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②運命の調律法~四柱推命の視点から~

四柱推命とは、東洋の占いの王様と言われている「木・火・土・金・水の五行バランス占い」

ここでは、「十干十二支」「氣学」のうち、「十干十二支」を観ることのできる占術について、エッセンスのみ、かいつまんでシンプルに、みていきます。

このホームページには他のところにも、トップページのメニューバーにある「四柱推命」のタブ内でも説明していますが、それよりも改めて、大事なことのみを分かりやすく抽出しています。

まずこれは東洋の占術の一つで、「占いの王様」とも言われているくらい、人生で起こり得ることほぼ全てを観ることが出来て、しかもよく当たる占術として知られています。

私なりにこの、ものすごくよく当たる占術を、非常に大胆に一言で言い表してみますと、「木・火・土・金・水の五行バランス占い」と言うことが出来ると思っています。

それを以下に述べていきますが、まずはどんなことが分かるのかという概略を、簡単に述べていきます。

四柱推命で分かること

まず四柱(生まれた年・月・日・時間)の干支(天干・地支)の、計八字を見て分析していくのですが、本当に精密に見ると、驚くほど様々なことが観えてきます。

ではどういったことが分かるのかを見ていきますと、

性格 : 自分は強い(または強情な)タイプか、弱い(または流されやすい)タイプか。どのような特徴を持っているのでどう考え方や行動で努力をしていくと、最も良い生き方が出来るのか?

運勢 : 運気の追い風や、向かい風の期間はどうなっているか?

その変化の時期 : 特にそれがいつ起きるのか?

相性 : 自分はどんな人と合うか? 合わないか。また、合わない人とうまくやるには自分がどう接すれば良いか?また、どんな人を間に挟めば良いか、など。

吉方位 : 自分にとっての良い干支を導き出したら、定位や廻座した星で、年盤・月盤のサイクルと、十干・十二支・九星の各次元の気も合わせて、これが最も集中した時期と方位で採っていくと開運します。

ラッキーカラーやラッキーフード : 自分にとっての喜神(きしん=命式にとって良い働きをする気)が表す五行を色(例:木・火・土・金・水=青・赤・黄・白・黒)や食べ物に置き換えて、選んで採っていきます。

などのことが見えてきますので、人生を真剣に、そして迷いなく生きていきたい人は、なるべく早めに知っておいた方が良い情報であることは間違いありません。

人が幸せに生きるためには、五行エネルギーバランスがカギ。これを整えると、性格、才能、運勢、相性など、身の周りのことが良い方に変わってくる

世の中は、大自然も人間も、すべては陰陽五行の気で成り立っていますので、これを分析したうえで、干支の五行エネルギーバランスを整えていくと、人生上でも全般的にいろいろなことが驚くほど整ってきます。

なぜなら我々の人生はかなり精密な部分まで、生まれた時点でセッティングされた運勢に影響されていますが、それだけではなく自分自身を知り、最善の活かし方を、考え方や行動で採ることが生きる意義とも言え、そうすれば運命は良い方に変わっていきますし、方位採りでも大吉方位を採るか、大凶方位を採るかで、その後の人生もまた全然違ったものになってくるからです。

以下に簡単に、最も大事な、木・火・土・金・水の五行エネルギーバランスの出し方について触れていきます。

五行エネルギーバランスの見方

正しく鑑定するためには、「四柱全体」を観た上で、木・火・土・金・水の五行の気のバランスを見ていく事がシンプルにして最大の鑑定法です。

こういった表も今まではありましたが、決してある一部分のみを代名詞として取り出して、それだけで決めつけてしまってはいけません。このことについては後述します。

ここでは、「十干十二支氣学」流の鑑定法について述べていきます。

自分の生まれた日の天干を日干(にっかん)、または特別な存在なので、日主(にっしゅ)と言いますが、その五行を基点として、あとで述べる各十干、各十二支を数値化し、一部特殊法則に当てはまる場合はそれも掛けた上で、木・火・土・金・水の5つのグループごとに合計値を出して観ていきます。

