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自分が変わるのは苦しいこと。過去が成功体験に裏打ちされていればそれはなおさら・・・

 こんにちは、笹木です。

いよいよ節分を過ぎて暦の上でも年運が変わりましたね。皆様の星廻りももう変わり始めましたので新しい動きが本格化してきていると思います。

といってもいきなり節分からゼロが100になるわけではなく、実際には前年の2~3ヶ月前から徐々に次の年の傾向は少しずつ色濃く出てきているのですが。

鑑定をさせて頂いた方にはその年がどのようになるかはお伝えしていたのですが、貴方は2011年、どのような年にしていきたいですか?

運気が強いからといって良いわけではなく、また小休止してエネルギーを補給すべき時だからと言って悪いわけでもなく、車の運転と一緒で「走る」「曲がる」「停まる」を皆様それぞれお一人ずつの違う流れに沿った形で運転していくのが良い人生の運び方ということになります。

そのためにも2011年はそれぞれの星にとってどのような年運の風を吹かせるのかを読むのが大切になってくるわけです。

ちなみに2010年はどのような年だったかと言いますと、

丑寅=艮=鬼門=変化運 ということで去年の2010年は庚寅年ということもあり、特に強く変化運が噴き出る年でもありました。

その中でも特筆すべきは今後にもつながる更なる変化のための大きな基盤として、情報の流れ方が横同士でよりスムースに、また大量に速やかに流れるという体制が構築されてきたことでした。

実際に中東諸国で独裁政権を倒した草の根運動や独立運動ではスマートフォン、ならびに今話題の映画の「ソーシャルネットワーク」で有名なフェースブックやツイッターなども活用した運動で実際に何十年も独裁政権が支配していた国が転覆し歴史が動いたわけです。

これは歴史上、今までなかったケースということです。

スマートフォンやツイッターやSNSで国の政権が変わる。これほどまでに情報の流れ、意識の流れ、時代の流れが変化してきて

それと連動しているのが最近特に著しい、スマートフォン人気です。ここで自分はまた痛い経験をしたのですが、前まではウィンドウズモバイルのスマートフォンを使っていました。

PCのオフィス系のソフト、アウトルックとかワードやエクセルとの連動性がきわめて良かったり、今まで特にアクセスとエクセルを組み合わせて使うことにより市販のアプリケーションよりも極めて自分にとって使い勝手の良い仕事のやり方を構築してきた、いわばPCで仕事の死線を一緒にくぐりぬけてきた戦友のような存在がウィンドウズでもあったのでスマートフォンでも当然のようにOSはウィンドウズモバイルにということであえて選んで使っていたのですが、

しかし最近のアイフォンやアンドロイドの勢いの高まりを感じて雑誌とかで読んで調べたり、店頭で触ってみたりした結果、便利さにショックというか愕然としてしまいました。

ウィンドウズモバイルの時は当然のように「アクティブシンク」というソフトを使って端末とPCのデータを連動させていたのですが、最近のアイフォンやアンドロイドなどのスマートフォンはクラウドコンピューティング、ネット上に情報をおいてそこからインターネットを介した通信でスケジュールや連絡先を同期させ、データを管理するという風になっています。

またウィンドウズのビジネスモデルはソフトをパッケージごとに販売してそれを個々のPCにインストールさせることで売上を上げていくやり方だったのですが、

グーグルやアップルは「まず先にただで与える」というやりかたで、iTunesやグーグルの検索機能やgmail、アプリなどの便利な機能を無料で使えるようにして先に独自のサービスを与え、それに慣れていくと切り替えが難しくなったり面倒になるころに有料コンテンツをダウンロードしたくなるようにもっていったり

または検索数の数の多さが広告収入にリンクされるようなモデルを構築してきた結果 現在はこのように誰の目から見ても伸びている陣営はどちらか、軍配はどちらに上がっているのかが分かるような形勢になってきている訳です。

実際私もスマートフォンに限って言えば両者を比較した結果、「もうウィンドウズはだめだぁ・・・」と悲しみとともに思い至り、そして現在はアンドロイドOSのスマートフォンにしているわけです。

実際使いこんでいくと、やっぱりものすごーく便利でした。。。 (T△T) 

つまり過去の成功体験にすがって変化にギリギリまで目をそむけてきた自分も、ここにきてついに大きな痛みとともに変わらざるを得なくなり、今回のブログのタイトルとともにこの記事を書くという風に至ったわけです。

そうやって見てくると結局いまはネットの世界が一番進んでいて、世の中の理想や真理を最も早く体現しているのかもしれないとも思いました。真実、真理に近いからこそ最も宇宙の根本の法則でもある「生成化育進歩発展」を体現できているとも言えるわけです。

よく昔から人類は意識の中では一つにつながっていると言われていますが、まだ政治や軍事の世界では各国が武力や経済力で国益を主張し合いまだまだ一つになるまでには至っていないのですが、こういったネットの世界ではおそらく2010年を転機として格段にグレードアップ、「変化」した形でほぼ一つにつながりつつあり、そこから今度はベクトルが変わってリアルの世界に影響を与えて動かしていったのです。

そういった大きくて深―い変化が2010年に起こったわけですが、では2011年はどのような年になるのでしょうか。

九星や干支などで星を見た上でその答えを予想して行きますと、一言でいえば『2011年で出てきた変化運がトラブルや混乱運となってより大きく出てくる年』と言えるのではないかと思います。

その辺については前回のセミナー資料の最終ページでまとめた個所がありますので引用させていただきます。

(以下引用)

