチしたりする作品が出た時にヒットが出るのだと思います。

 

小野小町の有名な歌に「花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」というものがありますが、貴方の花を美しく咲かせてよりいっそう輝かせること、それが私のつとめでもあると思っています。そんな私に貴方からの応援を。ここをカチッと。

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