ちなみに通変とは簡単に言えば、五角形のうちの、その位置、箇所の意味合いです。

五行エネルギーバランス図で、性格や相性、向いている仕事(業種)、働き方(職種)なども見えてくる

まず上記のことを、具体的に五行エネルギーバランス図で説明しますと・・・

五行の気は、木・火・土・金・水の順に時計回りに、右回りに廻っていきます。決して逆には廻りません。

性格 : 自分が強いタイプか弱いタイプか、(身旺か身弱か?)は、比劫と印星の下に線を引いて、五行エネルギーバランスを数値化して出した後、線より上の合計値が多いか、それとも線より下の合計値が多いか、で判断します。(これは基本の場合。一部のタイプのみ例外あり)

ほかにも左側と右側に分けて、左側は他力開運型、右側は自力開運型と見て、受け身か攻めの要素が強いタイプか。受動性か能動性か、手堅く着実な仕事が得意か、それとも新規開拓が得意なタイプか。ということを観ます。

たとえばもともと得意な職種と、苦手だけれどもこれをやって延ばした方が最も開運するという箇所も分かり、左側が多いので、真面目で間違いやミスの無い仕事の仕方や、事務系やシステム系が得意か。

それとも右側が多くて、道なき道を切り拓いていくクリエイティブ系か、営業・接客系が得意なのか?

しかし足りない個所が運命の調律ポイントだった場合、苦手だけれども仕事や趣味を通してそこを磨いていくと大きく人生が開運する、ということも観えてきます。

他には、上3つと、下2つで分けることで、自分軸目線か、他人軸目線かも分かるということです。

上の3つ、自分軸の方のみにエネルギーが集中していれば、才能やエネルギーはありますが、それを他人のために活かさないので開運出来ず、努力が報われる確率が低くなって不平不満を覚えやすくなり(なんでみんな俺の頑張りが分からないんだ・・・など)、

下の2つの他人軸の方ばかり多くて上が少なければ、自分の実力以上に周りからやることが大きくのしかかってきて、非常につらい状況に陥りやすくなる、ということです。

そしてこれらは、素質を見る四柱八字だけで判断するのではなく、人は常に時間軸の中で生きていますので、下記の運勢も加味した上で、「その時点の」五行エネルギーバランスを見て、その都度、運命の調律法を判断します。

運勢 : 大運(たいうん=10年ごとの大きな運勢の切り替わり)は、本当に現実面と連動して、環境の変化が起きてきます。私は大運の流れを「人生の設計図」と呼んでいるのですが、本当に不思議なくらい当たりますので、こういった面からも「我々は目に見えない運勢の流れに生かされている」、ということが深く分かります。

大きな変化の時期 : 大運の切り替わりもそうですが、その中でも特に大きな変化は、命式中で三合や方合が成立した時に、特に象徴的に大きく変化が出てくると観ます。

相性 : 相性にも表面の性格と、長く一緒にいてこそ分かる魂全体の相性を観る2つの視点があります。

表面の心に関しては日柱、特に日主(日干)で観ますが、表面の奥には魂全体があり、それは四柱全体の五行エネルギーバランスを見て、自分の多く持つ気と相手の多く持つ気が、相生の関係か、相剋の関係か、で判断します。

<相生・相剋の関係>
相性を見るときにも、多く持っている気が隣り合っていれば親和性が強いと観ますし、逆に一つ離れている気同士は剋しあう、傷つけ合うので、反発し合う要素が強いと観ます。

つまり表面の性格同士は日柱で観ますが、いくらそこが合っても魂全体の相性が悪いと、稀に見るケースではありますが「一緒に仲良く落ちていく」ということにもなりかねません。

それではよくありませんから、どちらかと言えば四柱全体、魂全体での五行バランスが合うかどうかの方が大事だと、私はこれまでの鑑定の事例に基づいた上で、思っています。もちろん両方良いのが一番ですが。

しかし魂全体の相性の方が良ければ、仮に表面上の相性が悪かったとしても、最終的には一緒にいるとイライラするけれども、でもやっぱりいてくれることで自分も活かされている、という風にも思えます。実際50年間一緒に連れ添って、金婚式を迎えたご夫婦もいらっしゃいます。

吉方位 : そしてここが一番大事なところで、自分の五行エネルギーバランスの多い・少ないの傾向が分かったら、どこを補うと全体が活性化するか?という部分を運命の調律法で判断して、その気を十干・十二支・九星で採っていきます。

ラッキーカラーやラッキーフード: この自分にとっての良い気(喜神=きしん)に当たる五行(木・火・土・金・水)に該当するものを多く採っていきながら、逆にいま多すぎて運勢のバランスを崩している忌神(いむがみ)に該当する五行に関するものは減らしていきます。

