もしかして努力や頑張りを見て、どなたかが必要なノウハウをベストのタイミングで下ろしてくださったのでしょうか・・・?
その時は、新庄選手がテレビで「野球は楽しんでやることが大事!」と子供たちに言っているシーンをやっていて、普段はあまりスポーツ関係は見ないのですがその時は頭の中にスポーンと入ってきました。
昔の自分だったら「何をチャラチャラ楽しそうな顔をしてやってるんだよ!もうちょっと歯を食いしばって真剣にやればもっと大選手になれたのに。」とか思っていたのですが、最近の自分はどう考えるようになってきたかといいますと、
日々の修業とは苦しいことや辛いことをぐっと耐えて耐えて耐え忍ぶことではなく、想念を転換する方面に努力を傾けて、それらを感謝と喜びとして受け取る工夫をすること、言い換えると日々起こる行動のすべてをいかに進歩と感謝の喜びのみにしてしまうか、という方向性に日々持っていくのが本当の修業ではないかと思えるようになりました。
たとえば1,000円を見て、「まだ1,000円もある」と思うか「1,000円しかない」と思うか、それにより心の中には感謝が生まれるか、あるいはもっともっとと求める餓鬼畜生と同じ心根になるか、それこそがまさに天国と地獄の分かれ目だと思うのです。