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徳が篤い方は仕事でも強く護られる

 

 ・・・またまたお久しぶりの笹木です。

 

どうしても今までの自分のこだわりを捨てないで文章を良く練りこんでからブログを更新しようと思ったりしていると、あっという間に一か月が経ってしまうものですね。 (^.^;

 

このままだと年頭に建てた誓いが守れず、このブログの更新を楽しみにして覗いてくださっている方々にもがっかりさせてしまうことを繰り返してしまいますので、文書の練りこみ具合は多少こだわりを捨てて、更新を優先していくことを再度誓いたいと思います。

 

幸いなことにお話ししたいことは日々増えてきていますから、あとは私自身の書く時間を見つけるきめ細やかさをバージョンアップして図っていきたいと思います。

 

さて、先日通常鑑定をしていたときのこと、ある一人の眼光鋭い50代くらいの男性の方が見えられて、挑むようにこちらを貫き刺すように見ながら、「仕事運に関してみてもらえますか?」といってこられたことがありました。

 

どちらかというとなんの占いの裏付けもない今まで一人の社会人として生きてきた私個人のパッと見で感じた全体的な雰囲気からは、その方は人に対して優しさを全面に出すというよりは己の努力と根性、バイタリティーでもって周りがどんな難題を言っておしつけてきた困難な状況であろうとも気にせずに、前へ前へと切り開いていく方という風に見えたのですが、手相を見てみたら驚いたことに徳の量を示す線が半端ではなく強く長くでていました。

 

私 「いろいろと線を見ていきますとそれぞれの線がいずれも強く個性を主張していますが、その中でも一番大きな特徴としては、世のため人のために積んだ善徳が人よりきわめて大きいということです。こういった方は途中でいろいろあっても必ず人生は幸運の追い風に導かれて、トータル的には幸せに導かれますよ。」

 

「若いときに特に大きく苦労をなさっていていると思いますが、30代半ばに大きな開運線が出ていますのでそれ以降は大きく開運なさってきたんじゃありませんか?」

 

ここまで私が順を追ってお話してきたら、最初は疑いの目で半信半疑で聞いていらっしゃったその方が、もうこれ以上は黙って聞いていられないという風に私の言葉を遮ってものすごい勢いでしゃべり始めました。

 

「今までお話いただいたことは、すべてうなずけるものがあります。35の時に会社を設立して、それ以降不動産業を手がけてきてビルの売買や賃貸業などを営んでおります。

 

それと徳ということについても思い当たることがあります。もうずっと前から死んだ兄や姉たちの子供、いとこたちを引き取って面倒を見ております。

 

前から不思議だったのが、他の同業の人たちが10年以上探してもなかなか見つからないくらいの良い物件があっさりと見つかってよくこんな物件が見つかったねと驚かれたり、物件を借りている人の中には金を払わなかったり問題を起こしても立ち退かなかったりする人もいるのですが、そういった人たちでもあまり大きなトラブルにならずに自然と出ていったりするのです。」

 

そこまで聞いて私は「そのように一見外からは目に見えないところで善徳、特に陰徳と呼ばれるものを積んでいると、自分の幸運の根、運気の元を太くすることにもつながって直接は関係ないと思われる本業の業績にも大きく追い風を吹かせることにもなるのです。

 

たとえ他の人にはわからないであろう、一見報われない、それでもよかれと思って家族や親族の面倒を黙々と見てこられたことは、天知る地知る、我ぞしるということで、天地の法則に基づいておりますので天地の諸天善神はご存じで、そして自分の手相にもこのように深く刻まれて出てきますから、こういった方面を裏から見ることができる人間が見れば一目瞭然で分かるものなのですよ。」という風に申し上げました。

 

その方は最初来られたときの雰囲気に、周りの不理解や孤独の中で黙々と徳を積んでこられている方に出て来やすい、ちょっと苦しみを多く抱えている方に特有の世の中に対しての軽い不信感や、苦労をし過ぎたことによる斜めに世の中を見る目つきをしておられたのですが、帰る時にはそういった険がとれて心の底からまっすぐに私を見て感謝の礼を述べて帰っていかれました。

 

その後で私も、その方の手相を見るまではまだまだその方のパッと見の人相からは尊い内面性はわからなかったので、自分の人を見る目も全然まだまだだなと苦笑しておりました。今回はこういったことを教えられた貴重な鑑定となりました。

 

次回は今まで述べてきた占いで運が良くなり幸せになるということのまとめとして、より奥にある本質的な「徳を積むということとは?」ということについて深く述べていきたいと思います。

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