大多数の方は、もともと多くて、でもこれ以上増やすとよくない忌神に関するものを好んで採りますが、ごくまれに、魂の生き方自体が貴い方は、少ないけれども自分を開運に導く五行の気に関するものを好んで採っているものです。そういった身の周りのもので開運するものを好むか、それとも運勢を傾けてしまうものを好むか、という選び方でも、その人の生きる姿勢とその後の人生の方向性が垣間見られます。

ここまでのところをまとめますと、自分、漏らす(表現)、剋す(形にする)、剋される(維持する)、生み出す(守られる)という5つの気に、持って生まれた星を数値化して合計し、日主を頂点とした五角形に配置していく事で、身旺(強いタイプ、強引、意固地になりやすい)か身弱(弱いタイプ、流されやすい、大事な部分で芯を貫き通しにくい)か、も分かります。

その場合の開運法もそれぞれで違い、身旺タイプは、そのパワーを外側に案分していった方が良く、身弱タイプはその外側に向きやすい意識を活用・制御するために内側を充実させていくことが開運につながる、という風にどちらも一長一短があります。

開運法が分かってさえしまえれば、最上の人生を生きていけますので、単純な決めつけで、例えば身旺タイプが良いとか、身弱タイプが悪いとか、そういう訳ではありませんから大丈夫です。

自分を知りさえして、自分の活かし方が分かれば、すべては吉になるのです。それを深い部分から判断するのがこうした目に見えない運命学というものであり、そこにこそ占術の最大の意義があると私は思っています。

運命の調律法=魂と運命のバランスを整えること。干支の五行エネルギーバランスが整っているか崩れているか、それが運命の分かれ目

その人の持つ五行エネルギーバランスは、奥深い、天と地の気である干支で見ます。

九星はあくまでも、中身あっての表面ですので、けっして九星の本命星だけで、運勢や相性を判断してはいけません。

九星とは、干支がどんな形で出てくるかを見るだけのものです。同じ干支でも九星で一白と同会していればじっくりと隠れた形で出てきたり、九紫と同会していれば明るく華やかに出てくる、といった形で見ます。

例えば一白水星の年生まれの人でも、子年生まれの一白水星か、午年生まれの一白水星でも性格は違いますし、

また別な視点から見れば、同じ子年生まれの人でも、九星で一白水星の人もいれば四緑木星の人もいたり、七赤金星の人もいます。

同じ子年生まれの一白水星ということでしたら、吉方位採りも同じ方向性で良いのですが、子年生まれの一白水星の人と、午年生まれの一白水星の人が果たして同じ吉方位を採っても良いものでしょうか?同じように吉方位効果が出てくるものでしょうか?

それは荒すぎるのではないですか?ということが、簡単に言えばこの「十干十二支氣学」としてのスタンスです。

ですので吉方位採りをするにあたって、奥の干支を観ないで現象面のみの九星だけ観ても、表層のみなので狙った効果は得られません。

四柱推命で、自分のタイプを見るための、五行エネルギーバランスの計算の仕方【天干地支 五行換算数値表】と、【 月支提綱による誤占の図】

ここまで、干支の星を分析していくとどのようなことが分かるかを見てきましたが、

ここからは、自分の持つ十干と十二支の星が分かったら、今度は具体的にそれを、木・火・土・金・水の五行エネルギーバランスはどこがどれくらい強くて、どこはどれくらい弱いのかを簡易に、疑似的に判別するための「十干十二支氣学」流の数値化の仕方について見ていきます。

さらに、人は素質だけで生きているのではないので、素質(原命式の四柱八字)に加えて、その時点で廻り来ている運勢(大運と歳運)が、いわば「期間限定の5本目の柱」のように原命式に加わって、その時の状態を創り出していると観ますので、大運の影響も月支と同じくらいに見て、これも加味して五行エネルギーバランスを出していきます。

持って生まれた十干・十二支を心象風景になぞらえて分析すると、持って生まれた性格(長所や短所なども含めた個性)と、それが呼び込んでいるとしか見えない運命との強い連動性も観えてきます。私は、運命は性格が作り出していると思っていますが、それが月支と大運の関係とも言えると考えています。

それらの素質に加えた運勢も含めて、各「十干・十二支」の意味を知った後で数値に置き換え、五行エネルギー=木・火・土・金・水の気の数値を合計したうえで、これを一幅の絵画を見るような形でイメージ上で心象風景に置き換えて判断します。

