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方位鑑定書のバリエーション ~吉方位の扉の開き方~

 
 こんにちは、笹木です。
 
近年は年を追うごとに、お渡ししている鑑定書の切り口がブラッシュアップというと言い過ぎかもしれませんが、少しずつ観る角度が増えてきています。
 
たとえば元々は、
 
◎年盤と月盤から見た吉方位。年盤の1年を通じてだけではなく、月ごとの月盤での吉凶を見れば、たとえ年の方位で悪いほうでも月盤で吉のときを狙って短期間で行けば最小限のマイナス、ないし日数によっては少しであればプラスにもなる。
 
◎年運の基本運と詳細運
吉方位の扉がいくつか分かれている場合は、どの方位が最もその年の自分の年運に合っているかも見定めてから取っていくと効果も大きく出てきやすくなります。
 
さらに吉方位鑑定についてはそれぞれ別途扱いにて、
 
① 1年の中の吉方位のうち良い月に加えて、さらにその月の中でも吉日とその日のベストの時間まで調べて開運効果を最大限に高めるための資料と
 
② 年単位の動きで、今後10年分の吉方位表、もその方のためオーダーメイドでお作りしていて、ご希望の場合は鑑定を申し込む時に言っていただくとプレミアム版として追加資料として作っています。
 
活用の仕方としてはたとえば
 
①はあまり旅行の時間が取れなくて最小限の日数で効果を最大限出したい時、ないしはしっかりいける場合でも効果をMAXにして速やかに、より大きな効果を引き寄せたい場合、
 
②はこれから数年先や将来の事に関して、自分や家族も含めていつ引越しや留学などをどの方位に設定したらよいか、または何年後に帰って来たらよいかなども考えるときに使います。
 
しかしそれらの点も含めて、結局人は楽をして幸せになる道というのはないのではないか、という考えに現在の私は達しています。
 
つまりたとえば運気が上がるといわれている吉方位を取っているように見えても、常日頃の学びや努力に応じて許されていたり、行くに当たっては意志や覚悟が試されたり、それが整わないと時間や金銭の面などで取ろうと思っても取ることが許されなかったり、
 
間違った解釈をして効果が出ないように自ら持っていったり、
 
そのときの自分の運勢の状況に合わない吉方位を選択して旅行に行ったりしてあまり効果が出ないようにしているというケースもあります。
 
たとえば社会運的に大いに進むべき時に楽をしたり即物的・現世的幸せを願ったり、あるいはその逆だったりということです。
 
時には考えがブレて、全く吉方位でないのに別な方へといってしまうということもあります。
 
こういったことから見えてくるのは、方位と運勢は別物に見えても、実は密接に結びついているのではないかということです。
 
そこに元々のもって生まれた傾向を分析する性格鑑定もあい混ざってくるので、今まで色々とお客様を鑑定させていただいた結果、最も鑑定がその方のためにお役に立って、また深くご納得いただけるやり方ではないかという現在のスタイルは、
 
① まず性格の傾向や長所短所、得意不得意の分野を調べ、
 
② それが方位的吉凶・強弱ともどう結びついているかを観て、
 
③ さらに年運の分野別のパワーの出方の強弱を観て、
 
④ それらに対して、その年に開いている吉方位のどの扉を開けていくのがもっとも良いか、
 
といういわば傾向と分析を明らかにした上で、テーマに沿った行動を取っていくことが最も大きく効果を出すやり方になるのでは?
 
と私自身日々模索しつつ、しかしある一定の手応えのある結論に至りつつあるわけです。もちろん道は無限に深いので、安心した時点ですぐに終わりになるというのは充分分かっていますのでその点だけは常に自戒していますが・・・。
 
たとえば年運的に良くなかったり弱い年は自然と凶方位に引き寄せられやすくなったり、逆にパワーが強く追い風の年は吉方位が取りやすかったりというのは実際鑑定を受けて行動した方は身をもって感じていらっしゃいます。
 
実際取っているようで、実はそれまでの日々の行動の真剣さと大いなるものに向き合う姿勢、動いてきたエネルギーの総量も含めて行けるかどうかを見られた上で、結果的には許されているからこそ吉方位に行けているのではないか、
 
というのが現時点での私の正直な気持ちです。
 
やはり「何もなくて楽に大きく開運」、という上手い話はまずおそらくこの世の中にはないのではないか、と感じているのです。
 
よく「楽をして開運をしたい」という思いから占いに興味を持ち、いろいろなものに手を染めたとしても出発点が間違っているのであれば、永遠に大いなるパワーを感じることはできないのではないかと思います。あくまで出発点、ということであれば入り口としてはいいのかもしれませんが。
 
つまりこれらの背景にあるのは元々の年運の傾向、バイオリズムの吉凶を大きく現実に顕現させるために人は無意識のうちに吉方位や凶方位という、パワーを大きく引き出す作用があるものに引き寄せられているのではないか、ということです。
 
その運勢の仕組みを読み取った上で、「意識的に」自分の移動する方位を自分の望む方にプロデュースする。
 
できれば悪い方位には行かないように避け、良い方位へ行くように持っていく。
 
そうすることで運命を自らの手でプラスへと変えていく。
 
自分の運命を自分で創っていく。
 
これこそが方位学の要諦だと、現在の私は考えています。
 
ただし本人が深く分かっていないと、いくら周りで口をすっぱくして言ったとしても聞く耳を持たなかったり、あたかも右の耳から入って左の耳から抜けていくがごとくに、結局は最初から聞かなかったのと同じ結果になるということでもあります。
 
最終的にはやはりその人の運命はその人次第ということで、もしかして一番の近道は早い段階で痛い目にあったりして、早く大自然の目に見えない法則に対して意識を向ける事、なのかもしれません。
 
私も今までの経験でそのことはある程度感じてきているので、その気がない人を軽く観るというスタンスは現在あまり取っていないのですが、しかしご本人様に本当にその気があり、しかもいまひとつ確信が持てなかったりどう動けばよいかわからないというときにご縁が合った場合は、こちらから示す一定のバーを飛び越えてきて頂いた方にはそれ以上のものをお返ししたいという思いでそれを鑑定書に込めて、ご飯にたとえれば大盛り・山盛りにした上でその方にお腹いっぱいになって満足していただきたいという思いから、現在の鑑定書のフォーマットに行きつき、こういった方針のもとでやらせて頂いているという次第です。 
2011年 二黒土星 吉方位詳細(日 時間)
 ↑ 2011年の、二黒土星の吉日まで記した吉方位一覧表です。
 
これはもともと自分のためにということで作り始めたものだったのですが、お水取りをやられている方が周りに意外と多かったので、現在は一定の方針の下にご希望の方にお渡ししているものです。ささやかですが、その思いが通じる方に対しては微力ながら精一杯お役に立たせていただきたいと願っています。
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