

これは私の産土神社である仙台愛宕神社から、仙台の街並みを望んだ時の、桜と夜桜の写真です。
今年はもう関東では桜が咲いていますが、でも毎年そうですが、お花見をする時期は寒いことが多いです。
ですので今年も外でお花見をする時には充分に温かい服装をするように気をつけて、完全防備してからビールなどを楽しく吞んできてくださいね(^^;)
ようやく冬が明けて、春になりました(^▽^)
こんにちは、笹木です。
ついこの間まで寒いと思っていたら、あっという間にもう桜が咲く季節になりましたね。
しかしまだこの3/31(月)からの1週間は寒の戻りで少し寒くなりそうですから、体調を崩さないように気をつけていってください。
私もこの3月には吉方位が開けていましたので、吉方位である「西南」へ旅行をしてきました。
久しぶりの吉方位旅行でしたが、とっても充実した時間となりました。
旅先でのひとときは、日常から離れ自分を見つめ直す貴重な機会であると同時に、温泉やその土地で摂れたもので作ったお料理からもエネルギーを吸収する格好の機会にもなりますので、旅行はやはり吉方位の時に行くに限りますね o( ^-^ )
さて、この4月節に入りますと(4/4~5/4)は「庚辰(かのえたつ)九紫火星中宮(きゅうしかせいちゅうぐう)」月(づき)を迎えます。
この「庚辰」という干支は、十干の「庚(かのえ)」と十二支の「辰(たつ)」が組み合わさったもので、非常に特徴的なエネルギーを持っています。
つまり4月は、力強い意志と奮い立つようなエネルギーが融合した時期。新しい挑戦を始めるのに最適な時なのです。
4月からは仕事も学業も、新しい年度を迎えます。この春から始まる新たな時間の流れを、ぜひ皆さまの開運にも活かしていただきたいと思います。
今回のブログでは、2025年4月の運気の流れと、それを最大限に活用するための十干十二支氣学の智恵をお伝えしていきます。
特に今回は、なぜ「九星」だけでなく「干支」も知ることが重要なのか、その理由と実践法についても詳しくお話ししていきますので、最後までお付き合いください o(^-^)o
2025年4月節の吉方位と凶方位

と、その前にいつものお役立ち情報から、お伝えして参ります。
2025年の4月節の中での吉方位と凶方位の情報、つまり行くと運気が強まって良いことが起きやすくなる吉方位と、逆にそこに行くと様々な問題が起こりやすい方位について、4月節の場合はどの方位がどうなっているか?を知ることによって、自ら災いを引き寄せることなく、出来れば吉方位に行くことで良いエネルギーを採り入れてきて、自らの開運の行動により運気を強めて、良いことを強力に引き寄せて来て頂きたいと思います。
見方や使い方としては、方位検索サイトの「あちこち方位」で、45/45、偏角の考慮ナシ、に設定して、そこに1泊~2泊行く場合に、この表に書いてある「月盤(げつばん)」の効果が発揮されます。
逆に言えば、その方位に泊まらずに日帰りで帰ってくる分においては、月盤は動かずに日盤(ひばん)の効果のみですので気にする必要はありません。
3泊以上行くと、まず先に月盤の効果が出て来てから、後からゆっくりと年盤の効果が出て来ますが、いずれにしても月盤の影響はしっかり出て来ますから、影響力を見る場合は月盤が肝腎、ということになります。
泊まらなければ吉凶いずれの方位のエネルギーもそこまで大きなものではありませんが、いったん2泊前後で泊まる場合は、こうした吉凶の方位のエネルギーが出て来ますので、やはり気にしておいた方が良いものではあります。
ぜひ皆さまも4月節に吉方位が開けている方は吉方位に。そして少なくともこの月は凶方位の方が多く開けていますので、よっぽど重要な用事でない限りは、凶方位には行かないように気をつけるために、この資料をしっかりと活用して頂きたいと思います。
日常の身近なことに関してはあまり細かく吉方位を突き詰めすぎて動きを窮屈にすると本末転倒ですから、まずはとにかく凶方位を避けて、自らの動きにより運気をドツボにおとしいれないようにしていく方に重点を置いていってください。