しかし、これも完全ではありません。

もともとアナログな存在である大自然や人間を、完ぺきに数値化することはできないと、まず謙虚に割り切った上で使っていき、数値化はしますが、最後はアナログのイメージの中で大自然の心象風景に戻して、この風景はどのようになると最もバランスが整うのか?という感覚も同時に養いながら鑑定をしていく事が、最終的に最も上達していくためのカギです。そうしていくほどに、経験が自分の魂の財産となっていくからです。

そういった観点も決して忘れず、謙虚にある程度の尺度として用いていく気持ちで、以下に干支の数値化について、本でも触れていたので、ここでは簡単に見ていきます。

甲(きのえ) 陽の木。大樹
乙(きのと) 陰の木。ツタや草花
丙(ひのえ) 陽の火。太陽
丁(ひのと) 陰の火。灯火・炎
戊(つちのえ)陽の土。山
己(つちのと)陰の土。田畑の大地
庚(かのえ) 陽の金。鉄の塊
辛(かのと) 陰の金。宝石
壬(みずのえ)陽の水。大河や海
癸(みずのと)陰の水。雨露・泉 

子(ね)-水の属性で、真冬の冷たい氷水
丑(うし)-土と水と金の属性を持ち、真冬の冷たい氷(こおり)砂利(じゃり)
寅(とら)-木と火の属性を持ち、発火しやすい若木
卯(う)-木の属性で、春の草原の若草
辰(たつ)-土と水と木の属性を持ち、湿った植物が生える土
巳(み)-火と土と金の属性を持ち、初夏の鉱物を含んだ火
午(うま)-火と土の属性で、真夏の烈火(れっか)と焦土(しょうど)
未(ひつじ)-土と火と木の属性を持ち、乾ききった砂地
申(さる)-金と水の属性を持ち、水滴のついた金
酉(とり)-金の属性で、秋の固い合金(ごうきん)
戌(いぬ)-土と火と金の属性を持ち、乾いた鉱物を含む赤土(あかつち)
亥(い)-水と木の属性を持ち、植物が生息する湖水(こすい) 

そのような観点から、以下に【五行エネルギーバランスの計算の仕方】について見ていきます。

1 【自分の持って生まれたタイプを分析】自分の生年月日の四柱八字、つまり生まれた年、月、日、時間の各天干・地支、計8つの干支を、上の表に基づいて数値化。

2 【いま廻り来ている運勢の影響を加味】そこに今来ている運勢の大運(たいうん=10年ごとの運勢)と、歳運(さいうん=1年ごとの運勢)も付け加えて、「現時点での」合計の五行エネルギーバランスを出す。

3 そこに地支同士の特殊法則が成立してエネルギーが強まっている場合は、倍率を掛けた値を出す。

4 それを「身旺3種、身弱8種の運命の調律法」に当てはめ、今どの五行のどの天干・地支が必要かを導き出していく。これは講座の鑑定師育成編(中級編)、2020年2月2日に行う時読みセミナー、そして書籍「十干十二支気学」のP160以降に載せていて、この「運命の調律法」に関するところが、書籍「十干十二支氣学」の最も重要な部分となっていました。

5 その干支が、「廻座した九星」と「定位」との相性が良い吉方位に行き、欲しいエネルギーを充電してくる。

というのが十干十二支氣学による吉方位採りの骨子です。

もともと五行エネルギーバランスの正確な把握と、そこから必要な運命の調律ポイントを導き出すことは、本来とても難しいのですが、それを分かりやすくするための暫定的な数値化、及びイラスト化でもあります。

そういった形で、干支による五行エネルギーバランスを見ていく事により全体的な傾向が分かり、まずその全体的な五行エネルギーバランスの観点に立ったうえで、そこから個別の「干」対「干」、「支」対「支」の関係を見ていく事で、運勢上の細かな事象・象意を読み解くことが可能になります。

全体を観ずして最初から、個別の1つ1つの星のみを見ていっても、ずれた鑑定しかできません。

これまでの古い考え方では、「全体を五行エネルギーバランスとして観る」という視点が無かったので、当たる時もあれば当たらなかったときもあった、と私は思っています。

例えばその一つとして、十二運星、という昔は有名でしたが、今はあまり見ないこの見方も当たりません。

建禄(けんろく)、帝旺(ていおう)、病(びょう)、死(し)、絶(ぜつ)、といった、動物占いのもとにもなった見方ですが、一部分を取り出してみていますので、当たる時もあれば当たらない時もあります。

