他にも「伊勢神宮」「仙台」などのキーワードを白い検索窓に入れますと、その言葉を含んだ記事がピックアップされます

あるソフトメーカーの優しい役員の憂鬱。 家庭の悩み、奥様との相剋の原因は気の強い奥様にではなく、実は自分自身のコトバの力に原因があった!?

  あるソフトメーカーの役員の方とは昔からの付き合いがあり、私も気心が知れていてよく中国の言葉や「月刊 致知」に載っていた言葉について意見を交換して有意義なひと時を交わしていた仲でした。 

この方は外見からしてとても紳士的でやさしい雰囲気と温和な笑顔を持っており、別な会社からその手腕を買われて1年半ほど前に引き抜かれる形で、この会社に転職してきて腕を振るわれていたのでした。 

ただこの方には悩みがあり、奥様がとても気の強い方で、優しいこの方に対してことあるたびに家庭内での突き上げ、また語気鋭い言葉で人を傷つけるようなことを言ってくるのが大きな悩みとなっておりました。 

会うたびにそのことを聞かされていたので、ついにこの間 お二人の誕生日をお聞きして命式を作って相性を調べてみました。 

まず、この方は本命星 二黒土星 の 月命星 八白土星。奥様は本命星 六白金星 の 月命星 九紫火星。 

一見すると、頑固さを芯に秘めている優しい男性と、美人でプライドが高く気の強い奥様、と言う姿を想像させます。 

心の相性は四柱推命の日干で見るとお二人とも「庚」同士。 お互いがそれぞれの価値観で勝手に思うところに暴走しがちな傾向を持っているので、心の相性から見ればかなり協調性はよくありません。 

十二運星、通変星、ホロスコープで見ていくと表面上や社会生活上は合わせていける仲でことさら悪いと言うわけではなく、特に火星のアスペクトが一致していたのが印象的でした。火星のアスペクトは肉体面での性的相性を見るのですが、これが一致しているということは抜群に肉体的な相性がよく、おそらくそこをよりどころとして他の相性の合わないところもある程度目をつむってお互い一つ屋根の下でやっていらっしゃるのかも・・・とあらぬ想像をしてしまいました。 

これは余談ですが、元若乃花、花田 勝さんと花田美恵子さんもホロスコープで見たら他の相性はあまり良いとは言えなかったのに火星の相性だけはぴたりと合っており、つまり性的な相性が抜群に良かったのではないかと思われ、結婚当初から色々と浮気問題のうわさでギクシャク騒がれていたのだが、何とかあそこまでやってこれたのはお子さんを4人も授かるくらいに激しく愛し合える、肉体面での相性がぴたりと合っていたからではないか・・・と余計な想像を巡らせてしまった事もありました・・・。 

こういったときに夫婦の二人のトータルの関係性を見るのには最終的に宿曜経を用いているのですが、これで見てみたらまるっきり今までの想像とはちがった結果が出てきたので驚いてしまいました・・・。 

な、なるほど・・・お二人は安・壊の関係で、安はだんな様の方、壊は奥様の方だったのか・・・!? 

るっきり予想はしていなかったのですが、でもそう考えると、今まで色々な角度から見てきた星の相性と、その方から聞いてきた話の整合性が取れ、根本的な原因もすっきりと見えてきたような気がしました。 

実はお二人の関係は、この役員の方のほうがまだ心安く、どちらかというと奥様の方がより一層 負担を感じ運を壊される星回りで、恋愛では互いに強く惹かれあいますが結婚には障害がある関係。壊し壊される星回りですがご主人が奥様を温かく思いやることで衝突は避けられるというものでした。 

ということで、いつもこの方とお話をする時は奥様の方から厳しいことを言われて困っている、ということしか聞いていなかったのですがよくよく星の配置を見てみたら違った姿が見えてきました。  