そうして今回この表でお伝えしていることを全部ではなくても、一部分でも、すなわちどこかに行く際には吉方位を意識するとか、少なくとも凶方位と書かれている方位にはこの月には行かないなどで、使って頂ければ充分です。
やはりこうした方位のエネルギーは、移動の距離が長くなるほど、そして滞在する日数が多くなるほど、吉凶いずれの方位のエネルギーも強まります。
こうした方位のエネルギーは昔から日本の歴史の中でも使われてきましたから、いずれにしても方位のエネルギーに関しては、これからの未来の動きにしっかりと採り入れていけるよう、慎重に考え行動していくのが大きく開運力を呼び込む秘訣となっています。
2025年4月節の、物事をスタートするのに良い吉日

そして次に、4月の中でそれぞれのタイプの方たちの運気が最も強まる開運日=ラッキーデーもお伝えします。
これは私の鑑定を受けた方か、よほどしっかりと四柱推命を深く学んで、ご自分の開運中の開運の気である「用神(ようじん)」が分かっている人でなければ実質的に使えない情報なのですが、もし使える場合にはとても効果が大きいもの、それがこの干支で観た吉日になります。
何かこの日に大事なものをネットで買ったり、大事な約束をしたり、大事な人との記念日にしたりなどすると、とても開運効果が高い日になっています。
さらに、私の鑑定を近年に受けた方は、鑑定書の4ページ目左上の忌神(いむがみ)のところの気はよくない働きをしますので、その気が強まる日はアンラッキーデーということで、注意して過ごしたり、そもそも大事な要件は入れないなどという風にして使うことも出来ます。
吉凶両方の日が分かるという意味では、ダブルで活用しがいがありますので、4月の予定を立てる際の参考情報としてお使いください。
買い物に関して言えば、これはネットで欲しい物を「ポチッ」と押して買う日に使うことも出来ます。
しかしネットでの買い物ではなく、もし自宅から見てどこかのお店に買い物に「行く」場合には「方位」が大事になってきますが、少なくとも日盤で「五黄殺」「暗剣殺」「破れ」などの三大凶方位が廻っていなければ、干支が良い場合もあるので大丈夫です。
今月号では、新しく十干十二支氣学を知ってくださった方のために、新年度のこの時期に合わせた開運法の使い方について述べていきます
それではここからは、最近新しくこの十干十二支氣学(じっかんじゅうにしきがく)のことを知ってくださった方も多くなってきたので、改めて簡単に全体的な特徴と、この占いを活かした開運法はどのように使っていくのか?といったところから説明をしていきたいと思います。
昔から知っている詳しい方でも、改めて総括的に振り返って見ていくと、基本的なところでお役に立つこともあるかもしれませんから楽しみながらご覧ください (=^_^=)
まずは昔から有名な九星気学、よく神社に行くと八方ふさがりで厄年だから八方除けの祈願をした方が良い、などと書かれている、あの占いの観点からも見ていきますね。
九星気学と十干十二支氣学の違い – なぜ干支が重要なのか?
皆さまは「九星気学」をご存知でしょうか?方位による開運法、または厄年の厄除けで八方ふさがりのご祈願をする年を見るものとして広く知られていますが、実はこれだけでは本当の意味での開運は難しいのです。
このあと他の占いである六星占術もなぜ不十分なのかも見ていきますが、ではまず、なぜ九星だけでは不十分なのか、そして十干十二支氣学がどのように違うのかを、詳しく見ていきましょう。
九星だけでは不十分な理由
九星気学では、生まれた年の九星(きゅうせい:一白水星から九紫火星まで)を本命星として、その星と相性の良い星が廻っている方位を吉方位として判断します。
確かに凶方位を避けるという点では効果的なのですが、吉方位を選ぶ際には大きな問題があります。
それは「精度の低さ」です。
例えば、同じ年に生まれた人は全員同じ本命星(ほんめいせい)となります。2024年生まれなら全員が四緑木星、2025年生まれなら全員が五黄土星…というように。
しかし、同じ年に生まれた人がみな同じ運命をたどるでしょうか?もちろんそんなことはありません。小学校で同じ学年だった人たちがみな、あれからおんなじ運命をたどってきているということはありませんよね?