十二運星の出し方だけでも過去の各流派で5種類ほどありました。なぜ5種類もあったかというと、それぞれどれも完璧でなかったので各流派で「これならどうだ?」という風に別な見方を出して来たのですが、それでも結局、最終的に決定的な見方が無かったので今では廃れていき、むかしの古い流派だけがいまは扱っているという状況です。

他にも過去の古くから、一見 表面上はシンプルであるがゆえに、その奥は果てしなく複雑ということもあり、何とか簡単に鑑定しようとその一部分のみを取り出して、分かりやすく解釈しようとした名残が、納音(なっちん)、空亡(くうぼう)、天中殺(てんちゅうさつ)、大殺界(だいさっかい)といったものです。

が、これもすべて一部分を取り出して代名詞に当てはめて解釈しようとするから情報が粗くなってしまい、精密な情報を捨ててしまっているので、結果的には当たっている時もあれば当たっていないこともある、という風になってきたのです。

有名な「大殺界」自体もそうです。ネット上では、当たる、という意見もあれば当たらない。むしろ良いことがあった、大殺界では良いことばかりだった、などという意見もあります。

これはなぜなのか?と言いますと、つまりこれも大殺界自体の出し方が、生まれた日の天干と地支の組み合わせの60パターンのみで出されているからで、粗すぎるからなのです。

しかも年・月・日・時間の4つの星の情報で見ず、生まれた日のみで出しているから、当然すべて当たるはずはないのです。

確率としては、大体いま言われている大殺界の出し方で見た中で、本当に大殺界らしい運気の人は20%くらいだと私は観ています。それ以外の人はそこまで悪くない普通の時期なのが約60%、そして稀にものすごく良いことが起こったという人も20%くらいという確率ではないかと観ています。

このホームページでは、過去に大殺界について述べたブログもあり、それが「大殺界理論は間違っている!」というタイトルのものなのですが、なぜ人気があるかというと、大殺界理論に対して疑問を持っている人が多いからではないかと思っています。

過去は現代のようにインターネットも発達していなかったので、情報の広がりがなかった分、簡易に見るために一部分のみを分かりやすく名前を付けて取り出してきたがゆえに、時に迷信のような見方もあったということですが、現代に生きている我々は、この情報化社会の恩恵はなるべく受け取ったほうが良いです。

高速道路が出来ているときに、高速に乗らず普通道路で走るか、それとも車そのものに乗らずに歩いていくか、などではあとになるほどに、便利なものを活用している人との差が出てくるでしょう。

つまり現代風の占術の見方では、簡易な代名詞には当てはめず「全体を」観ていくスタイルにどんどんなってきています。

十二運星についてもそうです。30年前ならいざ知らず、十二運星の建禄(けんろく)、帝旺(ていおう)、病(びょう)、死(し)、絶(ぜつ)といった言葉を使ってもしいま鑑定している占い師がいたら、可哀想なことにその人はだいぶ前の古い考え方しかしらない、ということも言えるでしょう。

他にも月の地支=月支提綱(げっしていこう)のみを「中心星」として取り出して、それだけで判断するものでもなければ、納音(なっちん)、十二運星などの何らかの代名詞的に情報を簡略化させてしまって、簡単に一部分のみを見て決めつけてみるものでもないのです。

ここまでは、自分にとって良い干支を探し出す、あるいはよくない干支を見つけ出す方法について述べてきました。

では良い干支が分かったら、それを機械的に方位採りに当てはめれば良いか?と言ったらそういうことでもありません。

干支を吉方位採りに当てはめるにも、それなりの法則性がありますので一部をご紹介します。

干支が方位に廻座した時の特徴や注意点

2016年の年盤では、子が南に巡った時は「地支の南北の水火激冲」なので、この時に命式中に木気が少ない、あるいはほぼない方は、検証しましたが、皆さま等しく肉体面に南を凶方位で採った時の不具合=目や心臓、頭、または精神面でのうつ病など、不具合が出てこられていました。

そういった意味で十二支の定位対冲こそ気を付けるべきもので、九星で一白が南に、あるいは九紫が北に廻っただけでは、中身の地支が自分にとって悪くなければ、そこまで悪い現象としては出てきません。

