最後の最後に総まとめとして、「そしてなぜ今回の一連の不運な出来事が続いたのかということを、のどもと過ぎれば暑さ忘れるということではなく、もう一度深く考えてください。
今回の出来事は、おそらく貴方がその豊か過ぎる情熱の裏返しで、前世に誰かを深く傷つけたことが跳ね返ってきたのだと思います。」と申し上げました。
(注)なぜここで私がそのようなことを言ったかといいますと、最初に会ったときに彼女の人相や雰囲気を見てみましたら、彼女の日干は「丙」といって明るく輝く太陽タイプのエネルギッシュなおおらかなタイプで(それは反面細かいところにはあまりこだわらない面も備えているのですが)、
その明るく輝くようなエネルギーを発散する中にも、険というかとても強い気の強さというか、少し危険な、思い込んだら自分でも制御できない抜き身の刃のような鋭いものを若干感じたからなのでした。
「前世で自分が積んだ良くないことの因子は、シェークスピアも言っているように、ほかならぬ自分自身の性格のうちにありますので、誰かを傷つけたり激しすぎる情熱の裏返しの鋭い刃で人をうらんだり傷つけたり、するようなことをこれからはもう絶対にしてはいけません。
もしそういうことをしてしまったとすれば、今世でせっかく晴らした業がまた来世にもやってきますから、今回の件はよくよく注意して反省し、現在の自分の心に深くインプットして今後の人生のプロデュースしてください」とお伝えしました。