さらに九星気学では、木・火・土・金・水(もっ・か・ど・こん・すい)の相生・相剋(そうしょう・そうこく)の関係だけで吉方位を判断するため、本命星が六白金星の人なら同じ金の星である七赤金星の方位や、水を生み出す水の星(一白水星:いっぱくすいせい)の方位が吉方位になるという単純な考え方です。
しかし実際には、吉方位効果が出る人もいれば、出ない人もいる。なぜなら、真の吉方位は「九星の奥に隠れている干支(十干十二支)」との相性で決まるからなのです。
十干十二支が運命を司る仕組
東洋の陰陽五行思想において、十干・十二支(じっかん・じゅうにし)は非常に重要な位置を占めています。干支は単なる暦の区分けではなく、宇宙の根源的な気のエネルギーを表しています。
十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)は「天の気」を表し、閃きや直感など、繊細で瞬間的なエネルギーを司ります。
十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)は「地の気」を表し、より具体的で持続的なエネルギーを司ります。
そして九星(きゅうせい)は、こうした干支の気が現実世界にどのように現れるかという「現象」を表しています。つまり九星はあくまで表層的な現れであり、その奥には干支という本質的なエネルギーが存在するのです。
最近では、2月4日の東洋の占いの世界での年の切り替わりである立春以降のその年の占い予測のページでも、来年は「二黒土星(じこくどせい)」中宮年(ちゅうぐうどし)だからこうなる、という予測ではなく「乙巳(きのとみ)二黒土星」中宮年だからこういう運勢になる、という風に十干・十二支・九星(じっかん・じゅうにし・きゅうせい)、つまり天・地・人(てん・ち・じん)の気の次元からのその年の予測をするページが増えてきましたね。
十干十二支氣学では、この九星の奥の干支まで見ることで、あなたの命式(四柱推命で観る生年・月・日・時の干支の組み合わせ)との相性を精密に分析し、本当の意味での吉方位を導き出します。それは単なる「九つのタイプ」ではなく、何十万通りもの組み合わせの中から、あなただけの特別な開運の道を示すことが出来るものなのです。
実例で見る干支の影響力
ある女性のケースをご紹介しましょう。彼女は九星気学では「九紫火星(きゅうしかせい)」の本命星。九星気学だけで見れば、火を生じる星である「三碧木星(さんぺきもくせい)」の方位や「四緑木星(しろくもくせい)」の方位、または土を生み出す「二黒土星(じこくどせい)」「八白土星(はっぱくどせい)」の方位が吉方位(きっぽうい)とされます。
そこで彼女は三碧木星や四緑木星が廻る方位に旅行に行き続けました。しかしそれらをやるほどに、体調不良や精神的など予期せぬトラブルが大きくなってきたのです。なぜでしょうか?
