こんにちは、笹木です。
それにしてもこの連休中は大変な暑さが続いておりましたが、いかがお過ごしでしたか?
私はいつものような吉方位旅行ではなく、しばらく行けていなかった神社や仏閣、先祖供養などに行って参りました。
でもあれですね。。。この連日の猛暑日の中で遠いところにはるばる出かけて行ったりすると、ただでさえ外でじっとしているだけでも汗ばむのに、ましてや直射日光の中を連続何十分も歩いているともう汗が滝のように出て体力がだいぶ奪われたせいか、帰ってくるとガックリと疲れてたりしていました。
しかしその分、普段あまり参拝できない神社や仏閣のご神霊、特に数年ぶりに訪れたところだったりするとその感慨もひとしおで、その感動こそが得難い魂の喜びであったり色々とインスピレーションが浮かぶこともあったりして、非常に貴重な機会を今回も頂きました。
ここでちょっと豆知識的なことを申し上げますと、まずその神社仏閣へと行く場合には、参拝させて頂ける感謝の喜びから入っていくのが良いとされています。
そして正式参拝をして、つまり賽銭箱の前でチャリンとお賽銭を投げるのではなく、お玉串を社務所で包んで神主さんに祝詞をあげてもらう正式昇殿参拝をするとご神霊に通る誠も格段に高まります。人間社会でもそうですが、例えていうと自分のところに礼儀正しく来たか来ないかでこちらの気持ちもまた変わってくるのと同じことなのですが。
あとはその神社や仏閣のご神霊によってそれぞれの得意不得意分野があり、それを意識して、または神社の由来やご神霊のお名前や歴史なども事前に調べた上で行くと感応力も高まります。
ただしそれらのすべてはテクニックや技法、知識一辺倒のものではなく、全てはお参りする側の「誠」が通るためのものにすぎませんので、その要(かなめ)となる1点があればバランスがとれてうまく行きますが、その大切なポイントがないと逆に自分の技法やテクニックなどに偏った欲念に感応した雑霊と感応してしまいますので、結局は自分次第なのですがお参りする時こそ要注意ということもいえます。
だからこそ参拝の時は感謝から入って行くのが良いと先ほど申し上げたわけです。さらに言えば、8割は感謝と天下国家の事、2割は自分の事、というのが誠が通りやすい配分と言われています。もっと言いますと、本当は感謝のみがベストではあるのですが。
実はこのことは吉方位に行った時も同じで、方位という知識やテクニックに陥りがちだからこそ要注意なのです。
また吉方位の長所の裏返し=短所ということも出来ますので、私の最近の試みとしては、その方位の灰汁(あく)とでもいえる部分を補ったり救ってくださる神社仏閣等のパワースポットに参拝して、組み合わせてパワースポット(正しいパワーを持つ神社仏閣)とパワーエリア(吉方位)を活用させていただくということを試みているわけです。
例えばですが、方位でいえば一白水星の吉方位に行った場合は、新しいところからの始まりの一歩やそれを補ってくれる体力や精力、みずみずしさも生まれてきて腎機能や生殖機能が盛んになり、女性の場合は子供も授かったりしやすくなるという働きが出てきます。
その代わりゼロから始まりの一歩という価値のあるものが生まれる前のいわゆる「産みの苦しみや悩み」が出てきて、手放しの幸せという訳にはいきません。それを自ら選んだりあるいは否応なしにそこしか吉方位がない場合は良いのですが、いくつかの吉方位の扉がある場合には、選択を考えざるを得ない場合もあります。
また七赤金星の場合は、金運や恋愛運などの現実面に直結した身近な喜びが訪れてきやすくなりますが、反面そのまま心の中で戒めたり気持ちを引き締めたりする意識なしにただ単に吉方位だからということで行って帰ってきてしまうと、気持ちが緩みがちになったり遊興に走りすぎたり、肉体面でいえば美食が過ぎて太ってしまったりなどという吉方位の長所ゆえの反作用というものもまた出てきます。胃腸が元々弱くて病弱だったり、体を強くしたりちょっと太りたいと思っている人だったら全く問題ないのですが。
あるいは六白金星の吉方位に行った場合には、己の器を試練とともに鍛えられて天の位に導かれるという作用が出てきますので、時には思いっきり大変だったり泣きたくなるようなことも出てきます。ある程度力のある人や会社のトップや政治家などでしたらいいのですが、そこまでの覚悟がない人にとっては知った上で行かないと、あとから「吉方位とあったのになぜこうなるの?」というようなことにもなりかねないのです。
他の方位にしても同様です。ですので私は常々、方位には全て意味があるので一概に吉方位だからといって簡単に行ったり年単位で見ることなしに今月はこっち、来月はあっち、という風に短絡的に見ていくと結果的にちぐはぐになって結果の出方も弱かったりもったいないことになりますよ、ということを申し上げているわけです。ただし吉方位の場合はよく考えないで行っても凶になるということはあまりありませんから問題ないのですが。
ただし北と南の心火逆上の場合だけは凶になり得ますので、これだけは気をつけて頂きたいと思います。
話がちょっとずれてしまいましたが、逆にパワースポットと呼ばれている神社仏閣でも色々なご神徳、功徳がその場所場所ごとに分かれていますので自分が今最も求めているところに参拝させていただく意識もある程度必要です。
資金繰りを求めているのに恋愛・結婚面が強いところだったり、あるいは新規開拓を求めているのに現状を維持しさらに強く発展させるところだったりとか、もちろん日本の中で例えば十二大社と呼ばれている間違いないところであればある程度はオールマイティーな面はあるのですが、そういった各場所の特色を知った上で行った方がいいということは、これは神社仏閣や吉方位、つまりパワースポットもパワーエリアも同じことが言えるのです。
今回私はそういったことを考えた上でいくつかの場所に行ってきました。
また、パワースポットと呼ばれる場所でもさらにすごい特定のポイントというのがあったりもします。
昨今のテレビや雑誌で人が行き過ぎているところは、前はパワースポットと呼ばれていても今は正しいエネルギーが枯渇してしまったり、訪れた人の邪気邪念が溜まりすぎて、行くとかえって具合が悪くなるところなどもありますので、本当の意味での最新の情報にも気をつけた上でいかなければいけません。
ここで個別に全部書くのも難しいので、鑑定の時などにご相談頂ければ吉方位と組み合わせて活用することをお考えの場合に、お答えいたしたいと思います。