そういった目でもう一度振り返ってみると、相性面は別としても星の配置的に優位に立っているのは、いずれの角度から見ても実はこの役員の方のほうでした。 

力関係で言えばこの方のほうが優位で、むしろ奥様の方に対して干渉しすぎたり相手の考え方やプライドを壊すくらいの刺激を与える側になっていました。 

普通だったら壊される側がやられてしまう関係性なのですが、この奥様は自分自身の持っているパワーが並ではないために、相当な負担を感じてもそれにいや勝る迫力ととげのある言葉で自分をまもるためにその役員の方に対して鋭い言葉を投げかけてご自分を防衛していたのでは?と言う姿が見えてきました。 

「もしかしますと奥様にたいして常日頃から何かしらの圧迫感やいらだち感を与える原因を作っている可能性はなかったでしょうか・・・?」 そうお尋ねしてみましたら、しばらくしてからポツリと 「言われてみますと確かに内容は正鵠を得ております」とのこと。 

いままでそんなことは言ってなかったのに・・・。 

社員からも「○○さんの言葉は過激に刺さるので、中途半端に言わないで下さい」とたしなめられることがままあるとか。 

実は自分の発した言葉が妻の胸中深く刺さっていることが原因だったとは・・・と内心深く己の発した言葉の強さを改めて振り返っているようでした。 

細かく見てみますと、リアリストのその方と精神論者、理想主義者の奥様とではだいぶ感覚が違っていて、そのままですとご自分では当たり前と思って話したことが実は相手にとっては極めて相容れない感覚のものとして聞こえ、追い詰められてしまってその結果奥様はご自分の身をまもるために手厳しく反撃せざるを得なくなった、という可能性があり、 

その方ほどの力とお考えを持っている方であれば、普通にしゃべっていても相手に対して与えるプレッシャーや影響力はかなりのものがあるので、常日頃普通にしゃべる時の言い方でさえも気をつける必要があるのではないかと思いました。 

「直接的にではなく、あくまで包み込むように柔らかく(実際星の配置的には圧倒的に優位なのですから)、相手の神経に触らないように、また理解できるように話す必要があるかと思います。ご自分の方から変わっていけば、自然と鏡に映る情景も変わってくると思いますよ。」 

と申し上げました。 

その方いわく、「笹木さんのアドバイスのおかげで妻に対して、暖かく、思いやりをもって接することができるような気がします。私の方が、むしろ慈母の優しさで包み込むことができれば・・・・きっといい関係が築けるはずです。 

知識として知っているだけで終わっていたことが実践していく中で、葛藤や苦悶、はたまた煩悶を通してわたしにとっての成長に欠くべからざるものになってきていると感じてきています。この学びには大感謝です。 

妻の言葉尻という刺激に反応する前に、真意を汲み取ることが少しづつ出来るようになってきた時に気付きが起きたり、探していた箴言に触れることが多くなってきました。」という事でした。 

さすがに今まで深い学びをしてこられた方だけあって、ここまで言って頂けたとすればもう私の申し上げることは何もありませんでした・・・。 

つまり今回の結論としては、このように自分自身でも分からなかったこと、問題の根本的な原因がどこにあるか分からなかった時も、占いを活用すれば明確に分かってくることがあり、今回はそれがピタリと当てはまった鑑定だったということでした。 

でもご自分に原因があったということは、できれば自分で気付いてもらえると・・・ (^。^;) 

いやいや、こんなことは言ってはいけない!私は運命の調律師。人様のお役に立てることを歓びとせねば!! 

「近くて見えぬはまつげ」「灯台下暗し」とは言いますが、やはり自分の事がいちばん見えないものだと思います。 

自分を映し出す鏡は、もしかしたら他ならぬ周りの人達なのかもしれません。 

人の振り見て我が振り直せ、とは良く言ったものです・・・。 

私はそれに加えて占いを活用し、わが身と人様を映し出す鏡を作ってそれをますます磨きこんで、さらにクリアにして真実の姿を映し出せるようになっていきたいと思いました。 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 その他趣味ブログ 占いへ    ←ポチッとよろしくお願い致します。
m(_”_)m
 

Sponsored Link