十干十二支氣学で分析すると、その答えが見えてきました。
彼女の四柱推命で観た干支の命式では「木」の気が極端に強く、むしろこれを発散する必要があったのです。そしてある年に行った方位で採った三碧木星の奥には、「辛卯(かのとう)」という強烈な木の干支が隠れていました。
つまり彼女にとっては、九星だけでは吉方位に見えても、干支まで見ると実は凶方位だったのです。
その後、彼女は十干十二支氣学による正確な鑑定を受け、自分に本当に必要な「火」と「土」の気が廻る方位に旅行に行きました。すると驚くことに、長年悩んでいた人間関係の問題が解消し、仕事や家庭面でもうまく行くようになりました。
このように本当の開運を実現するためには、九星という表層だけでなく、その奥にある干支の本質まで見ることが不可欠で、十干十二支氣学はまさにそのための占術なのです。
春からの新たなスタートを応援!干支を味方につける法
4月といえば、新年度のスタート。進学や転職、部署異動など、多くの方が新たな環境に飛び込む季節です。この「庚辰」の月の特性を理解し、干支の力を味方につければ、その新生活をより良いものにすることができます。ここでは具体的な活用法をご紹介します。
新年度・進学・転職などの新生活に役立つ開運法
新たな環境では「第一印象」が非常に重要です。特に「庚辰」月は、フレッシュで元気なエネルギーを持つ時期ですから、自分らしさを表現しながらも、周囲との調和を意識することが鍵となります。
まず、服装の色選びから見ていきましょう。「庚」は金(きん)の気を持ちますので、白・金・銀・メタリックカラーなどを身につけると、決断力や実行力が高まります。また「辰」は土の気も持ちますので、黄色や茶色もエネルギーを安定させるのに役立ちます。
しかし重要なのは、あなた自身の命式(生年・月・日・時から導き出される干支の組み合わせ)に合った色を選ぶことです。
例えば、四柱推命で観た干支の星廻りで「火」の気が強すぎる人が赤い服ばかり着ていると、感情が高ぶりやすくなったり、判断を急ぎすぎてしまうことがあります。逆に「水」の気が足りない人が黒や濃紺の服を着ると、コミュニケーション能力や柔軟性が高まるでしょう。
また、新生活のスタートを切る日も重要です。庚辰月には特に、物事の始まりの日が重要です。もし可能であれば、入学式や入社式の前日、あるいは自分で決められる初出勤日などを、このブログの冒頭の所に記載してありました「2025年4月節の、物事をスタートするのに良い吉日」に書いてあった干支の日に合わせると良いでしょう。
さらに、新しい環境で使う道具や持ち物も、運気に影響します。特に毎日使うスマホケースや手帳、ペンケースなどは、自分に不足している五行の色を選ぶとより効果的です。例えば、決断力が弱いと感じている人は自分の意志を強める色やアイテムを、創造力を高めたい人は感性を高めてくれるアイテムを選ぶと良いでしょう。
ただしこれもケースバイケースで、人によってその開運の色は千差万別で変わってきます。
人間関係の好転に役立つ干支の活用法
新環境での人間関係を円滑にするためには、まず「庚辰」月の特性を理解することが大切です。
この月は「金」と「土(人によっては水や木や金にも変化する。なぜなら十二支の中で最も推命気温によって変幻自在に変化するのが辰だから)」の気が強まりますが、これは時として頑固さや強引さをもたらすこともあります。つまり周囲の人も自己主張が強くなりがちな時期ということ。こうした時期には特に「聴く姿勢」を大切にすることで、良好な人間関係を築くことができます。
次に、十干十二支氣学では人との相性も干支で判断できることを知っておくと良いでしょう。例えば、あなたの命式に「甲」が多く、相手の命式に「庚」が多い場合、お互いの気が相剋(そうこく:抑え合う関係)するため、時として衝突が起きやすくなります。
しかし、こうした相性を知っているだけで対処法は変わってきます。相剋の関係にある人とは、あえて共通の趣味や話題を見つけたり、お互いの長所を認め合うことで、マイナスをプラスに転換できます。
また、職場などで相性の良くない上司や同僚がいる場合は、自分の対人関係運を高めるアイテムを置ければ理想的ですが、それが難しい場合は、自分のデスク周りに、自分と上司や同僚との間を緩和してくれる適切な色のアイテムを置くことも効果的です。
例えば自分には火の気が多くて、水の気の強い部下に苦手意識がある場合には、自分のデスクに「木」の気を持つ青や緑のアイテム、または観葉植物を置くことで、相手の強すぎる水気のエネルギーを緩和・吸収した上で中和することができます。
金運アップに効果的な干支の採り入れ方
金運と仕事運は密接に関係していますが、庚辰月はこの両方をアップさせるのに絶好の時期です。特に「庚」の金の気は、決断力や実行力を高め、ビジネスでの成功をもたらします。