吉作用も凶作用も、特に方位採りという大地のエネルギーが密接に絡んでいるものは、干支、特に十二支を観なければならないのです。

あとは六白金星が西南に巡った、2018年も同様でした。これはそこまで大凶方位ではありませんが、今の足元の基盤がグラグラと崩れていきやすくなる、という意味では小凶~中凶の凶方位として観ます。

こういったことや、さらに詳しくは、十干十二支氣学講座 「九星気学編(基礎編)」「十干十二支編(初級編)」の方で扱っていました。

まとめ

ここまでは、「干支=十干十二支」で鑑定をする際に一番重要だけれども、ことさらそこに触れる機会が少ない「五行エネルギーバランス」で全体をまずは観ることがいかに重要か、すべての個別の情報を見るのはそこから、という風に考えるのが大事ということについて述べてきました。

まず全体を観た上で、個別の干支(十干・十二支)で運勢や方位も含めて色々な物事を見ていくと、見れば見るほど様々なことが分かってきます。

そこから必要なのは、シンプルにして簡明な結論なのですが「十干と十二支の意味」です。

そこに九星の象意を付け加えてみていくと、さらに細やかに目の前の事象が見えてきますが、九星だけでは判断材料が少ないので、時として全く違った方向性の見方になってしまうこともあります。

しかし年・月・日、の九星である、本命星・月命星・日命星。あとはその奥にある年命傾斜宮・月命傾斜宮まで見ていけばその誤差はほとんどなくなってきますので、そこまで見れば私は、九星気学も四柱推命に匹敵する精度を持っていると考えています。

まず干支の種類とエネルギー値を覚えて、五行エネルギーバランスを正しく分析し、一つ一つの星の関係性を見ていくことが出来れば、干支の次元の気による鑑定の準備は整います。

これ以外の、空亡や天中殺、大殺界のような簡単な代名詞に当てはめてしまう古い迷信のような知識を最初から覚えてしまうと変な癖がついて、逆に正しい鑑定が出来なくなると言っても過言ではありません。何事も最初が肝心、というのは、その道が奥深ければ深いほど、言えることです。

開運法も、運命の調律法に則って行うことで、最も良い結果を引き出すことが出来ます。その意味で、書籍のP160以降に書いてあった、あの身旺3種と身弱8種のイラストには深いエッセンスが込められていて、これを当てはめることによって人生上での開運法がゆるぎなく観えてきます。

そしてここまで述べてきたことは、私の師である浅野太志先生が説いていらっしゃる理論に基づいていて、浅野先生はそれを本当に奥深い部分まで広く扱っていらっしゃいます。

<浅野先生ホームページ サロン・ド・シルフィーユ> 

私のスタイルとの違いは何かというと、この十干十二支氣学は「干支を方位採りに活かす」ためにある程度分かりやすく数値化して分析するスタイルを採り、これをどうすれば吉方位採りに応用できるか、という方に重きを置いています。

もちろん先天的な運勢も観られますが、これを後天的な開運法の方まで広げることで、先天運と後天運にオールマイティーに、使えるような形にしています。

しかし、この四柱推命で観る先天運そのものを広く深く学びたい方は、浅野太志先生の講座を受けることを是非お勧め致します。

私の偽らざる実感としてですが、浅野太志先生は現代風命理学の第一人者で、若手では並ぶべきもののない天才肌の鑑定家です。

鑑定に加えて、講座でもしっかりとした事実の検証に基づいた、実際の鑑定にも正確に使える最新型の理論を教えていらっしゃいます。

これを吉方位採りに活用するには独自のノウハウがありますので、その場合は私の講座を受けると良く、そこに加えて浅野先生からも学んで両方の角度からの内容を知って頂ければ、さらに立体的にこの干支の気による吉方位採りの全体像が観えてくるでしょう。

もちろん干支は大事ですが、九星や方位にどう当てはめるかということはまた別なノウハウがありますのでこれを知らないと、干支による吉方位採りはできません。

「十干十二支」「氣学」とは、
「十干・十二支」 → 四柱推命、
「氣学」 → 八卦(易経)+五黄(九星気学)
だからです。

ここで観えてきた、自分にとって本当に必要な干支が、どのように方位に廻座していれば吉方位として採ることが出来るのか?については「運命の調律法~九星気学編~」で説明していきます。

①運命の調律法~十干十二支氣学の視点から~ 

③運命の調律法~九星気学の視点から~