2010年は変化運と波乱運が「吹き出してくる」年でした。2011年はそれが大きく拡大化・表面化してきます。日本国内だけ見れば小停滞状態なのですが、世界や諸外国などに目を向けますともっと激しく突発的なトラブルや災いが、特に東のアメリカや西の中国からやってくる運気廻りです。人類は意識の中では昔から言われているように一つにつながっていますが、現代では世界はもう経済やインターネットの情報網などで密接に、というよりもほぼ一つにと言ってもいいくらいにつながっているので、日本も一国だけの運気で見て論じているわけには行きません。節約疲れというのもそうですが、国民は行き詰まりの閉塞感から開放を求めて楽しいことや明るいことを求めるようになりますがそこに色々な大きなトラブルなど、国難とも呼べるような大災害などがやってきて相当大変になるでしょう。こういった大変な時代を乗り越えていくためには、まさに大自然の気の流れを読んで身を処していくための羅針盤ともいえる気学・方位学は心ある人たちにとっての必須の学問ともいえるでしょう。ぜひこの気学をさらにきめ細かく使いこなして、2011年を過ごしていって頂きたいと思います。~ (引用終わり)

というまとめの文章に帰結する内容を前回のセミナーでは各方面から論じていったのですが、ただしセミナーの中で言っていてここに書いていない点を補足しますと、

でも方位だけではダメなのです。

と言うことになります。

その奥にあるもの、これは1回目のセミナーの前半で特に述べていたのですが、徳や魂の練磨、情熱の活用の仕方などがあげられるのですが、それにプラスした要素があるかないかで方位の効果が出やすい人・出にくい人という違いになって現れてきます。

この点については、色々な方の鑑定ご奉仕をさせていただいていますと、皆様吉凶の方位に移動はされていますが効果が表面に出やすい人と出にくい人がいて、その違いはどこにあるかという観点からしますと、出やすい人に共通している点、または出にくい人に共通している点というのが自然と会って接するうちに学ばせて頂けるというか、

おのずから体現しているのでその方と接していると感じさせられるという無形の報酬を頂くことができるのが、まさにこのように皆様に鑑定のご奉仕をさせていただいている醍醐味かも、と最近思ったりしておりました。

ひるがえって自分自身をまた顧みてみますと、ホント気をつけなきゃいけないな~、とか常に自分でも気にしつつ戒めていかなきゃ、と思わざるを得ません・・・。

たとえて言いますと、成功体験が出来上がってくるほどバベルの塔が立っていくようなもので、柔軟に変化していくためにはという観点で常に自分を省みていくことが、方位の効果の出方にも実は直結しているわけです。

これは頭の中だけで分かっていても、よっぽど気をつけないと知らず知らずのうちに出てきてしまう我の強さ、思い込みの強さ、心の壁、思い上がりなど小我と言えるようなものが出来上がってきてしまいますので、

これを壊すためには積極的に新しい環境に自分を置いて、今までの殻があったままではやっていけないような境遇にチャレンジして自分を追い込むということも大事になってくるわけです。

変わるということは痛みも伴いますが、だからこそ最も大切なことであり、効果が大きいとも言えます。

また去年、何人もの方から「吉方位だけ教えてほしい」というご依頼を頂いたことがありましたがその時はお断りしたり、鑑定に至らなかったことがありました。

なぜかと言いますと、私はその方を直接幸せにすることはできませんが幸せになるためのお手伝いをしたいと思ってこういった活動をしている訳で、

ただ単に吉方位だけを教えてそこに行き運気を強めるのと、幸せになるということは実は似て非なるもので私の目的とは違うことでもあったからです。

「吉方位必ずしも吉ならず、凶方位必ずしも凶ならず」

この短い言葉に込められた果てしなく深い意味をかみしめていきますと、吉方位に行って出てきた作用が悪い方に働くと言うこともありえるのです。

例えば西北に行かれた方がいて、西北という方位は行くと良い面としては社会運や事業運、また自分自身のパワーが強くなったりするのですが、その代わり強硬、頑固、融通が利かなくなったり周りに高圧的になりがちになると言う長所の裏返しの副作用も出てきたりするのです。

その方は知らず知らずのうちに自然と配偶者に対しても語気や言っている内容が強くなってしまい、お相手の方に不満やうっぷんがどんどんたまってきてしまうということもありました。

この時は先ほどの「吉方位必ずしも吉ならず、凶方位必ずしも凶ならず」ということで現在のご自身に働いているパワーがどのようなプラスの側面とマイナス的な副作用ももたらしているかという詳しい方位の象意をお伝えして、

それが自覚できた時点で本当に方位の効果を把握し活用できるようになったのですが、そういったきめ細やかな奥深い象意まで捉えて活用していかないと方位だけ見ていますとプラスがマイナスになるということも実際にあり得るわけです。

さらに言えば、昨年、今年、来年という年運のバイオリズムや傾向も分かった上で進むべき時かハンドルを切る時か、停まる時かという車の運転と同じように目線を前に向けて傾向を踏まえ、それにあったように方位も活用していくようにしないと運勢がちぐはぐになったり、却ってよくないということにもなりかねないのです。

気学を単に吉方位に行く事にだけしか活用していない人もいると思います。そういった方はここに述べたのとほとんど変わらないことにもなりますので、もし活用するのであれば本当は今言ったところまで見たうえでやられていくと、また効果的にも違った結果が出てくるでしょう。

いずれにしましてもますます大変な時代になっていきそうな中どう自分は身を処していくのか、どう生きていくのかを考えたときに道しるべとなり、羅針盤となる気学をさらにきめ細かく活用していっていただきたいと言う願いを持って、私は今年も活動していくつもりです。

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