金運アップの第一歩は、まず自分の命式における「財星(さいせい)」を知ることです。財星とは、あなたに富をもたらす干支のこと。例えば、甲や乙が日主(にっしゅ)または日干(にっかん=生まれた日の十干)の人にとっては、戊や己が財星となります。この財星の気が強い方位や日に行動すると、金運が高まりやすいのです(ごく一般的な人の場合には)。
具体的な金運アップの方法としては、財布の色を変えるのが最も手軽です。自分に合った財星を高めてくれる色の財布を選び、4月の吉日に買い替えると良いでしょう。また、財布の中には「自分の必要な五行の気」を高めてくれるものを入れておくことも大切です。
例えばそれぞれ必要な気が、木の気なら緑色のカード、火の気なら赤いカード、土の気は黄色のカード、金の気なら白いカード、水の気であれば黒や青のカード、またはそれらの気にちなんだアイテムを一つずつ入れておくと、五行のバランスが整います。
さらに、新しいビジネスや投資、身近な例なら大事な買い物をするのなら、自分の命式と相性の良い干支の日を選ぶことが重要です。例えば、新しい契約を結んだり、重要な商談を、これもまた先ほど述べました、ブログの冒頭に記載していた「2025年4月節の、物事をスタートするのに良い吉日」に行うと、成功しやすくなります。
これらの方法はあくまで一般的なものであり、本当の効果を発揮するためには、自分自身の命式を正確に分析し、個々の状況に合わせたアドバイスが必要です。十干十二支氣学による鑑定では、あなた独自のオーダーメイドの開運法を提案することができます。
真の開運とは、自分の本質を知り、それに合った行動を取ることから始まります。春の新たなスタートを切るこの時期に、ぜひ干支の力を味方につけて、理想の未来に向かって一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
あなただけの「運命の調律」を知る重要性
世の中には様々な開運法があふれています。「〇〇の日にお参りすると良い」「△△の色の財布を持つと金運アップ」「□□の方角に行くと恋愛運が上がる」など…。しかし、それらを実践しても思うような効果が得られなかった経験はありませんか?
ここでは、なぜあなただけのオーダーメイドの開運法が必要なのか、そして十干十二支氣学による鑑定でどんなことが分かるのかをお伝えします。
なぜ一般的な開運法では効果が薄いのか
一般的な開運法が効かない理由は簡単です。それらは「平均値」だからです。
例えば「ピンク色の財布は恋愛運アップ」という言葉をよく耳にしますが、それはあくまで一般論。もしあなたの命式において「火」の気が既に過剰な状態であれば、ピンクの財布を持つことでさらに「火」の気が強まり、かえってバランスを崩してしまうことになります。
また「寅の日に財布を使い始めると良い」という言葉もありますが、これも万人に当てはまるわけではありません。あなたの命式における「寅」の位置によって、その影響は大きく変わってくるのです。
つまり、一般的な開運法は「誰かにとっては」効果があるかもしれませんが、「あなたにとって」効果があるとは限りません。それどころか、場合によっては逆効果になることすらあります。
私がこれまで多くの方の鑑定をしてきて最も驚くのは、九星気学の本などに書かれている「吉方位」に行って、かえって運気が下がってしまったという例が少なくないことです。これは、九星だけでなく、その奥にある干支との相性まで見ないと、本当の意味での吉方位が分からないということでもあります。
オーダーメイドの開運法が必要な理由
私たち一人ひとりは、生まれた瞬間から独自の「命式」を持っています。この命式は、生年・月・日・時の干支の組み合わせで表され、その人の持って生まれた性格や資質、運命の傾向を表します。
そして重要なのは、この命式における「五行のバランス」です。木・火・土・金・水という五つの気のエネルギーがどのようなバランスで配分されているかによって、その人に必要な開運法は大きく変わってくるのです。
例えば、「火」の気が極端に多い人と「水」の気が極端に多い人とでは、必要な方位も、身につけるべき色も、食べると良い食べ物も、すべてが異なります。
これは楽器の調律に似ています。ピアノの各鍵盤の音階がずれていて不協和音になるとき、すべての鍵盤を同じように調整するわけではありません。高すぎる音は下げ、低すぎる音は上げる…そうして初めて美しいハーモニーが生まれます。
人の運気も同じです。過剰な気は抑え、不足している気は補う。そうしてバランスを整えることで、本来持っている才能や可能性を最大限に発揮できるようになるのです。
これこそが「運命の調律」であり、オーダーメイドの開運法が必要な理由なのです。
十干十二支氣学による鑑定で分かること
では、十干十二支氣学による鑑定では、具体的に何が分かるのでしょうか?
