前回は食べ物のお話から、中国の陰陽五行説を 応用した健康に対する考え方について書いてきましたが、その考え方の元になったのは 季節や食べ物だけではなく、宇宙に存在するもの すべては 「木・火・土・金・水（もく・か・ど・こん・すい）」 と呼ばれる五行の気から成り、その相関関係により あらゆる現象が起こると考えられてきたところからなのでした。
それを前回の食べ物の時のように人間の五臓にあてはめて内臓の関係を見ていきますと まさに五臓六腑という言葉にもあるように、五臓とは肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓のことで、六腑とは胆・小腸・胃・大腸・膀胱・ 三焦（さんしょう）のことを指しますが、それぞれが「木・火・土・金・水」の五行で 出来ており、そのバランスがうまく保たれた 状態を｢健康｣、崩れた状態を｢病気｣と言うふうに見ると考えられてきました。
こういったことに意識を向けてバランスを考えるだけでもずいぶんと体調が良くなり、 自分自身の調子や気持ちも上向くと思うのですが、せっかくですからこの際この陰陽五行説をもっと大胆に意識的に使って、大きく自分自身を開運させてみる、という考え方は どうでしょうか？
それは、恋愛・結婚・仕事・金運・健康・家庭などの各方面に活用して、です。
古来中国から日本に伝わってきた陰陽五行説の考え方として、運が良かったり悪かったり するのは、五行の気のバランスが良かったりあるいはくずれたりしているところからおこるという考え方がありました。
善因善果、悪因悪果と言う言葉もありますが、これは今までに自分がしてきた良いこと、悪いことが目に見えない世界を通って身の周りの人々や世の中全体を通して、 また自分自身に巡り巡ってはね返ってくる、と言うことです。
つまり今自分がどのような善なる因縁と悪い因縁を持っているかを木火土金水の気の バランスで分析し、また自分の周りのどの方位にどのようなエネルギーが流れているのかも 合わせて見ながら自分の中で多すぎる気と 足りない気、また周りの時間と空間に どのような気が流れているかを分析して組み合わせ、いまの自分に一番あった エネルギーを意識的に取り込んでいき 開運を図ろう、というのが今回私の申し上げている占いのテーマです。
そうはいいましてもそれはあくまでひとつの手段にしか過ぎませんし、自分を変えるのに1番大切なのは 自助努力そのものなのですが それでも過去･現在･そして未来の傾向が分かることによって転ばぬ先の杖で、早くから準備したりあるいは避ける方向に ハンドルを切る努力を重ねていけば、今後の行く先もかなり違ってくると思うのです。
占いにはいろいろな種類がありますが、それらは全て命・卜・相（めい・ぼく・そう）の 3つのタイプに大別されますが、まずは生まれ持った「命」を命式でみて、 そのあと手相などの「相」で生まれたあとの 努力や怠け方によって誕生時の命式から 自分がどれだけ良い方面かそれとも悪い方向に向かっているか？を見て現状の把握をしてから、後天的な開運では圧倒的なパワーを持つ「命」の１種の気学（方位学）で時間と空間の タイミングを捉えて、いつどこの方位に行けば どういった効果が出て開運するかのアドバイスまでしていきます。
最初に手相で開運の線がなかった人でも開運のための心の持ち方から行動、さらには 具体的な吉方位取りまで実行していきますと、手相は現在の心の状況を表すものですから自分の気持ちが変わればそれを表す手相も変わり、それによって周りの状況も変わってくるというのが実際に起こり得るのです。
ですのでホンのちょっとしたところ、特に自分でも気づかなかったようなところを 鑑定によって分析し、悪い因縁を作ってしまった考え方を直していき、また自分では普通では行くチャンスがなかった吉方位に行くことによって、自分でも思ってもみなかった開運が出来ると申し上げることができます。
つまり最初に私が申し上げていた 「運命の調律師」というのは、ちょっとずつ音程が微妙に上がり下がりしている楽器の弦を調律していくことにより全体のバランスが整い、結果としてあなたの運命が素晴らしく美しいハーモニーを奏でるようになっていくためのお手伝いをしていきたい、という考えを冒頭のように 「運命の調律師」という表現で 申し上げた次第です。
なにかちょうど気にかかっていることが ある方はもちろん、「自分はとくに何も占ってもらうようなことはないよ」というあなたも、なかなか人はきっかけがないと自分自身を客観的に見つめることは出来ないものですから、そういった意味で今までとは違った角度からの 気付きがあるなら、と言う気持ちで一度お試しいただけたらもしかしたら素晴らしい 発見があるかもしれません。
もしよければ一度お気軽にご連絡頂き、試していただければと思います。
それではよりいっそうあなたの運命が素晴らしきハーモニーを奏でるようになり、 その結果 自分自身と周りのみんながますます一緒に感動していけるような人生を 送ってゆかれますように！