まず基本的な部分として、あなたの命式における「五行のバランス」が明らかになります。木・火・土・金・水のどの気が強く、どの気が弱いのか。そして、それに基づいてあなたに必要な「調律」の方法が導き出されます。
具体的には以下のようなことが分かります。

あなた本来の性格や資質
干支の組み合わせによって、あなたが本来持っている才能や可能性、価値観などが明らかになります。「なぜ自分はこういう考え方をするのだろう?」「なぜこの仕事に興味を持つのだろう?」といった疑問の答えが見えてくることも少なくありません。
あなたにとっての真の吉方位
九星だけでなく、中身の干支まで見ることで、あなたにとって本当に良い影響をもたらす方位が明らかになります。引っ越しや旅行、重要な商談の場所選びなど、様々なシーンで活用できます。
人間関係の相性と対処法
あなたと周囲の人(パートナー、家族、上司、同僚など)との相性も、詳細な干支のレベルで分析できます。相性の良し悪しだけでなく、「なぜうまくいかないのか」「どうすれば関係を改善できるのか」という具体的な対処法まで見えてきます。
時期による運気の変化
人の運気は常に変化しています。十干十二支氣学では、年や月、日によってどのような運気の流れがあるのかを分析し、「いつ」「何を」すれば良いのかという最適なタイミングを知ることができます。
あなただけのラッキーアイテム
色や形、材質、食べ物など、あなたに幸運をもたらすアイテムが具体的に分かります。「なぜこの色が好きなのか」「なぜこの食べ物を食べると元気になるのか」という理由も明らかになります。
人生の目的や使命
干支の組み合わせからは、あなたが今世で果たすべき役割や使命も浮かび上がってきます。「なぜ自分はこの人生を送っているのか」という深い問いへの答えが見つかることもあります。
これらの情報を総合的に分析することで、あなたにとって最も効果的な「運命の調律法」が明らかになるのです。
私はこれまで多くの方の鑑定をさせていただきましたが、その結果には本当に驚かされることが多くあります。「長年悩んでいた問題が解決した」「転職して年収が倍になった」「不安定だった事業がうまく行くようになった」「理想のパートナーと出会えた」「念願だった妊娠・出産ができた」など、人生が大きく好転したという声をたくさんいただいています。
これらはすべて、ご本人様が自分の「命式」を知り、それに基づいた行動をとった結果なのです。言い換えれば、自分自身の本質と向き合い、それに調和した生き方を選んだことによる成果とも言えるでしょう。
人生は一度きり。せっかくなら、自分の持って生まれた才能や可能性を最大限に発揮できる生き方をしたいものです。そのための第一歩が、自分自身の「命式」を知ること。十干十二支氣学による鑑定は、そのための確かな道標(みちしるべ)となるでしょう。
まとめ – 運命を変える第一歩
これまでの内容を通して、十干十二支氣学の基本的な考え方と、2025年4月の「庚辰月」における運気の特徴についてお伝えしてきました。
最後に、自分の運命を知ることの価値と、この春から実践したいアクションプランについてまとめていきましょう。
自分の運命を知ることの価値
「運命」という言葉を聞くと、「変えられないもの」「あらかじめ決められたレール」というネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、東洋の運命学における「運命」とは、そのようなものではありません。
運命とは「あなたが本来持っている資質や才能、そしてそれを最大限に発揮するための道筋」と捉えるべきものです。河の流れに例えるなら、河の方向や強さは自然に決まっていますが、その中でどう泳ぐか、どこに橋を架けるか、どう活用するかは私たち次第です。
自分の運命を知ることの最大の価値は、「自分に対する理解が深まる」ということです。なぜ自分はこういう考え方をするのか、なぜこの仕事に興味を持つのか、なぜあの人とは相性が良いのに、この人とはうまくいかないのか・・・。こうした疑問の多くは四柱推命で、自分の命式の干支の並びと配置を詳細に調べることで解明されます。
また、運命を知ることで「効率的な人生の選択」ができるようになります。例えば、転職を考えているとき、自分の命式に合った職業や働き方を選べば、無理なく才能を発揮でき、結果として大きな成功を収めやすくなるでしょう。
さらに、将来の運気の流れから変化の時期までも知ることで「心の準備」ができるようになります。例えば、困難な時期が来ることが分かっていれば前もって準備をしたり、心構えを持つことができます。逆に、運気の上昇期が分かっていれば、その時期に合わせて大きな挑戦をすることもできるでしょう。
私の経験上、自分の運命を知って積極的に活用している方は、人生の満足度が格段に高いと感じます。それは「自分らしく生きている」という実感があるからでしょう。自分の本質に合った選択をし、自分の強みを活かす生き方をしているからこそ、充実した人生を送ることができるのです。
庚辰月を活かすためのアクションプラン
さて、2025年4月の「庚辰月」を最大限に活かすための具体的なアクションプランをご提案します。以下の5つのステップを実践してみてください。
新しい挑戦をスタートする
「庚」の決断力と「辰」の可能性が相性良く組み合わさって爆発的にスパークするこの時期は、新しいことを始めるのに最適です。長年温めていたアイデアや計画があれば、この月に実行に移すことで成功の可能性が高まります。新しい習い事や資格取得の勉強、副業の立ち上げなど、具体的な一歩を踏み出しましょう。
環境を整える
「辰」の気は物事を奮い立たせます。この機会に自宅や職場の環境を見直し、まずは不要なものを手放してから、新しいエネルギーを採り入れたりすることで、運気の流れを良くしていきましょう。特に、自分にとっての吉方位に観葉植物や水晶などを置くと効果的です。
人間関係を強化する
4月は出会いと別れの季節です。新しい環境に飛び込む方も多いでしょう。この機会に、大切な人たちとの絆を深めたり、新しい出会いを大切にしたりすることで、人間関係の運気が高まります。特に、自分と相性の良い干支を持つ人との関係を大切にすると良いでしょう。
身につけるものを見直す
服や小物の色、デザイン、素材などは、無意識のうちに私たちの運気に影響を与えています。この機会に、自分にとっての開運カラーや素材を意識的に取り入れてみましょう。特に毎日使うスマホケースや財布、時計などは、自分の命式に合ったものを選ぶと効果的です。
自分だけの開運法を知る
ここまでお伝えした方法はあくまで一般的なものです。真の開運を実現するためには、あなた自身の命式に基づいたオーダーメイドの開運法を知ることが重要です。十干十二支氣学で命式を詳細に分析していくと、あなただけの運命の調律法が明らかになるでしょう。
あとがき
今月は、新年度のスタートということもあり、ここで開運法を腰を据えてしっかり使っていくことが大事ということで、久しぶりにかなり盛りだくさんで内容を作成しましたが、いかがでしたでしょうか?
中には少し専門的で難しいところもあったかもしれませんが、全部ではなくても、分かるところや出来るところから採り入れて、実践していって頂けたら、きっとこの4月からの新年度が今までよりもさらに格段に充実した年度になって行くはずです。
いずれにしましてもこの春は1年の中でも新しいことを始めるビッグチャンスです。仕事でもプライベートでも何でも良いですから、あなたの人生に新しい風を吹き込んでみましょう。
まずは4月節の「庚辰 九紫火星中宮月」のエネルギーを味方につけ、本来のあなたらしさを発揮できる第一歩を踏み出していってくださいね。
最後に、私から皆さまへのメッセージです。運命学はあくまでも「道標」であり、実際に行動するのはあなた自身です。どんなに素晴らしい地図を持っていても、一歩を踏み出さなければ目的地には辿り着けません。
今月号のブログが(いえ、今月号も!) あなたの人生をより豊かに、より自分らしく生きるためのヒントになれば幸いです (*^▽^*)
出来れば、ここに書いてあった「運命の調律法」を完全にしっかりと活用して頂いて、あなた自身の人生の輝きを120%にしていくお手伝いができたらとっても嬉しいです!
それでは今月の1か月間も、春のフレッシュな気を楽しみながら頑張っていきましょう~! o(^∇^)o
「運命の調律師」笹木龍一